みなさん、こんばんは。

 

12/7(火)から開会した

定例会の一般質問に関する報告です。

 

 

一般質問については、

12/9、12/10の2日間で実施され、9名が登壇しました。

 

その内容は、以下です。

 

報告が、だいぶ遅くなってしまいましたが

 

前回のブログがこちらでした。

 

 

 

私の今回の一般質問のテーマ

もう一度書くと、

以下のような内容です。

 

■表のテーマ

 

岸田市政2期目の公約に関する

「夢物語ではない」

 

“考え方”市の将来像”に関する意見交換

 

と、なっていますが裏テーマもあります。

 

■裏のテーマ

ストーリーで語る市の事業運営を目指して!

 

 

そして、一般質問の通告書がこちらです。

 

 

私の一般質問の動画

録画配信は、こちらからご覧いただけます。

 

 

 

 

更に詳しい一般質問の内容

昨日、ブログにまとめた内容も含めて、

ひとまとめになる一般質問でした。

 

以下は、会派で実施した予算要望です。

 

 

 

 

それでは、1つずつ詳しく書いていきます。

 

長くなってしまったので、

簡単に確認したい方は、

前回のブログをご覧ください。

 

 

1,公約の優先順位と財源確保等について

では、どのような狙いがあったのか。

 

前回書いたブログよりも詳しく書いていきます。

 

つくば市のような

予算の多い自治体ではない、鉾田市

 

だからこそ、優先順位付けが必要なのです。

 

特に2期目については、

市の実態の把握は終わっているはずです。

 

自分の理想とする鉾田市の未来を考えた場合に、

どのような順番で、どのようなこと実現していけば、

効果的で、効率的であると考えているのか

を聴きたかったのです。

 

これらを元に市民に対して、

ストーリーで話すことにより

 

市民は共感して、

鉾田市の未来をイメージすることが出来る。

 

これにより、鉾田市に誇りを持ち、住んで良かった。

と思える鉾田市になるはずですから。

 

だがしかし、市長からは明解な答えをもらえませんでした。

 

「やれることから、やる」という解答は、非常に残念でした。

 

2,未来を担う教育行政の在り方について

この部分の狙いは、以下のようなものでした。

 

 

「子育て支援」という印籠があれば、

何をしてもOKみたいな雰囲気がありますが、

そんな訳ないですよね。

 

ずっと鉾田市に住み続けたい行政に!

他自治体ではなく、本市が選ばれる行政に!

 

なれるのか、という視点が必要です。

 

特に、給食費の無償化の予算は

 

実に

1億5,000万円以上の予算が

毎年掛かるのです。

 

ですから、人気取りではなく、

どういう理由で、給食費を無償化する考えなのか

市長の考えを聴きたかったのです。

 

 

確かに子育て世代としては、

給食費の無償化は嬉しいです。

 

けれども、だからといって、

「よし給食費が無料だから、鉾田市に住むぞ」

とか

「よし給食費が無償だから、鉾田市に引っ越すぞ」

 

となるでしょうか。

 

私はそうならないと思います。

 

小学校に入学してから、

わざわざ引っ越そうとする人はいないでしょう。

 

市役所が考えるように

「子どもを持ちたいと思う人が、

経済的な理由でそれを諦めない」

 

というならば、

小学校に入学する前の時点での支援の方が

より重要ではないでしょうか。

 

そして、人口減少対策としては

 

・小学校入学前の支援

・女性の働く場所の確保

 

の方が、より効果的だと感じます。

 

いずれにしても、子育て支援・人口減少対策こそ

 

 

ストーリーで話すことにより

市民は共感して、

鉾田市の未来をイメージすることが出来る

ことだと考えます。

 

だがしかし、市長からはストーリーで話すことをしてもらえませんでした。

 

しかし、1人1台貸与したPCをより効果的に使うことや

学校部活動の将来像の検討については、前向きな発言をいただけました。

 

3,庁内のデジタル化及びデジタル事業推進について

ここではどのような狙いがあったのか。

以下の部分で書いていきます。

 

重要な視点として、

デジタル化やデジタル事業推進が、

 

・市民サービスの向上と

・市職員の仕事の効率改善

 

に繋がっているのか?

というものがあると思います。

 

 

しかし行政は

デジタルリテラシーやICTリテラシーが

低い現状があります。

 

というのも、

行政はシステムの安全性の観点から

 

古いシステムを使うことが多く、
最新のシステムを使うことが余りありません。

 

 

ですから、どうしても行政は

昔の発想で、

「システムに人が合わせる」

というものになりがちです。

 

また、

「デジタル化=機械化」とも

考えてしまいがちです。

 

 

しかし、本来は

「人が便利に、そして効率化のために

システムを利用する」

もののはずです。

 

それが

・市民サービスの向上と

・市職員の仕事の効率改善

 

に繋がっているのか?

という視点です。

 

これらをストーリーで話すことにより

市民は共感して、

鉾田市の未来をイメージすることが

出来るのはないでしょうか。

 

GISについては、積極的な姿勢で答えてもらえましたが、

その他の点については、具体性に欠ける答弁でした。

 

4,地元農畜産業育成に関する実証研究について

ここではどのような狙いがあったのか。

以下の部分で書いていきます。

 

持続可能な農業を実現することは、

SDGs推進にも繋がります。

 

このために、

循環型の農業を実現していくことになります。

 

そして、

環境負荷を考えた持続可能な農業を実践していくことにより、

 

付加価値の高い農業地域ブランドの確立

 

を目指すものです。

 

 

鉾田市のブランド化は、

次のステージに入っています。

 

これまでは、

「鉾田市⇒メロン」

「鉾田市⇒農業」

という流れのものでした。

 

この辺りは、大体、

達成出来てきたように感じます。

 

次のステージは

 

「メロンと言えば、鉾田市」

「農業と言えば、鉾田市」

 

と思ってもらえるようになることです。

 

こういうブランド化を考えた時に

付加価値の高い農業地域ブランドの確立

のために、いくつかの方向性があります。

 

その中で、今回は

持続可能な農業を目指す方向性について

提言した訳です。

 

これらをストーリーで話すことにより

鉾田市の農業の未来を

イメージしてもらうべきではないでしょうか。

 

まだまだこの次のステージのブランド化については

議論が始まったばかりですが、

 

今回は、有意義な意見交換が出来たように感じます。

引き続き、追っかけていくテーマとして、頑張ります!

 

以上が一般質問の内容と狙いです。

 

 

今後は、

もう少し短い内容で

ブログの更新頻度も上げていこうと思います。

 

引き続き、よろしくお願い致します。