大分県院内町・爽やか桑いちごジャム
大分県院内町・爽やか桑いちごジャム
???円(もらいもの故) 130g
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平成の大合併によって、消滅し、現在は大分県宇佐市院内町になってしまった、大分県院内町みやげのジャムである。
郷愁を感じさせる素朴な食べ物として、近年にわかに注目を集めるようになったクワの実のジャムである。
横文字で言えばビルベリージャムである。
ちなみに、商品名では「いちご」とあるが、イチゴは入っていない。「クワの実」=「桑いちご」ということのようである。
クワの実を生食した経験があるという人は多いのだろうか?
私は、小学校の頃に、校庭の端に植栽されていたクワの木から、よく学校帰りにちぎって食っていたので、その素朴なおいしさは経験済みである。
ほのかな甘みと見た目ほど酸っぱくない、極上のベリーであると言える。
で、コチラの商品だが、成分表示を信じるならば、添加剤は一切使っていないようで、クワの実と砂糖以外では柚子酢、蜂蜜、ペクチンである。
見た目は、ほとんど黒色で、クワの実をすりつぶしただけとしか表現のしようがないジャム部分と、ほとんど原型を残したクワの実が入っている。
開栓して、中身を見た瞬間に、これはパンにも塗りにくそうだし、ダメかな、と思ったものである。
ところが、パンに塗ると、ジャム部分は非常になめらかに延び、クワの実も塗るのにジャマにならない質感である。うまくトッピングされたような贅沢感を感じることができる。
そして、問題の味だが...
これぞジャムである。
文句なしに、求めていた味なのかもしれない。
甘すぎず、だからと言って果物の持つ本来の風味だけに頼るような線の細さでもない。とにかく「おいしい」のである。
見た目からは想像もできないくらい爽やかであり、クワにこんなコクがあったのかと思わせる何かがある。
おそらく、爽やかさは柚子酢、コクは蜂蜜によって演出されたものなのであろうが、なんにしても素晴らしいハーモニーである。
おもしろさもあるし、まったく文句のつけようがない出来に仕上がったジャムである。
大分県のハーモニーランドとか宇佐神宮とかに来られた際には、ぜひ少しだけ足を伸ばして購入していただきたいジャムである。
これだからジャム道はやめられない。