先祖霊は語る(その1) | 光の世界からのギフト

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毎年届く(フリージアの花)

暖かい陽射しが続きます。タンポポやすみれも道端に姿を見せています。桜情報が毎日テレビの画面をにぎわしています。やっと春ですね。

今日は先祖霊について述べてみます。先祖霊のほとんどは身近で見守ってくれているご先祖様です。私にも祖母や父等知っている人達が多いのです。でも時々知らない人達も現れるのです。その人達も何か自分の存在について語りたいことがあるようです。

以前に娘のところに現れた人について今回は述べてみます。

その人はミディアムから「若い男性で、あなたとは遠いけれど、血縁関係があるようです。海が見えてきました。その男性は小さな船に乗って沖に向けて進んでいます。どんどん進んでいます。誰だか分かりますか?」と言われたそうです。

娘は全く心当たりがなくて、「分かりません」と答えて、その人に関してはそこで終わりになりました。

娘からその話をきいた私には心当たりがありました。以前義父の家族から聞いていた話がありました。義父の弟のHです。

義父は兵庫県姫路市の出身です。義父の兄弟は皆成績優秀で帝大に進学しているのですが、Hだけは遊び人とまわりから言われて趣味を優先する方だったようです。そして、若い時に舟遊びに出かけて、行方不明になったそうです。

遺体は見つかりませんでした。家族には「逃げだしたかもしれない。」と言う人がいたそうです。私はたぶんそのHが現れたのではないかと思いました。娘はHの存在を知らなかったのです。でもHはやっと血縁関係の人がきたので、ミディアムを通して、伝えたいことがあったのではないでしょうか?

でも、当時私はまだ霊界通信はできないので、自分で訊ねることができませんでした。

数年がたち、私もやっと霊界の住人とつながることが出来るようになりました。ある日ふとHの名前が浮かびました。とてもめずらしい名前なので、私は覚えていました.。

  (ホトトギス)と道端の(タンポポ)

Hさんに会いたいと願いましたが、姿をみせてはくれませんでした。そこで、いつも孫である私の子供達の守護霊的な存在である義父の名前を告げて、その弟さんのHさんに会いたいと告げて、待つことにしました。

するとぼんやりと人の顔が見えてきました。義父の顔に目元が似ている若い人の顔でした。ぼんやりとしか見えないけれどHさんですね。と尋ねるとポット光が点滅しました。

それからやはり海が見えてきました。そして、大きな波が高く巻き上がり小さな船がその下に浮かんでいました。とても大きな波でした。

Hさんは自分は海で遭難して、命をおとして、光の世界へと還ったことを伝えたかったのだと思います。決して家がいやで逃げ出したのではないと伝えたかったのです。そのことを告げるために、娘のところにやって来たのだと思いました。

特別に深いつながりはなかったけれど娘のところにやってきたことで、私が気づいたのです。そのことを分かっていたのでしょう。光の世界の住人ならばわかることですから・・・・彼らはこちらに気づきが無ければ現れることが出来ないのです。

Hさんはその後誰のところにも現れることはありません。自分がどのようにして光の世界へ還ったのかを知らせたかっただけなのでしょう。

義父にそちらでHさんと会いましたか?と尋ねてみました。するとポッポと又光が点滅してイエスの返事でした。

義父は霊性の高い人で、亡くなるとすぐに孫の守護霊になり孫をサポートしてくれています。私とは血縁ではないのですが、「愛する孫を産んで育ててくれている女性です」と、私のことをミディアムに告げて、私の瞑想中に時々その姿をみせてメッセージをくれます。

いつも子供達をサポートしてくれているので、私は自分の先祖霊だけでなく義父にも感謝して祈っています。幼い孫や私にも優しく接して、敬語で対等に話す人でした。

 

                     梅林に咲く(花だいこん)