二番茶の製造が無事終了しました。 | いげっちのちょっと一服 お茶のみばなし

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いげっちは狭山茶を作っているお茶農家です。狭山茶が大好き。気の向くままにお茶のみ話をしたいと思います。どうぞよろしくお願いしま~す。

皆様こんばんは。


29日に二番茶が無事終了しました。それと明日は「新茶」の


のぼり旗を撤去してふつうの「狭山茶」へ付け替えます。


皆さんは「新茶」と聞くと今年作ったお茶のことだと思います


か?。実は「新茶」というのは採れた時期(今年摘んだお茶)


という意味ではなく、旬をあらわす表現なのです。


つまり、初夏の一番初めに芽ぶいた新芽を「新茶」といって


喜んで飲んだのだそうです。しかも、昔(江戸時代)に今の


煎茶の原型とされる製造方法が考案され全国に普及した


のです。


ちなみに関西では「新茶」を飲む習慣が古くからあったとさ


れています。 では、なぜでしょうか?


江戸時代は武蔵の国・江戸(現在の東京)に幕府が置かれ


ていたわけですが、昔なので冷蔵庫のようなものはありま


せんでした。そこで、山のふもとの冷涼な地域に今年のお茶


を保存しておき、江戸まで運ばせていました。


「お茶壷道中」というものがそうでした。


また、庶民の人たちも、お殿様が口にしてから今年の新茶


をのんだそうです。秋になるとお茶が熟成され、味が甘み


をもち、まろやかになるという特徴があります。


秋風が吹くころだったので、現在でも茶道で「封切り茶」と


言う風習が残っています。


しかしながら、関西では「新茶」の新鮮な香りや渋みなどが


好まれていたようです。


昔の人は「初物を食すと寿命が延びる」といって、旬の食材


を大切にしてきました。これは野菜の話ですが、栄養素も


多いようですので、積極的に摂取してみてくださいね。


では、さようなら。