暑い日が続いています

ありがたい事に今年は例年よりもイベントが多めで、全国に出張する機会を頂きました

地元がいつも最後になりがちなのですが、名古屋でもセミナーを行います

好評を頂いている今年の新茶の品質傾向と”茶摘みと揉捻”にスポットライトを当てた内容です

 

日時:8月5日(土)

   ①午前10:00~12:00

   ②午後13:30~15:30

 

参加費:3000円

 

場所:愛知県スポーツ会館

http://www.spokan.sakura.ne.jp/access/access.html
アクセス:地下鉄名城線名城公園から歩いて5分 無料駐車場あり

 

内容

製茶工程における茶摘みは一番初め、そして揉捻は最後の工程です。近年の台湾茶は以前と少し違う気がする…。そのように感じている方も多い筈です。実は気候の変化という要因の他に近年製造工程にも大きな変化が起きています。そこを具体的かつ丁寧に説明をする内容です。プロジェクターで現場写真を見ながら説明を行います。今年の選りすぐりの新茶もお出し致します。

 

TeaBridge2012@gmail.com

   

最近中国茶や台湾茶ファンの方々にも少し変化が起きているように思います

好きで飲んでいるけど、もう少し勉強がしてみたい、もっと知りたいという方々が増えて来ているように思います

セミナーというと少々仰々しいですが、気軽に誰でも参加できる会なので是非お気軽にご連絡下さい

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今年の東京セミナーの日程が決まりました

 

日時:6月25日(日)

   ①午前10:00~12:00

   ②午後13:30~15:30

 

場所:China Tea 茶泉

http://www007.upp.so-net.ne.jp/chasen/sub7.html

 

参加費:3000円

 

内容

気候の変化の影響もさることながら、近年製造方法も大きく変化をしてきている台湾茶。以前とは違う品質へと変貌している事にお気づきでしょうか。FBやブログを通して様々なことをお伝えしてきましたが、断片的な事象のみならず因果関係をきっちりと説明してお伝えするのがセミナーの主旨です。今回は主に摘み手、茶を丸める工程について踏み込んだ内容をお話します

 

参加ご希望の方は下記メールアドレスか茶泉・土井氏に直接ご連絡下さい

TeaBridge2012@gmail.com

   

以上セミナーの宣伝でした。よろしくお願い致します

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5月も下旬に入り、私自身の帰国も迫ってきました

 

春茶後半戦のまとめをします

 

今から話すのは4月下旬頃から作られた高山系の茶にスポットを当てたお話

写真はとても標準的な成熟度と摘み方です

 

今年よく見られたのは、全て成熟度が足りないうちに摘むもしくは老化した下の茶葉と成熟が足りない上の茶葉を混在した状態で摘む(公孫葉)というケース

少し極端な例ではありますが、写真にあるような状態が公孫葉

 

はっきり言ってこの葉で製茶をするのは非常に難しく、一流の茶師の技術で以ってしても相当厳しいといっていいでしょう

 

この現象が特に多く見られたのは緯度が南の地域の阿里山や凍頂といった場所

 

あるいはこの状態を嫌って成熟度が足りない葉で作ってしまうケースも多くありました

 

成熟度が足りない、というのは烏龍茶にとっては致命的な欠陥です

 

なぜなら日光萎凋や攪拌といった烏龍茶に必要な作業の時に手加減をしなければいけないからです

 

柔らかい芽を傷つけないように特別注意しなければならず、本来与えるべきものが与えられず(傷を嫌って)、効果が足りない状態での製茶となります

 

つまりその過程で生まれる必要な発酵や香りなどが作られ辛いという意味です

 

結果どうなるかといえば、香りのない緑っぽい緑茶の出来損ないのような烏龍茶になってしまいます

ゆえに今年の台湾茶は全体的に香りが弱めの傾向にあります

 

ただ昨年と違って今年は味わいは悪くないものが多い印象です

あとは高山茶の成熟度と時間との問題があります

 

全体的に半月ほどの遅れが出ている中、そのズレがなるべく少ないものが好ましい傾向にあります

 

昨年も同じことを書いたと思いますが成熟度が足りていても季節(時間)がオーバーし過ぎていると香味は悪い方に変化します

 

ですが無理をして早めに摘むと今度は成熟度が足りず、上記のような製茶上の問題にぶち当たります

 

つまり理想的なタイミングは限りなく短く、運よくその時期に採れた茶葉は比較的良茶が多く、タイミングがズレたものはやはりどんな技術で作ってもまぁまぁという結果に終わってしまうのです

 

仕入れの立場から見ると、今年は元々生産量が少ない上にこのタイミングよく作れた良茶が非常に少なく、かなり頭を悩まされました

 

思わず手を出してしまいそうになる、“そこそこ”の茶もこの状況下ではいつも以上によく見えてしまう事もあります

 

そこに手を出さず、ボール球を見極めながら自分がフルスイングできるものをひたすら待ち続けた結果、少量ではありますがやはり良茶はありました

今年の仕入れも大変苦しいものではありましたが、個人的にはとても満足いく仕入れが出来ました

 

焦らずじっくりと探した結果、良茶が全くないという事はありませんでした

 

ただ本当に胃に穴が開きそうな程に神経をすり減らす日々だったのは間違いないです

 

おかげさまでこの1ヶ月半で3キロほどダイエットに成功してしまいました

 

来年は是非豊作を願いたいものです

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