先ずは、いつも通りの魚介類編から。
【ハガツオ(キツネガツオ)の刺身】
ダイビングインストラクター時代、先輩の笹さんと、よく東京・神田の居酒屋「養老乃瀧」へ行っていた。とは言っても、先ずは居酒屋「天狗」に行き土瓶蒸しなんぞを堪能してから最後の〆に使っていた。そこでビントロ(ビンチョウマグロのトロ)寿司で〆るのが定番だったのだ。
基本的にビンチョウマグロはトロの部分が極めて少ないと云うのは後で知った。白っぽいから脂が乗っているかと思いきや、全然ダメな時が多かったから調べてみてワカったのだ。とはいえ、脂が乗る時期はあるらしく、それがビントロと言われ、より高値で取引されるとのこと。
当たりでした。脂が乗って美味なり。
思うに、ビンチョウマグロの大概が半冷凍で店頭に並んでいるのもジャッジを難しくさせているのではなかろうか❓冷凍の状態だと白っぽく見えるから、如何にも脂が乗っているように見えるのだ。
残りは漬けにした。
酒と味醂、薄口醤油に漬けて、5分後に上げて一晩おいた。
これまた美味しでした。
【ミズガレイの一夜干し】
ミズガレイの一夜干しは安定して上手いよね。
朝飯に出ると、テンション上がる。
【黒鯛(チヌ)の白子ポン酢】
鯛の白子といえば春だが、黒鯛の産卵期は冬なの❓
疑問に思いつつ初めて食べたが、掛け値無しにマジ美味い❗鯛の白子と遜色ないと言ってもいいんではなかろうか。
気になるので、黒鯛の白子の時期を調べてみた。
何と産卵期は真鯛と同じく4月〜5月だった。だとしたら、この状況は何なのだ❓もしかして偽装販売❓つまり他の魚の白子を黒鯛と称して売っていたと云うことなのか❓
いやいや、それは有り得ないだろう。なぜなら、真鯛の白子に限りなく近い味だったからだ。だから鯛と近縁種の黒鯛かキビレ(黄チヌ)以外は考えにくい。
いや待てよ、キダイ、チダイ、レンコダイ、ヘダイもタイ科だったな。だとしても、ヘダイの産卵期は春から初夏だった筈だ。あとは知らんので調べてみよう。
結果、何とキダイ、チダイ、レンコダイは春と秋(9月〜11月)の2回も産卵期があるらしい。へぇー、初めて知ったよ。同じタイ科といっても必ずしも生態は同じではないんだね。まあ何れにせよ、12月は産卵期から外れている。
なれば、地球温暖化を超えた沸騰化に拠り、魚の生活史も狂ってるって事なのか❓…。
矢張り地球を壊す現況は人間ってワケか…。人類は謂わば地球を蝕む癌なのだ。国は経済の為に人口を増加させたいと言う。その同じ口で地球温暖化を防ぎたいと言う。大いなる矛盾だ。地球の人口が半分以下になれば、地球を壊す時間は確実に遅らせることが出来るんだけどもね。だが、誰もそんな事は言わない。マスコミが流すニュースを、素直に信じてたまるものかと思う。
【自家製あん肝ポン酢】
【大ぶり海老フライ】
デカいブラックタイガーが安かったので、久し振りに海老フライを作る事にした。
でも海老フライを作るのは、色々と面倒くさいんだよね。油がハネないように尻尾の先を斜めにカットしなきゃなんないし、体が丸まらないように包丁て腹側に切れ込みを入れて、更に背中側はグッと押して筋肉を潰して真っ直ぐにしないといけないのだ。それでも素人だと、揚げれば完全な真っ直ぐにはならない。
揚げ時間は、たったの3分ちょっと。海老は直ぐに身が縮むので、ギリギリの火入れが必要なのだ。
キャベツを盛り、タルタルソースを添える。
♥️😄身がプリプリを超えての、ぷりぷりぷりぷりぷりっぷりっーなのだ。メチャ美味いがな。
翌日も揚げ物。
カキフライも火入れが難しい。特に小さい身だと、あっと言う間に縮んでしまい、結果、カスカスの牡蠣の残骸を食ってるような気分になる。身よりも衣の印象が勝つのだ。だから、身を3個ほど合体させて揚げるようにしている。牡蠣フライはデカい方がジューシーに仕上がるし、食べ応えもあるのだ。そして、衣は薄い方が良い。外側の衣が分厚いと身とのバランスが悪いのだ。衣が厚い牡蠣フライは好きくない。
まずは塩とカボスで。
次にタルタルソースで食う。
👍ガッツポーズする程の旨さでありんした。
【真ホッケの一夜干し】
この組み合わせは回転寿しでよく見かけるけど、正直なところキュウリは邪魔だと思っていた。しかし、傷みかけのキュウリを使いたかったので、あえて両者を合わせてみた。
意外と良い。とはいえ、酢飯とは合わないような気がする。
脂が乗っていそうなので買った。
こないだのスマよりも、かなり旨い。これから徐々に脂が乗っていくのだろう。
【鰆の麹味噌漬け】
麹味噌に3日間ほど漬けたものを焼いた。
甘い味付けは、基本的に好きではないが、サワラの西京漬け系は許す。
【牡蠣のクリームシチュー】
具材は、牡蠣以外はジャガイモ、玉葱、金時人参だったと思う。青菜は小松菜だっけかなあ❓菊菜だっけかなあ❓
牡蠣とクリームソースとは相性が良いと思う。
相変わらず、旨いねぇ〜(≧▽≦)
ここに法蓮草が加われば、最強です。
【アトランティックサーモンの自家製マス寿司】
先月に、富山県の物産のアンテナショップで買った鱒寿司の容器を捨てずに取っておいた。もっと自分好みの鱒寿司が作れるのではないかと思ったのだ。
でも、サクで売っている刺身用のサーモンは高い。100gで、大体五百円くらいする。なので中々その機会は訪れなかった。
漸く機会が訪れたのが1ヶ月後の12月末。半額のお勤め品を出会ったのだ。
それを厚めの削ぎ切りにし、酢と砂糖、塩で作った調味液にサッとくぐらせる。〆る時間を短くする事によって、生タイプのマス寿司ができる筈だ。
それを型枠に入れた酢飯の上に並べて蓋をし、ゴムをかけて押し寿司にして、一晩おいたら食べ頃だ。
まずは普通に、そのまま食べる。
♥️🤩我ながら旨いねぇ〜。上出来でしょう。
飽きてきたら、醤油を付けて食べた。
更に飽きたところで、チューブの唐辛子と醤油で食べた。
我ながら素晴らしい出来の鱒寿司ではあった。
但し、一人暮らしには量が多過ぎるのが難点である。