ヤマザキ・はらぺこあおむし絵本パン (ちょうちょのぱん)
山崎製パン・はらぺこあおむし絵本ぱん(ちょうちょのぱん)
126円 486kcal
☆☆☆
平成22年2月に販売され、同年9月に再登場した「はらぺこあおむし絵本ぱん 」の新しいラインナップである。
本商品は、はらぺこあおむしの絵本の「イモムシ状の幼虫が完全変態を行い、美しい翅を持つ成虫、つまりチョウ」になった、という落ちを再現した、つまりチョウをイメージしたパンである。
曰く
「ストロベリー風味のケーキを巻き込み、クリームをトッピング はらぺこあおむしの絵本のシーンを表現しました。」
ということで、チョウの持つ4枚の翅をロールペストリー4つによって再現している。
チョウの翅のカラフルさをパンとストロベリーケーキおよびクリームで表現をしていて、なかなかおもしろいし、きちんとそのコンセプトは伝わってくる。
しかしながら、パンとしての出来映えは、決して優れたものではない。
もちろん、ペストリーであるからパン生地自体は決して悪くない。ところが、売りである赤いストロベリーケーキはいただけない。本当にただ赤いだけである。ストロベリーの風味は、何度も確認したが認められなかった。これは非常にもったいない話である。
特に、姉妹品であるはらぺこあおむし絵本ぱんのジャムが良くできているため、それと比較対象になってしまおうから、必然的に劣って見えてしまう。
また、クリームも標準レベルであり決して悪くないのだが、いかんせん量が少ない。
そういう意味ではガッカリ感が強いパンと言えよう。
注目すべきは価格であり、はらぺこあおむし絵本パンよりも30円も安いわけであるが、ヤマザキの「120円ではこのくらいの商品しか作れない。したがってはらぺこあおむし絵本ぱんの150円は決して高価ではなく、正当である」という意思表示が見え隠れしてしまう。
しかし、ヤマザキよ。本当にそうなのか?
否。
これまでにヤマザキが世に出した数多くの菓子パンの中には、それが120円であっても食べて楽しく、おいしいものが存在したではないか。
文字通り、子供たちの夢を作る商品であるのだから、両商品とも120円という価格設定で作る。それがヤマザキの良心と私は思うのだが。
甘さ・・・普通
パンの食感・・・よい
コンセプト・・・よい
コストパフォーマンス・・・普通
126円 486kcal
☆☆☆
平成22年2月に販売され、同年9月に再登場した「はらぺこあおむし絵本ぱん 」の新しいラインナップである。
本商品は、はらぺこあおむしの絵本の「イモムシ状の幼虫が完全変態を行い、美しい翅を持つ成虫、つまりチョウ」になった、という落ちを再現した、つまりチョウをイメージしたパンである。
曰く
「ストロベリー風味のケーキを巻き込み、クリームをトッピング はらぺこあおむしの絵本のシーンを表現しました。」
ということで、チョウの持つ4枚の翅をロールペストリー4つによって再現している。
チョウの翅のカラフルさをパンとストロベリーケーキおよびクリームで表現をしていて、なかなかおもしろいし、きちんとそのコンセプトは伝わってくる。
しかしながら、パンとしての出来映えは、決して優れたものではない。
もちろん、ペストリーであるからパン生地自体は決して悪くない。ところが、売りである赤いストロベリーケーキはいただけない。本当にただ赤いだけである。ストロベリーの風味は、何度も確認したが認められなかった。これは非常にもったいない話である。
特に、姉妹品であるはらぺこあおむし絵本ぱんのジャムが良くできているため、それと比較対象になってしまおうから、必然的に劣って見えてしまう。
また、クリームも標準レベルであり決して悪くないのだが、いかんせん量が少ない。
そういう意味ではガッカリ感が強いパンと言えよう。
注目すべきは価格であり、はらぺこあおむし絵本パンよりも30円も安いわけであるが、ヤマザキの「120円ではこのくらいの商品しか作れない。したがってはらぺこあおむし絵本ぱんの150円は決して高価ではなく、正当である」という意思表示が見え隠れしてしまう。
しかし、ヤマザキよ。本当にそうなのか?
