「私の悩みはカレー以下かよっ！」カレーで学ぶ？男性心理とは

栗林あや（いがぐりこ）です。

先日、お仕事で東京に行った時のことです。

一緒にお仕事をしているコバ（小林威之さん）と話してて。

私は仕事に関する、ある悩みを抱えていて、それをコバに相談したんです。

私にとってはかなり重大な案件で、

どうしても1ヶ月以内に解決しなければならないことだったのよ。

ぐり：「これこれこんな理由で悩んでて、本当に困ってるんだけど、どうしたらいいかなぁ？？」

私は、コバに切り出しました。

するとコバからの返答は、

コバ：「・・・まあ、ぐりちゃん、そんなことより今夜美味しいカレーでも食べよっ♪」

でした。

そんなことより今夜美味しいカレーでも食べよっ♪

ハァあああああああああ？

そんなこと？？！

そんなことより？？？

カレー？？？

ハァあああああああああ？

・・・・ええ、そうです。カレーです。カレー。

私は、一瞬、心が凍りつきました。

「ハァ？こんなに悩んでるのにカレーって、何？」

って。

でも、すぐに

「ああ、これって男性の典型的な解決法なのかもな」

と思い直しました。

男性はよく、何かの問題に直面したとき、

「問題から一時的に距離を置くことで、気分をリフレッシュさせて、その後で解決策を見つけよう」

というアプローチを取りがちです。

もちろん全ての男性がそうというわけではなくて、あくまでも「傾向」の話です。

実は、ストレスの対処方法には男女間で違いがあります。

わたしたち女性は、多くの場合、「話し合い」や「共感」を求めることで、ストレスを軽減しようとしますよね。

今回の件も、おそらく女性同士だったら

「ぐりちゃん、どんなことで悩んでるの？」

「うんうん。わかるわかる。それって困るよね。」

「何か一緒にいい方法を探そう。こんなのどうかなぁ？」

とか、話しますよね。

でも男性は、問題解決を目指す際に、

「まずはその問題から心理的に距離を置き、客観的になることで、ストレスを管理しよう」

とする傾向があるみたいです。

コバの「カレー提案」も、そんな解決策の一環だったのかもしれません。

たぶんコバも、悪気なく「美味しいカレーで心を軽くしてストレスを減らそう」と提案したのだと思います。

もし私が男性心理を知らなかったら、

「私の悩みをちゃんと聞いてくれていない！」

「なんでこんなに軽く扱われてるの？！」

「私の悩みはカレー以下の重要度なの？！」

「ひどいっ！！！」

と怒り心頭になっていたかもしれません。

女性の場合、目の前の問題を放置された（されたように見える）対応をされると、

「私のことを真剣に考えてくれていないのね！」「私のことはどうでもいいのね！」と感じがちだから。

でも、男性心理を少し理解していると、こうした瞬間にも

一瞬は「えっ・・・」と思いつつも、多少なりとも受け止められるようになります。

その後、コバは仕事の準備をしながらも、

「カレー♪カレー♪またこの前東京駅で食べたカレーを食べなきゃね♪」

と楽しそうに話していました。

おそらく、コバは、ただ単にカレーが食べたかっただけなのかもしれません。(笑)

※先月、東京駅で食べたカレー↓

めちゃ美味しかった。

とはいえ、私は、前日に家でカレーを作っていたので、正直その時は、カレーは(ﾟ⊿ﾟ)イラネ。

結局その日は、カレーではなく、イタリアンをご馳走になりました。(笑)

こんな風に、男性に何かを相談したとき、予想外の答えが返ってくることってあります。

それもまた、男女の思考の違いであり、人間関係の面白さかもしれませんね。

私たちはそれぞれ違う考えを持っているから、時にはそれがすれ違っちゃうこともあるのです。

これは、仕方のないこと。

でも、その違いを知って、理解しようとすることで、もっと人間関係は楽になるのかもしれませんね。

そんなわけで、男性心理を知っておくと、いろいろとスムーズになることがあります。

仕事関係でも、友人関係でも、パートナーシップでも、男女間で誤解していることって結構たくさんあるのかもしれません。

「彼はなんであんなこと言ったんだろう？」