先祖霊は語る(その2) | 光の世界からのギフト

光の世界からのギフト

私たちは光の世界からやってきて
この世を旅して
光の世界へと還る

(走水神社のサクラソウ)

 

先日春爛漫の三浦半島の小桜姫ツアーに参加しました。いつものように魂は浄化されて、会員の皆さんと楽しく過ごした一日でした。道端の花に誘われて、今日の散歩は5キロほど歩きました。いつもと違うコースで、美味しそうなパン屋さんを見つけて、焼きたてのフランスパンを買いました。これで今夜の食事のメニューは決まりです。

 

18年前に先祖霊について上級クラスで学んでいた時のことでした。(生徒は皆私よりも年上で、ほかの心霊団体で学んでいて、すでに霊視が出来る人ばかりでした)私の先祖霊を視てもらった時に、5名ぐらいいた生徒のうち2名の生徒が私のそばに軍服を着た30代ぐらいの男性が来ているというのです。一人は「黙って無表情で私を見つめている。」と述べて、また他の生徒は「浜辺で銃を砂にさして、膝をついて、うなだれている姿が視える」と言いました。残念ながら、その男性からメッセージはもらえなかったですが、思い当たる先祖霊がいました。

私の母の兄にあたる人で、つまり私には叔父になる人Oです。母の話によると、その叔父は、母を可愛がってくれて、真面目で優しい人柄だったようです。Oは戦争中南方の島に家族と共に住んでいて、戦後に母は兄に会いたいと、南方からの引揚者の名簿を見て探したけれど、Oの名前や家族は見つからなかったそうです。5年ほどして、その島から引き揚げて来た人がいると聞いて、母はその人を訪ねて行き、O のことがわかったのでした。

終戦直前に米軍がその島に上陸して来たとき、捕虜になるより自決をと日本軍から手りゅう弾を渡されて、Oは家族と共に、集団自決で亡くなっていました。

そのため、消息不明になっていたのでした。その叔父が現れたのはその時が最初で最後でした。叔父はつらい集団自決のことを教えたかったのかもしれませんが、その後の私が受けたS・A・G・B・のリーディングにはその叔父は一度も現れません。

(道端のシャガとすみれ)

叔父一家は戦争の犠牲者ですから、たとえ叔父が自分の家族を死に追いやったとしても、これは事故と同じ扱いになるはずです。ですから光の世界へ還ったいまは、穏やかに過ごしているはずです。

自決の際はつらかったでしょうが、彼が罰を受けることは無いと思います。誠実で優しい性格だったのなら、魂は光の世界へと還っていったはずです。でも、2名だけ叔父のつらい過去だけが視えているのです。なぜなのかなと不思議でした。

その一人がフラワーリーディングの際に私のオーラをつけた花を手にして「おかしい何も視えてこない」と困っていました。どうやらその人は苦しみや悲しみや怒りの波動を感じてリーディングを行っているのです。その人には、叔父の生前の苦しみしか視えなかったのです。その人自身の波動も低かったので波動の低かった生前の叔父と繋がったのだと思います。

その後その人は未来の不吉なことばかりが視えて、相手を不安にさせるというクレームが多くて、アイイスを辞めていきました。

その人がアイイスに来る前に学んでいたのは、成仏出来ない霊が人間に憑依して苦しめているのを、見つけて、諭して、成仏できるように念仏を唱えて成仏させてあげる団体で学んでいたようです。霊界の存在を信じているのですが、怨霊の存在しか視えていないのです。

もちろん憑依されて苦しんでいる人間を救うことができること。これはこれで善いことだと思いますが、除霊だけがミディアムの仕事ではないと思います。

そこがアイイスの霊界通信との違いなのです。アイイスの霊界通信で大切なのは、光の世界の住人達と愛で繋がる事なのです。そして、光の世界の住人達から沢山の愛が届けられていることを証明することです。現世での苦しみの原因に前世からのマイナスのカルマの存在もありますが、そのことを憑依したとは思わないのです。、そのマイナスのカルマを現世で返していく努力をすることが大切だと教えてくれます。その為には、現世で少しでもプラスのカルマを積んでいくことが大切なのです。

現世でやるべき事が何かを理解できれば、心の平和と調和を保つことができるでしょう。そして、来世はより明るい光の世界へと還ることが出来るのです。

S・A・G・B・のミディアム達のリーディングでは、私達と愛で繋がり、いつも見守っていて、励まし、導いてくれる先祖霊しか現れませんでした。

 

                      (諸磯神社の左側に小桜姫神社があります)