今日の21時頃こんな新聞記事をみつけましたよ。
京都大再生医科学研究所の玄丞烋准教授らのグループが緑茶の成分に含まれている「エピガロカテキンガーレート」に脂肪酸を反応させることで新たな化合物を生成し、化学的に安定化させることで抗がん作用を強めることに成功した。緑茶の成分「カテキン」には抗がん作用をはじめ数々の医学的効用があるとされてきたが、医療の現場で実際に使用されるには化学成分が不安定で医薬品に応用するには課題があった。
(時事通信社 カテキンの抗がん作用増強 という新聞記事より要約)
お茶は体にいいとは思っていましたが医療分野にも応用することが期待されているとは思いませんでした。自然由来なので副作用も少なそうですし、私たちにとって身近で安全な薬がどんどん開発されていくことを期待しています。
さて、今日は火入れという作業をしました。火入れとはお茶を鉄板の上などで炒ることで香ばしい香りとお茶の持つほんのりあまい味を最大限引き出す作業です。
このような機械を使って火入れをしてゆきます。
胴の部分が跳ね上がって投入・排出口が出てきます。この下部より炎をつけて炒ってゆきます。ちょうどフライパンのような状態です。
中には2枚のサライ手が付いていてぐるぐる回転する仕組みです。
中でゆっくりと時間をかけて焙煎してゆきます。だんだんお茶の匂いがしてきました。
しばらくするとお茶が温まってきてお茶の匂いがしてきます。しかしながら、あまりいい匂いではありません。最初はお茶に移ったにおいが先に出出来ます。お茶には他の匂いを吸収してしまうことがあり、冷蔵庫や冷凍庫に保存してあるお茶などは冷凍庫などから食品を出した時の匂いなどが付いていることがあります。
まずはそのようなお茶についてしまったにおいを追い出すことから始めます。
20~30分たったでしょうか?だんだん悪いお茶の香りが抜けて、においがしなくなってきます。ここで火を強めて香ばしい甘いいい香りをつけてゆきます。
ここはお茶屋さんの腕の見せ所なんですよ。こんなことをしてお客様に新たな価値をつけて販売しています。狭山茶には「狭山火入れ」という独特の火入れ技術があります。私のところではその伝統の火入れ法を参考にして火入れを行っているのですよ。
では、また。