辛い思いを文字に変える -2ページ目

八月十四日

広がれし 朧にゆれる 酔芙蓉

八月九日

立秋 日輪負けず に煌めく

八月四日

眼に映す あの日と同じ 峰の雲 

七月二十一日

さるすべり 僅かの時間に 乱される

すれ違いの線がまだ......

本に没頭する毎日、充実感と楽しみが心の中に広がり
昔の感情がきれいさっばりと忘れた、っと思ったが......
大学三年になるにつれ、課業は重くなる一方
本を見る時間が減っていくし、就活に悩み、両親に相談した結果
意見の分岐による喧嘩、再び襲い掛かる帰属感に対する疑問
そんなある十月の日に私は気晴らしに学校のサークルの講習へ行って、
もう一度物理の世界に浸ろうとした
十月とはいえ、近年に続く気候の乱れであの日は結構いい天気でした
午後二時の日差しは想像以上に強くも私はジャケットを着て移動した
何しろ、冷房は苦手だ
活動場所へ近付きにつれ、心臓の振動が鼓膜に共鳴し
やがて、周りの音や声がぼんやりにしか聞こえなかった
そんな時にある人に肩を叩かれた
思わず後ろへ跳んでいて、その人をよく見たら
見覚えのある人だ、あ......確かにあの時の