否。
これまでにヤマザキが世に出した数多くの菓子パンの中には、それが120円であっても食べて楽しく、おいしいものが存在したではないか。
文字通り、子供たちの夢を作る商品であるのだから、両商品とも120円という価格設定で作る。それがヤマザキの良心と私は思うのだが。
甘さ・・・普通
パンの食感・・・よい
コンセプト・・・よい
コストパフォーマンス・・・普通
ヤマザキ・はらぺこあおむし絵本ぱん
山崎製パン・はらぺこあおむし絵本ぱん
150円 382kcal
☆☆☆☆
今年の始めにサークルKおよびサンクスで発売されスマッシュヒットとなった話題のパンが再登場した。
私の在住する宮崎には、サークルKもサンクスもないので(少なくとも私の行動範囲内には)、宮崎でこれと出会うことはできなかったのだが、春先に北海道へ出張へ行った際に購入し実食済みではあった。
ただ、バタバタしているうちにレビューをアップするの忘れてしまい、結局、どのような食感であったかあやふやになってしまってそのままになってしまっていたのであった。
ところが、9月よりさらに磨きをかけて再登場というわけで、改めて実食し、晴れてレビューということになったのである。
ご存じの方も多いと思うが、「はらぺこあおむし」というのは1969年、実に私が3歳の時にアメリカで発表された絵本だそうで、世界的に有名な作品である。
私の周りでも、本作品を印象深く覚えているという人が多く、その存在感に驚かされるわけであるが、絵本をほとんど読むことがなかった私には何のことだかさっぱりわからぬ、という代物でもある。
パン自身を紹介すると、リンゴ、ナシ、スモモ、イチゴおよびオレンジの5種類のジャムを分けて配した豪華な菓子パンである。
コレは一体何なのかと調べてみると、要するにこの絵本の中の主人公である「あおむし」が月曜日から金曜日までの間に食べた果物を左から順に並べた、という仕掛けらしい。そう考えれば、なるほど絵本のストーリーを見事に再現したヤマザキの小憎らしくも粋な演出ではある。これで
「りんご、なし、すもも、いちご、オレンジのジャムをトッピング はらぺこあおむしの絵本のシーンをパンで表現しました。」
という説明書きにも納得である。
ということは、パンとしての評価すべきはジャムの出来如何ということになろう。
左から順に、ひと言ずつ評価させてもらおう。
リンゴのジャムは普通である。特別な感じはしない。
ナシのジャムは、この中でもっともよくできたジャムと言える。ナシはナシでも洋梨のジャムであるのだが、見事に洋梨の風味が再現されている。
スモモはジャムではなくゼリーを使っているらしいのだが、これがスモモらしさを再現できているかと言えば、なかなか難しい。というのも読者諸兄の中で「スモモ」と言われたときに、ぱっと味や風味をイメージできる方がどれくらいいるであろうか?私なぞは、ただ単に酸っぱい、というイメージしか湧いてこない。そう考えると本商品のスモモジャムならぬすももゼリーは酸味が控えめではあるが、爽やかな風味の食感であり、スモモ、という言葉を抜きにすれば、かなりおもしろいスプレッドになっている。
イチゴジャムは特別な感じはない。
オレンジは、なかなか良くできていて、酸味が十分に再現できており、ただの甘いだけのマーマレードではない。
このようにジャムが5種と いうことで評価対象が多いため、完全無欠というわけではないが、特にコレといった決定的な欠点もないのだが、いくらなんでも150円は高い。もちろん、世界中に数多存在するであろう「はらぺこあおむし」ファンの子供たちにおみやげとして買っていけば、喜ばれることは請け合いで、感受性や想像力を育むに十分な存在感ではあるが、やはりただのジャムパンに150円は、一瞬購入を怯む価格であることは間違いないであろう。
手が込んでいて、ヤマザキの良心を感じる商品であることは理解できるが、子供向けのパンであるのだから、そこはヤマザキにも頑張ってもらいたい部分である。
なお、以下の画像は2010年2月に発売された初代「はらぺこあおむし絵本ぱん」のパッケージ画像である。9月に販売された2代目と見比べていただきたい。
また本記事の一番下には、同様に初代の外観の画像を掲載しておくので、これもまた2代目と見比べていただければ幸いである。
