[雄町米を楽しむ]
お陰様で12年目を迎え 全国から沢山の蔵元様にお越し頂いて蔵元交流会など活動させて頂いてますが 以前から温めていた“酒米を深く掘り下げ”てみようと 第一弾は“雄町米”です
スピンオフ的趣向で 決まった期日に会員制で行う通常の酒会ではありません
明治以降の近代清酒史に於いて その源流を担った酒米でもあり 現在使用されている約7割の好適酒造米にその遺伝子が受け継がれている 日本酒を語る上で欠かせない“中興の祖米”雄町
平成を代表する好適酒造米“山田錦”や“五百万石”にもしっかりその系譜は継承されています
その雄町米の出自を辿る上で やはり備前岡山の歴史 気候や水質なども疎かにはできません
今回手元に手繰り寄せた雄町酒は 酒米の故郷岡山で醸された純系雄町酒を中心に 近畿/中国圏に限定して純系雄町米醸造に定評のある幾つかの酒造を組み合わせて楽しんで頂く運びです