脂質が“燃えない人”に共通する落とし穴
「食べてないのに太る」「脂が燃えない」
「コレステロールが高い」
そんな人に共通するのは、“リンパの詰まり”。
脂質って、実は血液よりもリンパ管を通って運ばれるんです。
食事で摂った脂質は、腸で分解されたあと、
乳び槽(にゅうびそう)という
リンパの大きな貯留所に集められ、
そこから全身に運ばれます。
この“油の通り道”が滞ると、脂質代謝は鈍くなり、
体脂肪が増えたり、ホルモンや免疫にも影響が出ます。
リンパが詰まるということは、
「体が脂を捨てられない」状態。
いくらカロリー制限をしても、
燃える準備ができていないんです。
リンパを流す=油のルートを開くこと
血液が心臓のポンプで動くのに対し、
リンパは「筋肉のゆらぎ」や「呼吸の圧力」
でしか動きません。
つまり、力むほど滞るのがリンパ。
脂質をスムーズに流したいなら、
「頑張る運動」よりもまず「ゆるめて流す」ことが
先決です。
リンパが流れ出すと、
-
中性脂肪が“ためる”から“使う”へ変わる
-
コレステロールの排泄がスムーズに
-
冷えやむくみが軽くなる
といった全身の変化が起こります。
脂質代謝は、
体の中で“流れ”が整ってはじめて働く。
だから、リンパを動かす=脂質を生かす、なんです。
整え方①:腸リンパをゆるめる呼吸
脂質の出口である「乳び槽」を開けるには、
お腹をゆるめるのがいちばん早い。
仰向けになって、おへその少し下に両手を置き、
息を吸うときにお腹をふくらませ、吐くときにへこませる。
この呼吸を3分。
浅くてOK、頑張らず“波を感じる”ことがポイント。
腸リンパが開くと、
体の内側から「スッ」と軽くなる瞬間があります。
それが、流れが再開したサイン。
整え方②:脚の内ももをゆるめる
リンパの大動脈は、足の内側を通って腸に戻ります。
だから、内ももを優しく撫でるだけで、
下半身の“油詰まり”が解消されやすくなるんです。
座ったまま、太ももの内側を手のひらでなでなで。
呼吸とセットでやると、脚もお腹も同時に流れます。
冷え・むくみ・お腹ぽっこりの人ほど、
ここがガチガチになっています。
「内ももが柔らかい人ほど、代謝がいい」は本当です。
油は敵ではなく、“流れれば味方”
脂質は悪者ではありません。
細胞膜・ホルモン・神経伝達物質、すべて脂質が材料です。
ただ、流れない脂が炎症や不調を生む。
だから、「燃やす」より「流す」。
それが、健康的に整う人の新しい常識。
次回は「脂質を流す食べ方」編🍽️
腸リンパを詰まらせない食べ方・油の選び方を解説します。
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