辛い思いを文字に変える -5ページ目

湧き上がる、その感覚

たとえ何かしようとしても
相手の力の前に何もできぬまま
暴行をされ続けやがて足掻く気力も失い
そうだ、そこにあるのは生きる死骸......
何も考えられない、何も出来ない、何もない

誰しも思い描くものは 夢
そして人は夢見ることを儚いと嘲る
なぜこうなる、それは
夢見がちの人たちは碌な努力もしていなかったなのに
夢はいつかかなうと思う挙句、何もなしえなかった
ゆえに他人の夢を儚いと呼び、かなう可能性を
最初からつぶそうとした

が、言われる方も自分なりに責任がある
他人に言われるだけで何もかもほったらかし
自分の可能性を信じない
責任の重さを考えてみれば
己の方は他人より一倍あるでしょう

六月三日

柔肌に 零れ落ちるは 更衣

五月二十九

にがみとも 卯の花腐し こころそこ

六月が近付く足音

鏤める 書に降りかかる 梅雨の露