今年の3月に開場するファイターズの新本拠地「エスコンフィールド北海道」の竣工式が行われました。

 


開閉式の屋根を持つ総天然芝の球場施設を中心に商業施設、宿泊施設、マンションなどが集まりひとつの「街」が作られるというスケールの大きさはぜひとも訪問したいなと思わせるものです。しかし、今年はチケットはプラチナチケット化するでしょうし、なんせ北海道ですから思い付きで行ける距離でもないので、いずれは訪問したいなと思っている球場巡ラーの筆者です。

 

球場巡りをしていると、エスコンフィールドのようにプロ野球の常打ち球場以外でも新しい球場が開場することも多々あります。近年でも気が付くと新しい球場が開場していて驚くことがあります。(具体的には群馬県沼田市の「クライムスタジアムぬまた」や佐賀県武雄市の「ひぜしんスタジアム」etc)

 

エスコンフィールド同様に今年の春にオープンする球場もあり、岩手県盛岡市にオープンする「きたぎんボールパーク」がそれにあたります。

岩手県営球場盛岡市営球場の老朽化を受けて計画された新球場ですが、開場する今季に早速NPBの公式戦も組まれており、新たな岩手の野球のメッカになりそうですね。高校野球や北東北大学野球連盟の公式戦が組まれたら訪問したいなと思います。

 

さて、筆者の備忘録も兼ねてネットで検索することのできた全国の野球場の新設、改築の計画について纏めておこうと思います。

 

①北海道札幌市

 札幌市東区のモエレ沼公園にある軟式野球場を硬式野球にも対応できるよう観客席や円山球場麻生球場にない照明設備も設置する計画になっているようです。2024年末までの工期を見込んでいるようです。また、この球場の改築が完了次第、円山球場、麻生球場の改修も計画されているようです。

 

②栃木県宇都宮市

 2017年に解体された宮原運動公園野球場。解体後は仮設の野球場が設置されていましたが、新たに球場を建て直すことになったようです。2022年10月に着工され、2024年3月までの工期を見込んでいるとのこと。

 


③栃木県真岡市

 整備を進めている総合運動公園の南ブロックに2024年ころの開場を目指しているようです。社会人野球の開催を想定しているとのことでかなり本格的な設備になるのではないでしょうか?現行の野球場を改築する形になりそうですね。

 


④千葉県市川市

 国府台球場の改修工事が進んでいます。すでに球場の解体が進み、改修後は全面人工芝の球場に生まれ変わるようです。開場は2025年ころ?

 

 

⑤千葉県木更津市

 市内の江川運動場内に両翼98m、中堅122mの硬式野球対応の野球場を整備中のようです。

 

 

⑥石川県金沢市

 老朽化している石川県立野球場の建て替えを県知事が表明しているようです。数々の名勝負が生まれた球場ではありますが、収容能力やフィールドの広さについては他県の球場に比べ見劣りする部分があったため、どんな球場になるか注目ですね。

 

 

⑦石川県白山市

 市内初の硬式野球場として2023年春の開場を目指しているようです。

 

 

⑧滋賀県日野町

 大谷公園にある既存の野球場を2025年の国体に向けて改修を行うようです。昨年7月に着工済みで本年度中に利用再開となる見込みのようです。

 


⑨広島県福山市

 まだ構想の段階のようですが、新たに人工芝の野球場やサッカースタジアムなどを設けた「ふくやまスポーツパーク」という構想があるようです。

 

 

⑩愛媛県新居浜市

 老朽化している現市営球場に代わる施設として、新たに計画している総合運動公園の中に新球場を建設する構想があるようです。

https://www.city.niihama.lg.jp/uploaded/life/33049_97767_misc.pdf

 

球場巡ラーとしてはこれらの野球場が完成したら訪問踏破をしたいなと思います。一方で新球場の開場によって先述の岩手県営球場のように閉場となる野球場もありますので、新球場の計画があるところで未訪問の現行球場も訪問しておきたいところですね。上記の球場の他に「こんな新球場の計画があるよ」という情報がございましたら、コメント欄に記載いただけますと幸甚です。

しかし、新球場が新たにできてくると、「野球場巡り」の旅は本当にライフワーク的な趣味になりそうですねぇ。