数年前から逃げていた、尿路結石の手術をいよいよやりました。
いろいろ
大変でした。
https://tmdu.tokyo/specialized/tul.html
ようするに、全身麻酔して、オチンチンから 内視鏡を入れて、膀胱の上、腎臓の下に管に詰まっている結石を、
レーザー光線みたいなのを当てて、破砕して、排出する手術です。
胃カメラや大腸カメラは入れたことありますが、あれは痛かったり、気持ち悪かったりするだけ。
尿管は、かなり細いので、カメラを入れると尿管に粘膜が必ず傷つき、痛いですし、かなり
出血します。
最悪、感染症を起こしたり、尿管に穴が開いたりします。
まあ手術自体はしかたないのですが、とにかく、術後が大変でした。
3泊4日の入院でした。
とにかく一番いやなのは、血尿です・・・。
血が苦手なのです。昔から。
見ると気持ち悪くなりカラダに力が入らなくなります。
ひどいときは貧血を起こして立っていられなくなります。見るだけで、です。考えるだけでも気分悪くなります。
初日:13:30~入院の事務手続き。1階入院受付。
14:00~病室へ案内される。入院、手術、設備の説明。6階入院病棟にて、看護師さんから。
2日目:10時くらいから手術開始。全身麻酔。
声をかけられ、気づいたら手術終了。結石は無事破砕され排出された。
ここからが大変。
左手のひらから点滴。・・・痛い
胸に心電図のコード2,3か所貼り付け
尿道から排尿用のカテーテル。導尿。・・・・尿道やら膀胱あたりが痛い
尿管にステント残置・・・・ 「尿管」とは、膀胱から腎臓の管。よく「尿道」と「尿管」を間違える人が多いが、「尿道」はオチンチンの管。
※尿管に「ステント」 というストローみたいな管を残す施術。尿管の尿の通りをよくする。傷ついた尿管の粘膜の修復を早めるなどが目的。
https://www.bostonscientific.com/jp-JP/health-conditions/Urolithiasis/Urolithiasis-06.html
術後は翌日までほとんど動けません。出血してますし、カテーテルがオチンチンに入って導尿しているからです。
でも、術後、意識ははっきりしてました。しばらくはやっと結石が出たか~と安心しておりましたが、
数時間すると、痛みやカラダの不自由がストレスとなり 苦痛になってきました。
オムツをしていましたが、おしっこを漏らしてしまわないかと不安でしたが、大丈夫でした。
そもそも導尿されているわけですから。
もしうんちしたくなったらどうするんだろう?? とずっと思ってましたが幸い、便意はありませんでした。
というか、絶食ですし、それどころではありませんでした。
尿道の管をチラっと見ると案の定、血のオシッコです。げげげげ。クラっと眩暈がします。できるだけ見ないように、
気にしないようにしました。
右の尿管や腎臓のあたりが痛みますが、まあ、我慢できるレベルです。
カラダが動かせないせいか、腰も痛いです。
そして、だんだん頭痛がしてきました。カラダが熱っぽいです。
看護師さんにいちおう伝えましたが、
頭痛持ちですか?笑われただけでした。実際、体温 計ったら 37.1℃ありましたが、看護師さんはノーコメントでした。
血圧も高くても125 くらいなのに、術後は133とか 135 とか高いです。
まさか コロナ??
スマホで検索してみたら、術後は、尿管が傷ついているわけで、頭痛や発熱することは普通にある、みたいに書いてありました。
そういえば、点滴に抗生剤入れますね~なんて看護師さんが言ってたな。なるほどそういうことか、と安心しました。
翌朝は頭痛も取れ、熱も下がっておりました。
もちろん、夜はほとんど眠れませんでした。
カラダの不快感が眠れない原因ではありましたが、
それ以上に、病室のイビキや、深夜巡回してくる看護師さんの「デカい声」がうるさくて・・・・。
でも、耳栓をアイマスク持参したのは大成功です。そのおかげで、蛍光灯の光(消灯していても少し明かりがあります)やうるさい声がかなりシャットダウンされたので。
3日目:導尿の管が外されました。医師がやるのかと思ったら、看護師さんがやってくれました。もうオチンチン見られるとか、そんなこと考えている余裕ゼロです。外す瞬間少し オチンチンが痛かったけど、でも大したことなかったです。
それより導尿がなくなって安心しました。
心電図の線も、点滴もその後、外されて ようやく自由になりました。
しかし、そうなると 今度は尿管に残されたステントが気になりました。
オシッコするとすごく尿管が痛みます。
残尿時特に キュウ~と痛みます。
ちなみに尿は赤ワイン状態です。ゲゲゲゲ。ほんとに嫌です。気がめいります。しばらく気分が悪くなります。
ですからオシッコ行くのが憂鬱です。
でも、水分はたくさん取ってください、とのことだったので、
水を飲まないわけにはいかず、飲むと 頻尿なので、30分に一回くらい オシッコに行く、イテテテ、赤ワインをみて、ゲゲゲゲゲ、の連続でした。辛かった~~。
しかもオシッコは、便器にするのではなく、おおきいカップにします。赤ワインを濾して別の容器にためます。気持ち悪い・・・・。ゲゲ。
それを看護師や医師があとから観察するわけです。石がまだ混じっていないか、血尿の状態はどうか、など・・・。
こうして思い出すだけでも気持ち悪くなってきました。
4日目:退院です。まだおしっこは赤ワインでした。。。私が心配して看護師さんに相談すると、
看護師さんが「ん~けっこうまだ濃いですね??」少し心配して医師に連絡してくれました。
でも、医師は、、
「大丈夫です。とにかく水をたくさんとってください。水取らないと血が固まったりして治りが遅くなります。そもそも水取れば血尿薄まりますから。ね」
でした。
ようやくフラフラになり路線バスで帰宅したら、家がゴミ屋敷と化しており(同居の息子が原因)、怒り爆発してしまいました。
(ごめんね、体調最悪でイライラして、ちょっと 関係ないことまで怒りすぎた・・。)
帰宅しても血尿はワインのまま、排尿痛もつらい・・・。とにかく水を飲まなくては・・。
5日目(金曜日):少し血尿が薄くなったかも?でも、まだはっきりわかります。やだなあ・・。あした仕事に行くのが嫌になりました。
動くと尿管に残したステント動いて出血がひどくなるようで、怖い・・・。
結局明日は仕事行くの辞めました。すいません・・・。
とにかく水を飲まなければ・・。ああ憂鬱。
おまけに、仕事のこと家庭のこと いろいろ考えるとノイローゼになってしまいそう・・・。
6日目(土曜日):ずいぶん血尿が薄くなってきた。しかし、まだ血のりみたいなのが出る・・
7日目(日曜日):ようやく 薄い紅茶みたいに
8日目(月曜日):まだ微妙に血尿出てますが、ほとんど戻ったかな? 右わき腹や、膀胱、尿道あたりの、尿管ステントの違和感は消えませんが、イタタタタ、、、というのはなくなりました。
徐々によくなってます。
今度は、家庭や仕事のことを考えるようになり、憂鬱になります。
早く絶好調になり、またバリバリ運動したいです。