山葵(ワサビ)の花
“目覚め 嬉し涙”の花言葉を秘めるワサビの花は2~3月に開花するアブラメ科2年草です
(山葵については後日 また掲載したいと思います 今回は花.茎のみ)
刷る事で辛味を増す山葵は料理のあしらいとして言うまでも無く日本を代表する薬味
ですが 花部.茎部も蛋白質.食物繊維.ミネラルを豊富に含む栄養価高い素材です
市場にはこの様な形で販売されます 因みに古いネタですが20年前までは専用の梱包
でなく栗箱を代用して運搬されていた為市場では“クリ”というあだ名が付いていました
色鮮やかで薫り高い食材ですが鮮度落ちが早い為 伐採後早目に調理します
古来より先人達の“謂れ”では相性の良い調味料として醤油での料理が最良とされて
いますが醤油は同時に色褪せも早く 山葵本来の色を保つ“ひと工夫”が必要です
私は薄口と白醤油のブレンドを用いて調理しています
そして山葵らしさのピリッとした辛さを引出す為にもある“ひと工夫”が必要です
旬の期間が短い花山葵ですが噛締める都度 春の息吹を実感出来る逸品です