ベトナム ホンゴック病院にて看護師研修開始しました! | IIMA公式ブログ

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一般財団法人IMS国際医療支援機構

2016年11月17日(木)から「IMSアカデミー」ベトナム ホンゴック病院看護師研修を開始いたしました。

全研修カリキュラムの内、今回はファーストステップとして下記の通りベトナムで実施してきました。

 

研修目標:「症状アセスメントができ、統一した看護ケアができる」

研修テーマ:「看護をするために必要なアセスメント」 「カンファレンス」

研修日:11月17日(木)~11月18日(金)

講師:北神洋子(IMSグループ本部事務局 看護局長)

受講者:ホンゴック病院 病棟看護師18名

 

これまで、看護記録の記載はあるものの、患者の観察やアセスメントの記載が不十分であったため、根拠に基づいたアセスメントをして、それをカンファレンスで共有して統一した看護ができるよう研修を行いました。

そして、SOAP形式の看護記録が書けることや看護計画を作成することを成果指標として定めました。

研修はグループワークで進められ、簡単な日常の事例からアセスメントについての理解を深め、その後は実際の患者の事例を用いてアセスメントの練習をしました。

受講者たちの意欲は非常に高く、積極的にグループワークに取り組み、多くの発言をしていました。

 

また、この研修のフォローアップとして、11月21日~11月24日にIIMA看護師の冨久田が滞在し、OJTでアナムネーゼや看護記録・カンファレンスについて指導をしています。

学んだことをしっかりと実践できるようにフォローを行っています。

 

1月にはセカンドステップとして、日本に来日していただき、フィジカルアセスメントの研修や実際の病棟でのカンファレンスについて学んでいただく予定です。

ベトナムの医療・看護の質を向上させて、現地の患者様のためになるようなトレーニングを今後も続けていきたいと思います。