(庭の木の枝の上のつがいの鳩)
島も気温の変化が激しくて、20度以上の気温と12度ぐらいの気温の日々が続いています。人は体調管理で大変ですが、動植物たちも同じようです。春が来たと勘違いして鳴きだしたヒキガエルも、気温が下がり、静かになりました。
島に来て自然のなかで過ごすと気候の変化に敏感になります。朝、目が覚めると、カーテンを開けてその日の天気を確認します。
夜に強い雨風が吹くと完熟の甘夏ミカンがぽこぽこと落ちています。多い日は15個ぐらい落ちています。拾い集めて、兄弟・子供達などに送る作業も忙しくなります。傷ついた甘夏みかんは自分で食後のフルーツとして食べています。
アンチエージングと美肌効果ありとの効能がきの甘夏みかんをせっせと食べていますが、効果のほどは感じられません。
雨風が強くない日は、庭先の木の枝に鳩が餌をもらうために待機しています。おはよう!と声をかけて、餌皿に餌を置くのが朝の仕事の始まりです。散歩もその日の天気次第です。悪天候に逆らうつもりはありません。
私はアイイスでスピリチュアリズムを学びはじめたばかりの頃、講師に薦められて、アイリーン・キャディの「心の扉を開く」とその仲間のドロシー・マクリーンの「大地の天使たち」と言う本を買い求めました。島に移住して、大自然に囲まれる生活がはじまり、大自然と会話をするドロシー・マクリーンの本を読み返しています。
(椿・モンステラ・ゴールデンカップ)
彼女はスピリチュアリストとしての学びをはじめてから10年目に、光の世界から、瞑想中に内なる静かな声で、次のようなメッセージを貰うのです。「自然の精霊と協力してほしい。」との申し出です。
彼女は北スコットランドに仲間と一緒に住んでいて、その場所に野菜畑を作ろうとしていました。そのタイミングを待って、光の世界からドロシー・マクリーンに依頼がきたのでしょう。その場所はその後フィンドホーン共同体へと大きく育っていくのですが、その頃はまだ毎日の生活の中でしなければいけない多くの問題を抱えていたのです。
彼女はメッセージの意味は理解できていなかったのですが、えんどう豆の精霊に話しかけてみました。そして、それが大成功だったのです。彼女はそれ以来、毎日様々な植物の精霊との交信を続けて、畑の作り方、水やり、肥料のこと、植え付けや剪定について、あらゆる問題を質問して、その答えをもらうのです。彼女はそのうち答えがどこからやって来るのかを理解します。
ドロシーが交信しているのは、それぞれの植物や自然の中の魂の知的本質だったのです。
私達の中にも同じものが宿っていて、それを霊魂と呼ぶことができるのです。私達は誰でも精霊たちと交信することができるのです。それは同じ世界を共有しているからです。そして、愛と感謝こそが私達の間をつなげる橋なのです。
彼女は精霊たちから授かった答えをもとに、荒れ地だった土地を見事な野菜畑に仕上げていくのです。
現在のフィンドフォーン共同体はインターネットで調べるとすぐにわかるほど有名です。アイイスの仲間も数人訪れています。日本人だけのツアーも組まれていたようです。私はアイイスの英国聖地ツアーに参加してイギリスを訪れていますが、フィンドホーンには行ってないのです。
北スコットランドの荒れ地が見事な野菜畑になっているのをインターネットの写真で見ることができます。
ドロシー・マクリーンの植物・樹木・湖・山・大自然との交信の成果を実際にみることで、聖霊の存在を、実際に感じてみたかったです。
(週2,3回訪れる町営の天然温泉施設)