クロベ通信第5号 FW:祝!ボーナス記念。後半第2話だよぉ | 田舎で暮らす公認会計士のBlog(田舎暮らし編)

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結婚を機に27歳で丹波篠山での田舎暮らしに踏み切りました。
とはいっても大阪に勤務しながら、都会と田舎のいいとこ取りしてます。
田舎生活8年目。田舎生活や篠山の魅力を皆様に広めたいと思います。

↓クロベ通信第5号です。
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と、いうことで後半です。いやぁ、まとめて書いているのでそろそろネタ切れ…

なんってことは、ありません(^.^) 

ちなみに「ノンフィクション的恋愛小説」の現在進行形は冬の時代に突入中ですが

芥川龍之介の「くもの糸」ばりの細い糸で現在も継続中!切れてはいません!

前振りはほどほどで、それでは第5号どうぞ!



今週の「本」

今年は何かと恋愛小説が多いですよね(^_^;)(かという僕も書き始めていますが…)

冬のソナタ・世界の中心で愛を叫ぶ・今、会いに行きます etc

そんな中で、僕が読んでしまったのは「電車男」

僕みたいな「もてない」しかも「おたく」な男が恋愛成就するお話です。

ちょっと読んで今書いている小説とかぶる部分もありますが、

中に出てくる著者のように僕も勇気があればなぁなんて思っております。

でも、そんな絵に描いたようにうまくいく恋ってあるものなのか!?

ちょっと、アスキーアートとかにも憧れたりして…

ページ数の割にはすぐに読めてしまうのがちょっとナンですが…

漏れにもネ申(←電車男の中に出てくるのですが一瞬読めませんでした…俺も年だな…)

が降りないかなぁ。とりあえず、脱ヲタから始めないと…



次回は今週の「食」をお送りします。



今週の「ノンフィクション的恋愛小説」 出会い 第2話

ぽつりぽつりと出張から帰ってくる人で事務所内がにわかに活気立ってきた午後7時過ぎ。僕は出張報告書やら旅費精算やら得意先からの依頼資料をメールしたりFAXしたりと夕方に送信したメールを少し忘れかけたころに

胸ポケットから「ウィィィン…」という音共に震えだした。

この震えとシンクロするかのように僕の鼓動も高鳴ってくる。

「き、来たぁ」僕は心の中で叫んでいた。

とりあえず、キリのいいところまで仕事を片付け、落ち着いて携帯を開ける。

彼女からのメールであることは開ける前から確信していた。

中を開けると彼女からこんなメールが届いていた。

「も~暑くてたまんないですね^_^;だんだん夏休みが近いから嬉しい!

土曜に食事でも行きましょうか?」

このメールで嬉しさがこみ上げてくる。なんかひとつクリアした気分になる。

でも、その裏側で緊急警報が鳴らされていた。

もてない君は、デートなぞほとんどしたことがない。

つまり、食事場所なんて一人で食べられる居酒屋や接待で使う店は知っていても女性を食事する店なんていうものは頭の中に入っていないのだ。

ましてや、彼女は神戸に住んでいる。京都に来てもらおうなんて厚かましい考えはできない。こちらから神戸に乗り込む必要がある。

となると、神戸の土地勘はおろか行ったことも皆無の僕には、金属探知機なしで地雷原を歩くようなものである。間違いなく戦死する…

とりあえず、場所などは決めず、土曜に約束だけを取り付けるメールを送った。

「了解です!じゃ、土曜は一日空けておきますのでよろしくお願いします。

何かおいしいものでも食べましょう!詳細はまたメールします。」

もう仕事どころではなくなった。会社のパソコンを駆使し、神戸の飲食店を検索する。

でも、文字や写真だけの情報ではどこがいいのかわからない。

結局、口コミの情報しか食べ物の場合信用できない気がする…

着ていく服は、最近高島屋のCKの店長に見立ててもらった服があるのでちょっと安心だし、散髪もこの間の日曜にたまたま行ったので問題は無い。

今、僕に必要なのは付け焼刃でもいいから神戸の町の情報と会ったときに彼女と話をするネタだ。神戸の町の情報はある意味彼女から教えてもらえばいい。

でも、話のネタはあらかじめ考えないとうろたえて挙動不審になってしまう。

彼女の趣味である買い物については女性ブランドとか傾向なんて知る由もないし旅行なんて、大学のときの卒業旅行でヨーロッパに行った以来海外は行ったことないし、残った車の趣味の話題で耐えるしかない。

あとは、共通する「久保先生」の話くらいかぁ…。なんて悩みつつ、業務を終了し、帰路に着いた。時刻は23時をまわったところであった。

帰りのJR嵯峨野線の中で携帯をイジる。文面はこうだ。

「本日もお疲れ様でした。僕は電車に揺られて今から帰ります。土曜が今から楽しみです!

なんか月末の疲れも吹っ飛びました(^_^)vでは、またぁ、おやすみぃ(^_^)/~」

本当は体は疲れているかもしれないが、心は二十歳のころのようにウキウキしていた。

頭の中では当日のシュミレーションとその後の妄想でいっぱいになってくる。

その一方で、過去のトラウマもよみがえってくる。高校時代の様々な失恋…

大学時代のアッシー君、社会人になってのミツグ君…。

過去にいろんな人を「好き」になったことはあったが、「好かれる」ことはなかった。

どうしたら、人から好かれるんだろう?そんな答えも見つからないまま

とりあえず、「いい人」でいようという安易な考えで今まで過ごしてきた。

理想を言えば、きりがない。あえてあげるならば、「美女と野獣」か。

なんてことを、頭の中で堂々巡りさせながら自宅にたどりついた。

ネクタイをはずし、スーツをハンガーに吊るし、ゆったりとした部屋着に着替える。

ふと時計を見ると、もうすぐ日付が変わりそうな時刻であった。

そんな時に携帯からはミスチルの「シーソーゲーム」が流れ出してきた。

彼女からのメールはすでにこの曲が鳴るようにセットされているので慌てて携帯を取り出す。メールは6月30日23時51分に届いていた。

「うたた寝していました(-_-)zzz明日の授業やばいかも(>_<)

ところで待ち合わせはどこにしますか?おやすみぃ」

やばい、まだ待ち合わせどころか詳細なプランなんてできあがってはいない。

とりあえず、さっき「おやすみ」メールは送ったから、明日の「おはよう」

メールまでには何らかの詳細なプランを考えないと…

しかしながら、日ごろから溜まっている肉体の疲れには逆らえず、

その夜はいつの間にかベッドに横たわっていた…。  (続く)