医学ニュースの深層 -70ページ目

「脱メタボ」と「ジョギング」について

昨日、Wiiの記事のところで「ジョギング」と「健康維持」について、

一言、私は「懐疑的」と書いた。ちょっと補足しておきますね。


次の「事件」を覚えておられるかな?(2年ほど前の事件だけどね。)


「脱メタボ作戦中の市課長が急死・三重、休暇で運動中に

三重県伊勢市で「7人のメタボ侍 内臓脂肪を斬る!」

と題して市幹部らが減量に挑戦する企画に、

市長らとともに参加していた同市健康福祉部の男性課長(47)が、

運動中に倒れ死亡していたことが17日、分かった。

 伊勢署などによると、課長は休暇中の14日午前9時10分ごろ、

Tシャツと短パン姿で自宅近くの路上に倒れているのを

通行人に発見されたが、既に死亡していた。

死因は虚血性心不全で、ジョギングかウオーキング中だったとみられる。

 この企画は生活習慣病予防をPRするため森下隆生市長(57)が発案。

メタボリック症候群の疑いのある幹部7人が、

保健師から食生活や運動のアドバイスを受け、減量に挑んでいた。

課長は腹囲が100センチあり、「10センチ減」を目標としていたが、

保健師に急激な減量をいさめられていたという。〔共同〕」



これはね・・・、


リスクのある対象者への配慮がなされていないことが問題だったのです。

具体的には、虚血性要因のある場合、

負荷心電図などでメディカルチェックがなされ、

最大酸素摂取量予測やリスク層別化による個々に応じた

運動指導があって、はじめて安全で有効な運動指導ができるのに、

それを無視しているのです。

メタボリックシンドロームが疑われているのなら、

心疾患リスク症例であり、

運動療法前のメディカルチェックが指導あるいは推奨されなければならないのに・・・。


だから、メタボでジョギング・・・笑わせるなと書いたわけ。

なんでも、走りさえすればいいということではないとね。


 