そういうわけでコストパフォーマンスがひどく悪い、という点を差し引いて星は4つという評価にとどめさせていただく。
甘さ・・・よい
パンの食感・・・普通
コンセプト・・・よい
コストパフォーマンス・・・低い
↑2代目(2010年9月撮影)
150円 382kcal
☆☆☆☆
今年の始めにサークルKおよびサンクスで発売されスマッシュヒットとなった話題のパンが再登場した。
私の在住する宮崎には、サークルKもサンクスもないので(少なくとも私の行動範囲内には)、宮崎でこれと出会うことはできなかったのだが、春先に北海道へ出張へ行った際に購入し実食済みではあった。
ただ、バタバタしているうちにレビューをアップするの忘れてしまい、結局、どのような食感であったかあやふやになってしまってそのままになってしまっていたのであった。
ところが、9月よりさらに磨きをかけて再登場というわけで、改めて実食し、晴れてレビューということになったのである。
ご存じの方も多いと思うが、「はらぺこあおむし」というのは1969年、実に私が3歳の時にアメリカで発表された絵本だそうで、世界的に有名な作品である。
私の周りでも、本作品を印象深く覚えているという人が多く、その存在感に驚かされるわけであるが、絵本をほとんど読むことがなかった私には何のことだかさっぱりわからぬ、という代物でもある。
パン自身を紹介すると、リンゴ、ナシ、スモモ、イチゴおよびオレンジの5種類のジャムを分けて配した豪華な菓子パンである。
コレは一体何なのかと調べてみると、要するにこの絵本の中の主人公である「あおむし」が月曜日から金曜日までの間に食べた果物を左から順に並べた、という仕掛けらしい。そう考えれば、なるほど絵本のストーリーを見事に再現したヤマザキの小憎らしくも粋な演出ではある。これで
「りんご、なし、すもも、いちご、オレンジのジャムをトッピング はらぺこあおむしの絵本のシーンをパンで表現しました。」
という説明書きにも納得である。
ということは、パンとしての評価すべきはジャムの出来如何ということになろう。
左から順に、ひと言ずつ評価させてもらおう。
リンゴのジャムは普通である。特別な感じはしない。
ナシのジャムは、この中でもっともよくできたジャムと言える。ナシはナシでも洋梨のジャムであるのだが、見事に洋梨の風味が再現されている。
スモモはジャムではなくゼリーを使っているらしいのだが、これがスモモらしさを再現できているかと言えば、なかなか難しい。というのも読者諸兄の中で「スモモ」と言われたときに、ぱっと味や風味をイメージできる方がどれくらいいるであろうか?私なぞは、ただ単に酸っぱい、というイメージしか湧いてこない。そう考えると本商品のスモモジャムならぬすももゼリーは酸味が控えめではあるが、爽やかな風味の食感であり、スモモ、という言葉を抜きにすれば、かなりおもしろいスプレッドになっている。
イチゴジャムは特別な感じはない。
オレンジは、なかなか良くできていて、酸味が十分に再現できており、ただの甘いだけのマーマレードではない。
このようにジャムが5種と いうことで評価対象が多いため、完全無欠というわけではないが、特にコレといった決定的な欠点もないのだが、いくらなんでも150円は高い。もちろん、世界中に数多存在するであろう「はらぺこあおむし」ファンの子供たちにおみやげとして買っていけば、喜ばれることは請け合いで、感受性や想像力を育むに十分な存在感ではあるが、やはりただのジャムパンに150円は、一瞬購入を怯む価格であることは間違いないであろう。
手が込んでいて、ヤマザキの良心を感じる商品であることは理解できるが、子供向けのパンであるのだから、そこはヤマザキにも頑張ってもらいたい部分である。
なお、以下の画像は2010年2月に発売された初代「はらぺこあおむし絵本ぱん」のパッケージ画像である。9月に販売された2代目と見比べていただきたい。
また本記事の一番下には、同様に初代の外観の画像を掲載しておくので、これもまた2代目と見比べていただければ幸いである。
そういうわけでコストパフォーマンスがひどく悪い、という点を差し引いて星は4つという評価にとどめさせていただく。
甘さ・・・よい
パンの食感・・・普通
コンセプト・・・よい
コストパフォーマンス・・・低い
