5月5日に横浜スタジアムで行われた神奈川県高等学校野球春季大会準決勝、三浦学苑高×東海大相模高の観戦記です。
ストップ・ザ・横浜の本命ともいえる東海大相模高。昨夏の甲子園8強メンバーも多く残り、順当にベスト4まで勝ち上がってきました。対するは実に71年ぶりの準決勝進出となった三浦学苑高です。
<スタメン>
【先攻:三浦学苑高】
①ショート 辻
②センター 堀尾
③ライト 石渡
④サード 柴山
⑤レフト 吉澤
⑥キャッチャー 徳江
⑦セカンド 田中
⑧ファースト 三川
⑨ピッチャー 秋山
【後攻:東海大相模高】
①ライト 岡山
②ショート 安嶋
③センター 中村
④ファースト 金本
⑤セカンド 柴田
⑥キャッチャー 佐藤
⑦レフト 高野
⑧サード 日賀
⑨ピッチャー 萩原
<試合概況>
両校先発投手が素晴らしい投球をみせ、5回までスコアレスの展開となります。
ようやく試合が動いたのは6回裏、東海大相模は3番中村のヒットを足掛かりに、敵失も絡みチャンスを広げると7番高野の適時打で先取点を奪います。
さらに8番日賀にも適時打が出て、この回東海大相模が2点を奪いリードします。
しかし三浦学苑も7回表、6番徳江がレフトスタンドにソロ本塁打を叩き込み1点差に追いすがります。
このまま終盤まで接戦になるかと思われた7回裏、東海大相模が底力を見せます。
2番安嶋、3番中村の廉Ⅾ名を足掛かりにチャンスを作ると、ここまで好投してきた三浦学苑先発秋山の制球が乱れ、6番佐藤に押し出しの四球を与えてしまい3点目。
さらに連続押し出し、9番萩原の2点適時打が出て追加点を加えここまで7-1とし、さらに満塁のチャンスが続きます。
この場面で2番の安嶋がライトスタンドに満塁本塁打を叩き込み、コールドが成立。
東海大相模が7回コールド11-1で三浦学苑を退け、決勝進出を決めました。
<注目選手など雑感>
東海大相模が苦しみながらも最後は三浦学苑を圧倒し、快勝しました。
最後コールドを決める満塁本塁打を放った2年生の背番号20の安嶋はマルチヒットをマーク。
こういった下級生の新戦力が出てくるのが東海大相模の選手層の厚さ、タレントの豊富さを物語っていますね。
昨夏の甲子園を経験している3番の中村も2安打をマークし、攻撃の起点にもポイントゲッターの役割も果たしそうです。
投手陣では先発の背番号10を付けた萩原が本塁打を1本浴びましたが、7回1失点と先発の役目を果たす好投。
旧チームからマウンドを踏んでいる福田が肘の違和感で出遅れている中、投手陣の厚みを増す存在として台頭してきそうです。
決勝で横浜との対決となった東海大相模ですが、惜しくもサヨナラ負けで準優勝に終わりました。しかし、横浜との実力差は紙一重に思えますので、夏の大会でのリベンジに期待したいですね。
敗れた三浦学苑ですが、序盤は先発秋山の緩急をつけた投球で東海大相模相手に善戦しました。
秋山の5回までの投球は相模や横浜のような強豪相手にも十分に対応できる内容でした。ただ3巡目以降は相模、横浜レベルのチームだと順応してくるので、そこをひと踏ん張りするもう一工夫が必要かもしれませんね。
71年ぶりの準決勝進出で夏はAシードとして、他校から追われる立場となる三浦学苑。この敗戦を糧に上位進出、甲子園につなげられるよう夏までに仕上げていってほしいですね。
三浦学苑高0000001=1
東海相模高0000029X=11
<7回コールド>
(三)秋山、吉澤、柳澤-徳江
(東)萩原-佐藤
【勝利投手】萩原
【敗戦投手】秋山
【本塁打】
(三)徳江
(東)安嶋