・・・で、普通の方々(チョイ・メタボも含む)で、

健康増進のために「ジョギング」をやるなら、

「スロージョギング」かな。今のところ。


これは、速筋を使わないジョギングのことです。


簡単にいえば、ゆっくりジョギングすること。

普通に歩くのに比べると、このジョギングは、1.6倍のカロリーを消費してくれる。

じゃ、スロージョギングのやり方。


「背筋を伸ばす。 やや前傾姿勢で、足は押すだけ、蹴らない

ニコニコおしゃべりできるくらいのペースで。

それでも、きつかったら歩く。」

  • 1日30分(10分×3回でもよい)が目安。
  • 会話ができなくなる一歩手前までにする。
  • 膝が痛い人はジョギングしない。

まあ、くれぐれも、無理なさらずに≧(´▽`)≦



<脱霞ヶ関?>早期解散に圧力強める 民主・鳩山氏「脱官僚」を強調しても・・・

 民主党は14日の千葉市長選で推薦候補が勝利し、

次期衆院選で政権獲得の鍵を握る首都圏での戦いに自信を深めている。

日本郵政の社長人事をめぐり鳩山邦夫前総務相が事実上更迭されるという政府内の混乱もあり、

早期の衆院解散へ圧力を強める構えだ。

 鳩山由紀夫代表は同日夜、自民、公明両党が推薦した

対立候補が旧建設省OBだったことを念頭に「有権者が『脱官僚』の市政を選んだことは、

国政選挙にもつながる大きな意味がある」と強調。

党が掲げる「官僚支配の自公政治からの転換」との主張が、

衆院選を前に国民の間に浸透しつつあるとの認識を示した。

 民主党と同じ候補を支持した社民党の福島瑞穂党首も

「自公政権を倒し、新しい政治をつくってほしいという有権者の強い思いの表れだ」と指摘した。{共同}



コメント


 民主党の候補の20%以上が、霞ヶ関のキャリア官僚だったし、

東大・京大をへて、バーバード大学やスタンフォード大学でMBAをとったり、

その後、松下政経塾をへた、方々。


こういう方々は、口だけは達者ですけどね(笑)。


・・・ということくらいは、有権者は知っておいたほうがいいと思う。


まあ、今回、「政権交代」は必要だけれども。

国民は、あんまり大きな期待をしないほうがいい。

彼らは、「うまみ」があるから、選挙に出るんだ。

「選挙」=「彼らの就活」な。


なお、霞ヶ関はね、日本最大の「シンクタンク」として機能すべきで、

そういう視点から行う「霞ヶ関改革」ならば、意味はある。


また、キャリア官僚を単にバッシングするだけではなく、

彼らが誇りをもって国民のために働けるようにしてやりなよ。


 せめて、彼らには「国民が払った膨大な税金分」(彼らの大学時代から遡る)は、

仕事で返してもらわないといかん。

Wiiのスポーツゲームはある程度の運動効果をもたらす

Wiiの効果に関する報告です。(日経ネット)

任天堂のゲーム機Wiiを用いて体を動かすゲームをすると、
ある程度の健康効果が期待できることが新しい研究で示された。

米国の医療保険会社WellPoint(インディアナポリス)の
運動生理学者Elizabeth DiRico氏によると、
テレビゲームによる運動は従来の運動の代わりにはならないが、
運動をしない人が体を動かすきっかけにはなる可能性があるという。

 従来、テレビゲームはジョイスティックを操作する以外には

動きを必要とせず、座ってするものと考えられてきた。

しかし、最新のゲームではプレイヤーが立ち上がり、

ダンスや実際のスポーツの動きを真似るなど、

動きを要求されるものも多い。

例えばWiiのボウリングゲームでは、

プレイヤーは自分の順番になると椅子から立ち上がり、

実際のボールほどは重くないにせよコントローラーを

ボールのように持ち、

画面上のピンを倒すために動かさなければならない。

 米フロリダ州ペンサコラPensacolaの高齢者センターで

60~80代の高齢者44人に、Wiiのボウリングゲームで

遊んでもらった研究では、

ゲームにより被験者の心拍数が

約40%上がることがわかったほか、

多くの人がゲームを楽しんでいた。

研究著者の1人である米ウエストフロリダ大学の

Lucas A. Willoughby氏によると、

ゲームに熱中することにより高齢者は若返った気分になり、

心理状態がよくなり、雑談を楽しむ場面もみられたという。

 DiRico氏らによるもう1つの研究では、大学生13人が、

Wiiのボクシング、テニス、エアロビクスうち1つのゲームを

10分間している間、身体の状態を観察した。

エアロビクスおよびテニスでは、

わずかな運動効果しかみられなかったが、

ボクシングには軽いジョギングに相当する運動効果がある

ことがわかった。

ただしDiRico氏は、こういうゲームはあくまで運動を始めるきっかけ

とみなすべきで目標点ではない点を指摘している。

今回の研究結果は、

シアトルで開催された米国スポーツ医学会(ACSM)年次集会

で発表された。

コメント:


Wiiのボクシングは、ソリャ、効果があるでしょう。

梅雨どきは、外を走れないからということで、こういう運動を・・・

という「宣伝」も可能だな(笑)。

ただね、私、「ジョギング」と「健康の維持」との関係には

「懐疑的」なんですよ。

なんでも、走ればいいっていうものではない。

メタボ対策で、ジョギング・・・笑わせますね。


感染力増すウイルス変異か 新型インフルで東大報告

 世界に広がっている新型インフルエンザウイルス(H1N1型)の一部に、
人の細胞にくっつきやすくなる原因とみられる変異が見つかったと、
河岡義裕東京大医科学研究所教授らのチームが14日付の
英科学誌ネイチャー(電子版)で発表した。

 この変異が広がると、現在より人に感染しやすくなる可能性があるという。

 変異は、ウイルスの表面にある「ヘマグルチニン(HA)」と呼ばれるタンパク質で見つかった。

同じ変異は、アジアなどで人に感染している

鳥インフルエンザウイルス(H5N1型)でも報告されており、

従来は結合しにくかった人の細胞にくっつきやすくなる変化に

関係しているのではないかと指摘されている。

 河岡教授は「H1N1型は、豚のウイルスが人に感染するようになり、

人への適応が進む過程にあるとみられる。この部分の変異を、

注意深く監視していく必要がある」と話している。



コメント:


最近、ここの記事で「新型は不完全体」のウイルスって書いたけれど、このことです。

どんな研究してほしい?:内閣府が最先端研究で意見募集 科学技術への期待、要望など

 最先端研究のために2700億円の基金を設立し、一つの研究に90億円程度を配分する事業に向け、内閣府は12日、科学技術の発展で実現してほしいことや期待することを挙げてもらう意見募集を始めた。

 野田聖子科学技術担当相は「国民の視点を集め乖離のないようにしたい」と、

集まった意見を研究テーマ選定の際に考慮する姿勢を示した。

 基金は、世界をリードできる最先端研究を推進する目的でつくる。

約30の研究課題と担当研究者を選び、従来の制度では難しい年度をまたいだ繰り越しを可能とし、

3~5年間にわたって研究資金を助成する。

一つ当たり平均90億円という従来にない巨額な資金となる。

研究者の事務負担を減らし研究に専念してもらう仕組みにする。

 研究は公募し、麻生太郎首相や有識者による最先端研究開発支援会議や、

専門家による作業部会などを設けて選ぶ方向で準備が進んでいる。

 意見募集は7月12日まで。内閣府のホームページ経由に限って受け付ける。

https://form.cao.go.jp/cstp/opinion‐0004.html



コメント:


 ここに来ている、皆さん、どんな研究(科学技術に限定)をしてほしいですか?


 iPS細胞関連の研究とか、インフルエンザの診断・治療研究だったら、

言われなくても、この国としては「超異例」の十分な予算が着くから、それ以外で。


 たぶん、ヤセ薬、メタボ改善薬の開発ですね・・・読者様のご興味からすれば。

それ、とても、いいんですけどね・・・日本が、世界をリードできる「弾」(タマ)がないから、あんまり予算がつかないと思います。

 癌研究も、同様。(まあ、私は、今の癌研究は、もっぱらiPS細胞関連研究内でやってますけれど。お金に苦労しながら。)


 ・・・で、結局、医学・生命科学分野なら、上記の2つに「集中投下」されるわけ。


それにもかかわらず、世界に1勝10敗くらいで、

「のほほん」と好きな研究をしている「○×細胞利権」の研究者もどきには、

「金返せ!」と怒ってね≧(´▽`)≦


私は、怒られないように、がんばります。

 

<新型インフル> 日本で半年以内の大規模感染確実 押谷東北大教授が警告

 世界保健機関(WHO)で感染症対策を担当した押谷仁東北大教授は13日、
都内で講演し「日本で半年以内に新型インフルエンザの大規模な感染拡大が必ず起きる。
地域によっては、早ければ数週間以内にも起きる」と警告した。

 国内の現状について押谷教授は

「患者間の疫学的なつながりがなく感染源が特定されないケースが出ており、

明らかに感染拡大が続いている。

隔離や自宅待機を恐れて名乗り出ていない人もいるとみられ、

感染源が特定されず地域社会に広がっている」と指摘。


 予想されるシナリオとして「南半球や東南アジアで一気に大流行する可能性がある。

そうなると日本への感染者の流入をまったく止められなくなり、

冬まで局地的流行が続くことも考えられる」との見方を示した。

 押谷教授は「重症化する患者に対する医療態勢の整備が課題で、

各地域で真剣に考えなければならない」と述べた。(共同)



コメント:


これ、少し、煽り気味の講演内容ですけどね・・・。

日本の疫学調査では、やはり季節インフルよりも感染力が強いという結果が出たけれど。それを踏まえても、ここで再三、言っているように、これから当分の間は、まったりと増加する程度です。ここ数週間以内云々という科学的根拠は希薄です。

(大規模というのは、どの程度の数のことを言われているのか知りませんがね。)


ちゃんと私の予想通り、毎日、平均して20から30人くらいずつ「感染確認者」が

報告されているでしょ・・・(この数値より、ちょっと多かったり少なかったりする日は、

あるけれども)。これが続きますよ。

ただし、長いこと。そして、秋以降には第2波が来襲。


この「第2波」が予想通りだと、かなりやっかいですがね。

たとえ、今のレベルのものが、まだ維持されていても

季節インフルとのダブルで本格的に、こられると、

医療現場は大きく混乱する。

(ましてや、強毒型との「マリアージュ型」なら、眼も当てられない。)