↑2代目(2010年9月撮影)
ヤマザキ・米粉入りロールパン ひのしずくいちごジャム&阿蘇小国ジャージー牛乳入りクリーム
山崎製パン・米粉入りロールパン ひのしずくいちごジャム&阿蘇小国ジャージー牛乳入りクリーム
89円(ドラッグストアにて) 361kcal
☆☆☆
ひどく長い名前の菓子パンである。曰く
「熊本県産の米粉を使用した生地にひのしずくいちごジャムと阿蘇小国ジャージー牛乳入りクリームをサンドしました。」
という手の込んだ商品であり、テレビ熊本というローカルテレビ局のローカル番組発の企画モノの商品でもある。
解説が必要であろう。
まず「ひのしずく」という品種のイチゴに関してである。この品種は歴史が浅く、2000年に生まれたイチゴ界のニューカマーとも言えるようである。何よりもすごいのは、人気の高いさまざまなイチゴの品種の遺伝子を受け継いだ品種であり、ある意味、イチゴ界の一流血統のサラブレッドであるらしい。
そんなイチゴの品種の名前を冠したパンなのであるが、結論から言えば、決して「熊本県産米粉」や「ひのしずく」なり「阿蘇小国ジャージー牛乳」なりのブランドのイメージアップにはつながってはいない。
食感であるが、とにかく「甘い」というのが率直な感想である。
ジャムは当然甘いわけであるが、クリームがかなりキツイ。ほとんど「練乳」のレベルである。パンも特別に米粉を感ずるわけでなし、ただの甘ったるいパン、という感じである。
特に、イチゴの品種の名前を冠した菓子パンが、それこそ星の数ほど生まれているわけであり、その多くは、イチゴの品種名を穢さぬよう、かなり研究されたパンに仕上がっているのだが、本商品に関してはそれが逆効果になる可能性さえ秘めている。
まさにブランド名を冠した菓子パン作りは諸刃の刃と言えよう。
メーカーは、その品種の長所を再現できるものを研究し、作らなくてはいけない。それを強く感じさせる商品であった。
ただし、菓子パンに、強烈な甘さを期待している向きには、かなり高評価を得ることができる商品であるかもしれない。
40代も半ばの筆者には、かなり堪える甘さであった。
甘さ・・・非常に甘い
パンの食感・・・普通
コンセプト・・・普通
コストパフォーマンス・・・よい(安売りならば)
89円(ドラッグストアにて) 361kcal
☆☆☆
ひどく長い名前の菓子パンである。曰く
「熊本県産の米粉を使用した生地にひのしずくいちごジャムと阿蘇小国ジャージー牛乳入りクリームをサンドしました。」
という手の込んだ商品であり、テレビ熊本というローカルテレビ局のローカル番組発の企画モノの商品でもある。
解説が必要であろう。
まず「ひのしずく」という品種のイチゴに関してである。この品種は歴史が浅く、2000年に生まれたイチゴ界のニューカマーとも言えるようである。何よりもすごいのは、人気の高いさまざまなイチゴの品種の遺伝子を受け継いだ品種であり、ある意味、イチゴ界の一流血統のサラブレッドであるらしい。
そんなイチゴの品種の名前を冠したパンなのであるが、結論から言えば、決して「熊本県産米粉」や「ひのしずく」なり「阿蘇小国ジャージー牛乳」なりのブランドのイメージアップにはつながってはいない。
食感であるが、とにかく「甘い」というのが率直な感想である。
ジャムは当然甘いわけであるが、クリームがかなりキツイ。ほとんど「練乳」のレベルである。パンも特別に米粉を感ずるわけでなし、ただの甘ったるいパン、という感じである。
特に、イチゴの品種の名前を冠した菓子パンが、それこそ星の数ほど生まれているわけであり、その多くは、イチゴの品種名を穢さぬよう、かなり研究されたパンに仕上がっているのだが、本商品に関してはそれが逆効果になる可能性さえ秘めている。
まさにブランド名を冠した菓子パン作りは諸刃の刃と言えよう。
メーカーは、その品種の長所を再現できるものを研究し、作らなくてはいけない。それを強く感じさせる商品であった。
ただし、菓子パンに、強烈な甘さを期待している向きには、かなり高評価を得ることができる商品であるかもしれない。
40代も半ばの筆者には、かなり堪える甘さであった。
甘さ・・・非常に甘い
パンの食感・・・普通
コンセプト・・・普通
コストパフォーマンス・・・よい(安売りならば)

