師走の献立 肉類・玉子編 | 蝶に魅せられた旅人

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いつも通りの第二弾は肉類・玉子料理編。


【鯨の尾の身の刺身】


尾の身は希少且つ高級で、クジラで一番美味しいとされる部位だ。それが黒門市場で800円くらいと比較的安く手に入った。

尾の身には脂が乗っており、確かその霜降り状のサシの入り方から「鹿の子」とも呼ばれていたんじゃないかな? まあ言ってしまえば、クジラのトロみたいなものだ。

先ずは刺身で。
普通の鯨の刺身よりも脂があって旨い。
だが旨いには旨いんだけど、獣臭がやや感じられ、少しクセがある。なので途中で箸が止まった。
で、残りはレアの塩焼きにしてみた。



おろし生姜をつけて食べる。
コッチの方が旨いかも…。

 
【生ソーセージ】


激安スーパーのLamu(ラムー)で見つけたもの。生のソーセージが売られているのは珍しいので買った。

最初は焼いて、粒マスタードを添えてみた。生のソーセージは焼いた方が旨いと聞いたことがあるからさ。
食感は普通に売っている粗挽きソーセージとは違い、プリプリ感は少なくてボソボソした感じだ。とはいえ、肉々しいのでコレはコレで有りだと思う。

残りはボイルしてみた。なんとなくボイルの方が旨いんじゃないかと思ったのだ。
低温で、ゆっくりと火を入れる。




正解。
コッチの方がワシの口には合う。

 
【白菜と鶏手羽、豚肉の煮物】



母胎は豚肉と白菜の煮物である。その余りに手羽先をブチ込んで再び煮た。

手羽先の旨味が足されて、更に旨くなりましたよ〜ん。

 
【揚げ物4種】


上3つは、なんばウォークの蕎麦屋「さらしな廣田屋」の半額になっていた豚とタマネギの串カツ。此処は、いつも店頭で残った?揚げ物を安く売っているのだ。
下左のメンチカツと右隣のコロッケは、知る人ぞ知る津守(西成区出城)の僻地にある「フライショップあつや」と云う年期の入った揚げ物屋のもの。
そして、右端は激安スーパーLamu(ラムー)のコロッケである。何と驚愕の4個で百円だった。1個換算だと、25円だ。ちなみに、あつやのコロッケは80円だったかな。
先ずは、あつや。続いてLamuのコロッケを一口ずつ齧って食べ比べしてみた。
だから齧ったあとに切ったゆえ、コロッケが三分の一ずつ欠けているのさ。
改めて、コロッケだけを器に盛り直してみる。


左が「あつや」、右が「ラムー」のコロッケです。
見た目はラムーの方が美味しそうである。多分「あつや」の方が、油が使い古されているのだろう。それだけ流行ってる証拠でもあるのかもしれないけどもね。
扠て、味の方だが「あつや」のコロッケは甘い。といっても味付けが甘いと云う感じではなくて、ジャガイモ自体が甘いって感じだ。有名な南森町の「中村屋」のコロッケの甘さに近いものがある。
そして、変わっているのはスパイスというか、仄かにカレー味がする事だ。コレって、有りそうで無い。
おやつテイストではあるが、旨いコロッケだと思う。

一方、ラムーのコロッケだが、全く期待していなかっけど、意外にも旨いではないか。ちょっと驚く。ちゃんとジャガイモの甘みがあるのだ。とはいえ、肉の痕跡は殆んど無いけどもね。まあ、それでも値段を考えれば、全然ありでしょう。

あっ、書き忘れるとこだったけど、「あつや」のメンチカツはジューシーで旨かったとです。
「廣田屋」の串カツは、可もなく不可もなくってところでしょうか。

 
【豚肉と菜ばなの炒め物】



胡麻油、塩、薄口醤油、味の素で味付けした。
菜ばなは、豚肉と相性が良いね。

 
【豚肉と水菜の煮物】


ベースは、マルちゃんの「食べるホットワンタン煮干し塩スープ」。



コヤツの残り汁で炊いた。
煮干しでダシをとる事は殆んど無いので新鮮。改めて日本のダシって何でも旨いんだよなあと思う。カツオに、昆布、貝、煮干し、アゴ(飛魚)、椎茸etc…。改めてジャパンの出汁文化って凄いよね。

 
【鶏の炭火焼】


市販のものである。
コレばっかりは家では中々出来ないので買う。
炭火の香ばしさが加わって、美味いんだよなあ。

 
【手羽先のソテー】


塩かけて焼いただけのもの。
シンプルに旨い。

 
【出汁巻き玉子】





白菜と手羽先の煮物の残り汁を使った。
旨いですなあ…(⁠◍⁠•⁠ᴗ⁠•⁠◍⁠)

 
【出汁巻き玉子その2】


コチラは豚肉と水菜の煮物の残り汁である。
その1には負けるが、旨かったなり。

 
【ニラ玉】



いつもはニラ玉を適当に作るのだが、何となくキッチリ作ってみたくなった。なので、ネットでプロっぽいレシピを探す。
色々パターンはあったが、どうやらプロはオイスターソースを入れる人が多いようだ。知らんかった。

旨いけど、劇的な変化はなかった。ワシが作ったテキトーニラ玉とそんなに大きな差はないと思う。

 
【豚肉と白葱の煮物】

最後に一味を振りかけて完成。
豚肉は白葱とも合うね。

 
【鯨カツ】


スーパー玉出は、たまに鯨の刺身用の肉をサクで売っている。とはいえ、血が滴っているので刺身で食う気にはなれない。それに鯨の刺身を特別に旨いとは思わないしね。火を入れる方が旨いと思っているのだ。
調理法は、ほぼハリハリ鍋か鯨カツかの二択である。

この日の気分は鯨カツ。
特別な事はせず、普通に小麦粉と卵、パン粉をつけて揚げる。但し、火入れは短い。刺身で食える鯨肉なんだから、思い切ってレア〜ミディアムレア気味に揚げるのだ。そもそも鯨の肉は火を入れ過ぎると固くなりがちだから、そこに気を使わないですむので気分は楽だ。

先ずは塩を振って食う。
😄柔らかくて美味しい。あとは辛子醤油やソースなので食べる。クジラって、世間では敬遠されがちのようだが、自分は好きです。

 
【鶏ハツ(心臓)と白ネギの煮物】


鶏と白葱の組み合わせが合わないワケがない。
鶏の心臓は味も食感も好きだ。好きな部位のベスト5に入るのではないかな。

水菜とも炊いてみた。



予測はしていたが、やはり白ネギの方が美味しい。

 
【ルナバル】



大国町の木津卸売市場のスーパーで買った冷凍モノ。
どうやら塩レバーのようだ。

解凍して食ってみたが、胡麻油の風味ともマッチして中々に美味い。酒が進むアテだ。
また買ってもいいな。

 
【タスマニアビーフ100% ハンバーグステーキ】

イオンのハンバーグステーキ。
白飯に合うハンバーグとして、『サタプラ』で1位を獲得した高評価の品だ。




たしかに旨いわ。
白飯とも合う。