栗林あや（いがぐりこ）です。
介護施設にいる
母の面会に行ってきました。
まだ69歳ですが、
高次脳機能障害と
精神障害と
認知症があって、
施設でお世話になっています。
先日、
介護認定調査の再調査で無事
要介護の認定がおりて、
引き続き、今のこの施設で
お世話になれることが決定しました。
まずは、ひと安心。
今回、次女と一緒に
夏物衣料や生活用品を
届けに行ってきました。
母は、私の次女に会うのが
3年ぶりくらいだったので、
とても喜んでいました。
（でも本当の意味で
状況がわかってるのかは謎。）
これまで母は、
「孫に会って喜べる」という
精神状態ではなかったので、
孫を見て
喜んでいる母を見て、
わたしも嬉しかったです。
母がこの施設に入居して
ちょうど1年。
施設の方によると、
最近は、母の問題行動
（食べ物を下着に入れてしまう…等）も落ち着いて、
おだやかに楽しく過ごしているそうです。
私が見ても
明らかにわかるくらい、
母の顔つきや目つきも
すごく穏やかになっていました。
一人暮らしの時と違って、
施設で栄養バランスの取れた食事を
いただいているおかげか、
この1年で
ちょっとふっくらとして
顔色もびっくりするくらい
良くなっていました。
以前はガリガリで
顔色もドス黒くて
（ヘビースモーカー＆アル中だった）
肝機能も落ちていたのが、
禁煙＆禁酒したのもあってか、
ちょっとふっくら色白に。
まるで呪いが抜けたような
晴れやかさがありました。
意識もはっきりしていました。
母は、入居当時から
苦手な爺さん（母より年上の入居者の男性）がいて、
たまに口喧嘩になることが
あるそうですが…(笑)
職員さんよると、
「人間関係で
自己主張をするのは必要なことだし、
なんでもかんでも
抑え込むのが良いわけでは無いから、
よっぽど手が出るとか
健康に害が出るとかでなければ、
多少の小さな口喧嘩くらいは、
私は見守っているんですよ。」
っておっしゃってくれました。
「でも、口喧嘩になるのは、ごくたまにだし、
普段はこうして、すごく楽しそうにされてますよ。」
と、普段の様子の写真を
見せてくれました。
そこには、
私が入居の際に買った
ニットの帽子をかぶって、
他の入居者さんのお友達と
一緒に工作をしたり、
体操したり、
イベントを楽しんでいる母が写っていました。
「ああ、よかった…！
」と思ったのでした。
母の特性も理解してくださって
ありがたい限りです。
わたしが母に
「次は◯月に来るね！」と言うと、
横で聞いていた
別の職員さんが、
「あら！ヒロコ（母）さん！
◯月はちょうどお誕生日だねえ！」
って言ってくださって。
すごくびっくりしました！
え！母の誕生日を
把握してくださっているんだ！
って。
思わず
「え！母の誕生日を
覚えてくださっているんですか？！」
と私が言うと、
職員さん：
「確か、ヒロコ（母）さん
お誕生日が◯月◯日でしょう？
私と2日違いだから、運命感じちゃってるの
」
と、冗談混じりに言ってくださいました。
ありがてえ〜〜〜
ほんとにありがたいし、
「わたしも将来、こういう施設に巡り会えたら幸せだなぁ」
と思うくらい、
ここに来れてよかった。
介護業界が大変と言われている中で
ここまでしてくださって、
本当に感謝の気持ちしかありません。
そんなわけで、
ほっとひと安心した面会でした。
ちょっと遠くまで寄り道して、
次女とプチ観光して
気分転換しました。
私にとって
母に会うのは
過去のトラウマもあり、まだまだ不安で。
何を聞かされるのか、すごく怖い。
今回、次女がついてきてくれて、
私も心強かったです。
あーよかったよかった。
おわり。
何度も繰り返して抜け出せない悩みに
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