作曲家の手紙や手記(その2) | 光の世界からのギフト

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私たちは光の世界からやってきて
この世を旅して
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               (先月久しぶりに東京の泉蔵院を尋ねました。)

 

秋のアメリカ聖地ツアーの費用が決まりました。なんと飛行機代は往復で20万円を下まわります。島から東京へ行く飛行機代は往復で4万円なのにビックリです。これも旅なれた主催者のハルカさんが頑張って、安い飛行機便のチケットを取ってくれたからです。アメリカでのツアーの代金を含めても10日間で80数万円なのです。

先月に民間のツアーでギリシャ旅行をした兄は「そんなに安いの?俺は1週間で100万円だったよ。」と驚いています。

それはハルカさんが奉仕でやってくれているからだと思います。少人数だそうですが、年齢的に先延ばしができない私には嬉しいツアーとなりそうです。

 

さて今度はロシアの作曲家のチャイコフスキーの話です。

彼は子供の時からいつも頭のなかでメロディーがぐるぐる回っていたそうです。

その時代は作曲で生活はできない時代でした。モスクワ音楽院で教えながら、作曲を続けていた彼は不幸な結婚で自殺未遂をします。でも、そんな彼の音楽を愛した大富豪の未亡人が彼とは決して会わないという約束のもとで、生活資金を出してくれるのです。

            (島は雨が多いですが、デイゴをはじめ花盛りです。)

 

でも、手紙のやり取りだけは許されるのです。その手紙からいくつかを載せてみます。

☆いつも失敗や失望にさまたげられている音楽家にとって、あなたのように音楽を心から愛してくださる方がいることは、私のなによりのなぐさめです。あなたは私の音楽を理解してくださる、世の中のほんのひとにぎりの人に属するでしょう。

☆私の場合はインスピレーションの不足を嘆くことは全くありません。幸せなことに、いつも音楽のほうから私を訪ねてきてくれるのです。私はただそれを書きとればいいのです。

☆私にとって大切なのは、音楽が、なにかはっきりとして表現の目的を持っていることです。

意味のない音の遊びにはまったく興味がありません。

特に交響曲は、私の心の動きそのものなのです。交響曲は、いわば私の【魂の告白】といってもよいでしょう。

 

          (私の好きな泉蔵院の七福神)