フジ・マウントホイップケーキ
120円(たぶん。もらいもの故) 455kcal
☆☆☆
最近、個性的な菓子パンを次々と発表し、私の中で着実に株が上がりつつある、菓子パンメジャー界のダイドードリンコとも言えるようなフジパンの菓子パンである。
キャッチコピーはないのだが、どうやら「雪を頂いた富士山」をイメージしているらしい強烈なパンである。
勝負所はただ一つというところが清々しい。
そう、真ん中を十文字に切った切れ目から覗く膨大なホイップクリームの量、ただこの一点で勝負しているパンである。
この切れ目は何のためかと思ったものであるが、食べてみてその狙いが理解できた。まさに5歳児くらいの子供の「拳」ほどもあろうかと思われるホイップクリームをパンの中に収めるためなのである。
このパン、この真ん中の盛り上がりを横から見て富士山を彷彿させるのだが、これは絶対にコンセプトが逆と思われる。つまり
「とにかく、ホイップクリームをたくさん入れちゃおうぜ」
「どのくらい入れちゃう?」
「うーむ....よし!子供の拳くらい入れちゃおうぜ!!」
-開発中-
「よし!でけた!!」
「うはwwwww真ん中、盛り上がっとるwwww」
「なんか、山みたいだな」
「お、じゃ、ほら砂糖を上からかけたら、雪みたいじゃね?」
「爆」
と、こんな感じで開発され、山みたいだから「マウントホイップケーキ」という名前にしたのだろう。
そういうわけで、食感はご想像の通りである。
クリーム塊を、ただ黙々と食らう。そのルーティンワークから想像されるソレである。
さすがの私も、これを1個完食した後は、数日はクリーム系の菓子パンは食う気がしなかった。
まあ、決してまずいわけでもなく、むしろ食べているときは、てんこ盛りのクリームがうれしいものなのであるが...
もう胸一杯である。
甘さ・・・良い
パンの食感・・・良い
コンセプト・・・非常に良い
コストパフォーマンス・・・良い
フジ・もっちもちスティックチョコロール
フジパン・もっちもちスティックチョコロール
120円 300kcal
☆☆☆☆
どちらかというと、菓子パンというよりスイーツか。もらいものでもあるし、パッケージに思いっきり「まごころ仕込み・おいしいパン生活」と書いてあるので、こちらで扱うこととする。
「もちもち生地に棒チョコとバニラクリーム。」と必要最小限の情報しか書いてない違和感を覚えつつも、なかなかおいしいフジの逸品である。
要するに、薄手のスポンジケーキ生地で棒チョコを巻いただけの食べ物である。
しかし、断面を見ていただければわかるように、なかなか丁寧にバニラクリームも挟み込んでいる。
実は、この商品、このバニラクリームが決め手なのかもしれない。コレがなかったら、決して、おいしいパンのカテゴリーには入らなかったかもしれない。
問題の、棒チョコであるが、ちょwwwwコレwwww本当にただの棒チョコ...wwwwという感じで、本当にただの棒チョコである。
なかなかコクもあるし、甘みも十分である。いわゆる最近はやりの「いわく付き商品」にあるような「割れてしまったチョコ」を集めてきたんじゃないかという感じのチョコである。
ご想像いただけるように、このチョコ、かなりカタイ。何の準備もせずに、この商品にかぶりついた場合は、最悪「歯が欠ける」というような重大なダメージを前歯に加えるくらいの立派な「チョコ塊」である。
ただ、よく考えてみると、ただのスポンジケーキに、そんなカタイチョコを入れて食べても、口の中でスポンジケーキとチョコがバラバラになって、特別においしそうであるとは感じないのであるが、おそらくここで前述のバニラクリームなのであろう。
食べてみると、表現はしにくいのだが、どうやらチョコとケーキのつなぎ役をバニラクリームがしているような気がしてならぬほど、このバニラクリームは静かに、その存在を主張している。
まあ、とにかく味もさることながら、単純に硬いチョコを「パキッ」と折って食べる食感が楽しいパンである。
フジ・バターキャラメルサンド
☆☆☆
これでもかと言わんばかりの、キャラメルだらけの菓子パンである。
曰く「キャラメル味のビスケット生地をのせ、バターキャラメルクリームをサンドしました。」
あまり得意ではないカテゴリーのメロンパンであるが、確かにキャラメル味で、パッケージコピーに偽りなしである。
中のクリームの量は多いとは言えないが、バターを多く使っているのか、コクもあってパンチ力が強い。クリームの量を補っているのか、あるいはあえてクリームの量を少なめにしているのか、思ったよりもメロンパンのビスケット生地のキャラメル感も高く、最初から最後まで食べ応えはある。
またちぎりパンをイメージしているのか、やや大きめにパーテーションしている表面の加工も好感が持てる。
そういうわけで、これだけの質感であるから、まずいわけはなく、確かにおいしいパンである。
しかし、キャラメル関係の菓子パンには、ちょっと飽き始めているのも事実である。
残念ながら、どこのメーカーのも同じ味にしか感じられない。おいしいのだけれど、もう一つ個性が欲しいところである。
この商品も、その一つであった。






