著者: スティーブン・R. コヴィー, ジェームス スキナー, Stephen R. Covey, 川西 茂
タイトル: 7つの習慣―成功には原則があった!
昨日のブログで紹介した7つの習慣―成功には原則があった!
の第一の習慣、①主体性を発揮するについて書きます。
図(成長の連続体図)をご覧いただくと、7つの法則は一つ一つがばらばらのものではなく、一つ一つの積み上げで構成されています。主体性の発揮は、成功法則のすべての始まりであり、非常に重要な概念であるといえます。
ここで、主体性とは、率先力を発揮するだけではなく、状況や環境の変化に対して自分自身で考えて選択して行動し、それに対して責任を取るということです。また、率先力を発揮するとは、押し付けがましくなるとか、わがままであるとか、しつこくなるとかと言うことではなく、自分から進んで状況を改善するよう行動を起こすことです。
これに対して反応性とは、状況や環境の変化に対して直接的な反応をすることしか出来ず、その結果、人に振り回されたり結果が出ないことを環境や他人のせいにしたりすることを言います。
この『主体性を発揮する』という習慣のあとに続く残りの6つの習慣を勉強するにつれて、主体性の発揮が鍵であることがわかるはずである。そのいずれについても、行動を起こす責任はあなたにある。周りが動くのを待っていれば必ずや周りに左右されることになる。自分で責任を取るか取らないか、どちらの道を選ぶかで、それに伴う結果は異なってくる。そして、それによってあなたの成長やあなたの人生が多大な影響を受け、大きく変わってしまうことになるのだ(P.94)。
社会における人の印象や評価の多くがこの『主体性を発揮している』かどうかで判断されているのではないでしょうか。特に若い人の評価はウェイトが大きいと思います。
『主体性を発揮している』タイプの人は、やる気があり、言われなくても勝手に仕事を進めていくタイプ。このタイプは主体性を発揮し、自ら進んで考えて工夫して積極的に仕事をこなす。だから自分のした仕事に対して責任を取る覚悟がある。
反面、『反応性』タイプは、やる気が見られず、言われたことしかやらないタイプ。このタイプは、言われないと仕事をしない。また、受身だから自分で考えて仕事をしない。細かく指示をしないとやってくれない。失敗したら、そんなこと聞いていないという。責任を回避する癖がついている。
率先力を発揮する人としない人の間には、天と地ほどの開きがある。それは25%や50%の差ではなく、5,000%以上の効果性の差になる。特にその人が賢く感受性の豊かで、周りの人のことを考えてあげるような人である場合には、そうである(P.94)。
状況や環境を自分でコントロールすることはできない。重要なのは、自分がコントロールできるこれらに対する『行動』をどう行なうか、優れた人格の形成にはまず、状況や環境に対して主体性を発揮して行動する習慣が必要なのである。