2017年9月22日 ベトナム ホーチミンにある国防省管轄175病院主催の学会にIMSグループイムス札幌消化器中央総合病院 院長の丹野誠志先生が招待され、講演を行いました。
丹野先生のプロフィールは下記をご参照ください。
http://www.ims.gr.jp/ims-sapporo/service/gastro.html#intro
175病院は約1200床の病院で、敷地面積21ヘクタールという広大な土地に複数の建物から成り立っているベトナムでも大規模かつ著名な病院です。
今回招待された学会は2年に一度開催される175病院主催の学会で、今回が21回目の開催となり、がんセンター設立5周年を記念していることもあるため、「癌治療」をテーマに掲げていました。演者はベトナム全土の医師だけでなく、シンガポール、韓国、日本から来ており、参加者は400~500名ほどでした。
丹野先生には「膵胆道癌における治療的内視鏡」というタイトルで発表していただきました。内視鏡治療の中でもさらに先進的な治療を行っている丹野先生の発表内容は、現地の医師たちにとっては大きな刺激になったようでした。発表後の質疑応答でも質問はありましたが、丹野先生が座席に戻ってからも質問があるほどでした。
ベトナムでは内視鏡検査は行っているものの、内視鏡治療はまだまだ十分に行えていない現状があります。今回のような学会をきっかけにベトナムの医師たちが先進的な治療や高い技術に接し、より高いレベルを目指すことができるよう支援していきたいと考えております。