だからいったでしょ。今、「安心・安全宣言」なんて政治家がやるなって。

どうしてもしたければ、(崩壊中の)医療体制を整えてからだ。

これをやらずに、なにが「安心・安全宣言」なのかと。

そこで使う「武器(医薬品・ワクチン)」の開発・整備も必要なのはいうまでもない。


生まれつき盲目の人に『目が見えたら何が見たい?』と聞く新聞記者…バカな質問だが・・・。

「この間、クライバーンの記念のピアノコンテストで優勝した辻井さん、



全盲の、あの人が帰ってきてね、
どこの記者だこれ、朝日か、質問してるんだな。



メディアの諸君って力もってるよな。会社を背負って。
だけどそれは諸君がだね、優れた人材であるということの証にはならないんでね、



これ、ちょっと無神経というかね、
生まれたときから目が見えなかったこの人物にこういうこと聞いてるんだね。



『もし目が見えたら、何が見たいか』。



そしたら『両親の顔が見たい』とか彼は答えているわけ。




それでまぁ『心の目で見て満足しています』と笑みを浮かべたと。



これ、失敬千万というかね、傲岸というか、無神経というか、



これ質問になっていないということを
当人は分からないんじゃないかな。

この手のことがずいぶん多いね、このごろね。



福島智さんっていう、全盲全ろうつまり、子供のころから
だんだん目が見えなくなってついに両方の耳目が見えなくなって、



18歳の時に完全に聾唖者になった。
非常に優れた人物で都立大が点字で授業を受けさせて、



東大の先端技術の研究所のコミュニケーション。
つい最近教授になって、この人物に会って私、ショックを受けたんだけども、



彼に言わせるとね、やっぱり 健常者は同情はしてくれるけど、



本当に深刻な障害を負った人間というものをなかなか理解できない。
本当のコミュニケーションはそういう人たちはとりにくいんだということを言ってましたがね、



これなんかいい例だね。

第一、新聞記者がね、生まれたときから目が見えないと分かっている人間にだね、



目が見えたら何を言うか。
ばかな質問じゃないかこれ。おごりだよこれおごり。メディアの。と私は思いました。
非常に憤りを感じますね、これ。当人はこれいい記事書いたつもりでいるかもしれないけどね、



そういうところが
やっぱりね、記者としての資質を問われるべき問題だと思いますよ。」(抜粋)

(MSN産経)


コメント:



 これ、確かに馬鹿な質問をしているわけだが、


その「馬鹿な質問」に対する「答え」が素晴らしい。



 非常に上質の知性を感じた。


新たな現代病「携帯電話ひじ」

これまでにも「ゲーム指(Nintendo thumb)」

(ゲーム機のボタンの押しすぎで親指に水ぶくれ、感覚異常、腫れなどが生じるもの)や

「ギター手首(Guitar Hero wrist)」(ギター型コントローラーで音楽を演奏する

ゲームのやりすぎで生じる手首の腱鞘炎)などの疾患が提唱されてきたが、


次なる現代病は「携帯電話ひじ(cell phone elbow)」だという。

医学的には肘部管(ちゅうぶかん)症候群と呼ばれるこの疾患は、

尺骨神経の圧迫により前腕および手にしびれ感や痛みが生じるもので、

その原因の1つは携帯電話で話しすぎることだという。


 携帯電話を耳につける姿勢のように長時間ひじを曲げたままにすると、

ひじの尺骨神経が伸ばされた状態となり、血流が低下して神経の炎症や圧迫が起こる。

米クリーブランド・クリニック(オハイオ州)のPeter J. Evans博士は、

この神経が伸ばされた状態は、水まき用のホースが足で踏まれているような状態だと説明している。

 この疾患の最初の症状は、尺骨突起部を打ったときのような前腕と手の無感覚、

しびれ、痛みである(ひじをぶつけて手がしびれるのは、実際には尺骨神経をぶつけている)。


症状が進むと筋力や筋肉の協調性、可動性が低下して字を書く、

タイプするなどが困難になり、慢性化すると薬指と小指がまっすぐに伸びなくなることもある。

患者数は明確にされていないが、携帯電話契約数の増加に伴い発症率も増加しているという。

ただし、正中神経の圧迫により生じる手根管症候群よりはまだ少ないとのこと。

この報告は「Cleveland Clinic Journal of Medicine]5月号に掲載された。


 肘部管症候群になる人のほとんどは中高年以上で、男性よりも女性が多い。

この理由は不明だが、ホルモンの変動や骨格によるものではないかとEvans氏はいう。

携帯電話だけでなく、ひじを曲げて寝る、机に肘をついて座るなども原因となるという。

ほとんどの場合は、携帯電話のヘッドセットを使うなど生活習慣の改善によって症状を緩和できるが、

重症の場合は超音波を用いた治療のほか、ストレッチやマッサージ、

神経滑動運動(nerve gliding exercise)、抗炎症薬の注射や外科手術を行うこともある。

症状に気づいたらすぐに医師に相談することにより、進行を防ぐことができるとEvan氏は述べている。

(日経ネット)



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前に、医師国家試験用に「Wii症候群ネタ」で問題を創ったけれど、

今度は、このネタを使おうかな(*^▽^*)

新型インフルで休校、親欠勤なら企業損失2000億円?・・・いろんな試算があるんだね~

 東レ経営研究所(千葉県浦安市)は12日、

新型インフルエンザが企業に与える経済的な負担を試算したと発表した。

それによると、共働き世帯で子どもの通う保育園や小学校が休園・休校した場合、

親が欠勤した時に企業が被る損失は全国で2000億円を上回ると推計した。


 新型インフルで実際に休校などの措置をとった大阪府と兵庫県の事例をもとに試算。

1週間休園・休校する前提で、共働きの親が有給休暇を取ったり、

業務を別の社員に負担させたりする場合にかかる損失を測った。


一部地域内で一律休校などを実施した兵庫では125億7000万円、

大阪では82億4000万円の損失を企業が被ったと推計。同様の措置をほかの地域もとった場合、

東京都では損失額が210億9000万円、

埼玉県や神奈川県もそれぞれ100億円を超え、

全国規模なら損失額の合計は2011億4000万円に達するという。


 東レ経営研究所では「流行しているウイルスが強毒性なら企業負担はもっと増える可能性がある」

(市場調査部)としている。(日経ネット)



コメント:


 東京都では損失額が、この会社の試算では210億9000万円か。

この間のシンクタンクの試算なら、「首都圏」で437億円(6月3日記事)。

 埼玉と神奈川も「首都圏」なら、同じくらいだな。


千葉県入れたら、100億円単位でのズレが生じるな。

こういうのは、業界では誤差の範囲なのか?(笑)


こういう仕事で給料もらえるなら、いいよなあ。

<新型インフル> 世界的大流行「3年続く」 WHO医務官が見通し

【ジュネーブ12日共同】世界保健機関(WHO)が11日に宣言した新型インフルエンザの世界的大流行(パンデミック)について、WHOの進藤奈邦子医務官は同日、記者会見し「今後3年間はパンデミック状態が続く」と述べ、警戒水準(フェーズ)が最高位の「6」に長期間据え置かれるとの見通しを明らかにした。

 医務官は「今後は(冬を迎える)南半球の動向を注視する必要がある」とした上で「感染者は米国など北半球でも増加し、新型ウイルスが衰える気配はない」と安易な終息ムードを戒めた。

 フェーズ6の期間中、世界の多くの人が新型ウイルスに感染して免疫を獲得したり、ワクチンで感染被害を抑え込むことなどにより、患者数は徐々に減少。新型ウイルスはその後、通常の季節性インフルエンザウイルスと同じ扱いになるという。

 また、進藤医務官はこれから季節性インフルエンザの流行期に入る南半球について「季節性と新型の双方が同時に流行する可能性がある」と指摘。さらに、双方のウイルスが交雑し、抗ウイルス剤、タミフルに対する耐性を持った新型ウイルスが発生する危険性があるとの懸念も示した。



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 ほらね、私の予想通り、フェーズ6になり、重症度も併記された形になったでしょ?

まあ、重症度の併記は「提案」でしたけどね。

 3段階というのは、少々、伝わりにくいから5段階にって、言ってましたけど・・・。


 医務官の懸念には同意です。(前から、繰り返し、私も言ってることですし。)


ちょっとは、このブログも、お役に立つのかな?