みなさん、こんにちは。
今日は、2月1日に開催された臨時会の報告です。
少し遅くなってしまいましたが、
この日は、
2つの議案の審議を行いました。
実は、その内の1つの議案が
否決されました。
2つの議案の内容
この日に提出された議案の内容は、以下のようなことです。
■A, 認定こども園の工事請負契約の締結について
昨年6月の定例会で否決となった議案を
外構工事の内容を含めての再審議。
8対8の賛否同数となり、議長採決で否決
■B, 県独自の「低所得のひとり親世帯に対する生活支援特別給付金」
児童一人当たり一律5万円の支給が決定
それでは、1つずつ詳しく解説していきます。
A, 認定こども園の工事請負契約の締結について
この認定こども園は、
旧鉾田小学校跡地に建設を予定しているものです。
この工事のための「工事請負契約の締結について」という議案です。
● 昨年6月の議会でも否決になっている
これは、昨年6月にも否決された内容に、
外構工事を含めたもので再度、審議されました。
この時の様子は、以下のリンクからご覧ください。
この時と同様に
結果的に、
8対8の賛否同数となり、
議長採決によって否決されました。
(1名が欠席)
私も反対しました。
● 反対した理由は
余りにも高すぎる入札の落札率について、
疑念が消えなかったためです。
昨年6月の時は落札率99.81%で、
今回は98.8%でした。
ほぼ同様の内容で、かなり高い落札率です・・・。
しかも他の入札参加者は、
予定価格オーバーと辞退者だけで、前回と同じです。
実は、鉾田市の工事入札について
90%後半の高落札率が多くなっています。
このことに、
多くの市民からも疑問の声が上がっています。
● 今後の進め方の提案
これまでも多くの議員から指摘されて来たことを
じっくり進めるべきだと思います。
具体的には以下の3つのことが必要でしょう!
●ア 用地選定委員会での土地選定を!
⇒市の施設建設する場合は、
通常、用地選定委員会を開催して来ました。
ところがこの認定こども園の建設については、
委員会を作らずに進んでいます。
将来を考えた場合に、
鉾田市としてどこに建てれば良いのか
きちんと考えるべきだと思います。
●イ そもそも市全体の幼児教育の在り方を検討を!
⇒なぜ鉾田南小学区のみを
認定こども園化するのでしょうか。
市全体として、
定員の3分の1しか埋まらない幼稚園の
在り方も含めて、検討すべきだと思います。
●ウ 使用されなくなる施設の1部の利用計画を
⇒残念ながら、
本市の出生数も年間200人を切る状況に
なっています。
現在は、必要な認定こども園も
将来的には、必要の無い施設になります。
ですから、
使わなくなった施設の1部を
どのように使用していくのか、
先に決めたおく必要があります。
● 施設建設の代替案
すでに具体的な代替案についても
書かせてもらっています。
詳細は、以下のリンクからご覧ください。
上記の進め方をしながら、
その他の様々なことを考えていく必要があるのです。
B, 県独自の「低所得のひとり親世帯に対する生活支援特別給付金」
児童一人当たり一律5万円の支給が決定
昨年、政府で実施した給付金とは別のものです。
● 支給対象者
大きく3つのケースがあります。
①令和4年1月分の児童扶養手当の支給を受けている方
②公的年金給付等を受給しており、
令和4年1月分の児童扶養手当の支給が全額停止される方
※公的年金給付の内容
遺族年金、障害年金、老齢年金、労災年金、遺族補償など
※既に児童扶養手当受給資格者としての認定を
受けている方だけでなく、
児童扶養手当の申請をしていれば、
令和4年1月分の児童扶養手当の支給が
全額又は一部停止されたと推測できる方も対象
③新型コロナウイルス感染症の影響を受けて
家計が急変するなど、
収入が児童扶養手当を受給している方と
同じ水準になっている方
● 申請方法や期限
上記①児童扶養手当の受給者、申請が不要です。
それ以外の方は、申請が必要です。
・申請の窓口
市役所の担当課が、窓口になります。
鉾田市の専用HPは、以下をご覧ください。
また、県のHPはこちら。
市役所のHPが出来次第、またご連絡しますね。
もう少々、お待ちください!
それでは、今日はこの辺で失礼します。