子どもが帰ってきたら、
ただいま~の声の感じで、
子どもの心の状態って分かりますよね。
うちは明らかに
シュンとして帰って来ることがあったので、
それに合わせて
話す内容を変えています。
(うちの子はいじめられがちだったので、
何かあった日には、
分かりやすくシュンとして帰ってきてたんです。

おはようございます。
滋賀でキネシオロジーやアクセスバーズという
セラピーをしています なみです。
以前は、
私が子どもを不安の目で見ていたので、
話す内容はどうしても
確認のための(私が安心したいがための)質問に
なりがちでした。
今日は昼休みは外で遊んだの?
誰と?
みんなと上手く遊べたの?
みたいな。。。
質問じゃなくて、詰問??

自分の知りたいことを聞いているだけだから、
質問内容も
YES/NOで答えられるものがメインでした。

チェック項目を毎日チェックして、
私が安心したかったんですね。
小学校も2年生に入ってから、
これでは会話になっていないなと気づき、
なるべく文章で答えられる質問に
変えるように心がけていました。
質問が、YES/NOで答えられるものを
クローズドクエスチョン
相手に自由に答えさせるような質問を
オープンクエスチョンと言います。
考えや事実を明確にしたい場面などは、
クローズドクエスチョン。
多くの情報を引き出したい場面は、
オープンクエスチョン。
そんな風に質問の仕方を工夫するのが、
会話術などで言われています。
2つの質問の仕方をミックスさせて
会話を進めていくのが良いんですって。
その意味でも、
私が本当に安心したかったら、
あえてオープンクエスチョンで
たくさんの情報が得られるように
質問した方が良かったってことですね。
今では、
私が何かを聞かなくても、
1人でずーっとしゃべってはります

その舌好調具合で自然と
学校での様子が分かります

私は会話しているつもりだけど、
本当に会話になっているかという点で考えていくと、
気になるのが、
「大丈夫?」って聞いてしまうときです。
もし、誰かに「大丈夫?」って聞かれたら、
パブロフの犬よろしく、反射的に
「大丈夫!!」って、
答えてしまいません?
予め答えを想定した
質問?
確認?
いや、もっと意地悪く言うなら、
場合によっては 強制?
大丈夫だよなっ!!大丈夫と言え!!
ってニュアンスが含まれているときもありますよね(笑)
不思議なんですが、
大丈夫に対して大丈夫って言うことは、
もう、合い言葉になってるんですよね。
今は亡きお舅さんですが、
なくなる前に何度か倒れてるんです。
私の目の前で倒れたとき
お姑さんが「大丈夫?!お父さん!!」って、
言ったんです。
私も心の中で同じことを言いました。
するとね、意識朦朧としながらお舅さんが言うに、
「大丈夫。大丈夫。」

いえいえ、絶対大丈夫じゃないですから!!
救急車で運ばれて、
そのまま数ヶ月入院しましたから。。
でも、私たちって、そんな時ですら、
ついつい大丈夫?と聞いてしまい、
そして、大丈夫!と答えてしまう。
合い言葉は発動するんです。
大丈夫の条件反射って侮れない。
ってことは、
子どもが大丈夫と答えたからって、
大丈夫とは限らない。
同じようなやりとりとしては、
毎朝私は「忘れ物ない?」と子どもに聞いてしまいます。
私も子どもの頃に出ていきしなに言われた時は、
忘れ物があるって分かっていたら、
出ていこうとはしませんから!
その質問無意味です~!と思いつつ、
「ない!」と答えたものです。
なのでなるべく、ハンカチ持った?
給食の用意持った?
と、具体的に子どもが忘れやすいものを
挙げて聞くようにしています。
自分が安心したがための
質問や確認。
答えが用意されているための
質問や確認。
そんな会話と言えない会話を意外と
しているんだなと思いました。

本当にちゃんと会話してるかな?