ゲーム活用
小学生の英語学習は、その学年により異なった利点が見られることがありますが、自然な習得を推進するためには、やはりコミュニケーションで英語を使う場面が有効だと実感した出来事がありました。英語の場合、答え方が「ハイ」の場合でもいろいろあります。「Yes, I do.」「Yes, I can.」「Yes, it is.」「Yes, he is.」等々です。先日の奨学3・4年生クラスでは、ゲームを通して、「Is it ~?」と尋ねるゲームをしました。答え方についての説明はせず、まずゲーム突入です。「Is it big?」というように、尋ねていくのですが、答え方については「Yes」, 「No」の場合、どのように答えればよいのでしょうか?それぞれの生徒さんが答えるときに、これまでの知っている「Yes, I do.」とか「Yes, I can.」と答えるときに、私の方で「Yes, it is.」とか「No, it isn't.」とアシストすると、個々の生徒さんが、私のお手本を自分の中で取り込んで、そのように、運用できるようになります。理屈ではなく、10歳まで特に優れているといわれる言語学習に対する子供の時期にしかない言語習得の特別能力で生徒さんたちが無意識に分析し、自分の力で運用しているんだと、実感した時間でした。子供の時期の言語習得の特殊能力について、もっと理解を深め、個々の生徒さんたちの英語習得に生かしていきたいと強く思った小さな出来事でした。