ベトナム看護師教育プロジェクトについて | IIMA公式ブログ

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一般財団法人IMS国際医療支援機構

ベトナムのB病院の病棟看護師に対し、看護師として高い専門性を発揮し、病院全体の看護の質を向上させるための研修を行います。具体的には、看護過程への理解を深め、疾患別のアセスメント・看護ケアが実践できるようになるための研修です。

20165月下旬にB病院の看護部長をはじめ、4名の方が来日し、板橋中央総合病院、イムス板橋リハビリテーション病院、アイムス赤羽を視察しました。IIMA理事とのディスカッションでは、日本とベトナムの看護の違いや課題が浮き彫りになってきました。そこで、7月上旬にはIIMA理事がベトナムB病院を訪問し、現地を視察した上で、看護師のアセスメント能力に課題があると判断したため、今回の研修のテーマとなりました。看護師が医師の言うとおりに動くだけではなく、専門的な知識を持った観察を通して、自ら判断して動けるようになることによって、看護・医療の質を上げるプロジェクトです。

 11月に日本から講師二人がベトナムを訪問して研修を行い、来年にはベトナムから数名の看護師が来日して、日本の看護過程の実践を学ぶ予定です。こちらも進捗次第、報告させていただきます。