栗林あや（いがぐりこ）です。
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本日のご相談はこちらです。
▶︎なかなか人に意見や想いを言えない私は、良くない母親なんじゃないか？
＜相談内容＞
はじめまして。Mと申します。
YouTubeやブログ、たのしみに読ませていただいています
悩み事なのですが
子どもにとって
わたしは良くない母親なんじゃないかとよく思ってしまうことです。
わたしはなかなか人に意見や想いを言えなくて
相手の気持ちを汲もうとしてしまうことが多いです。
ネットでふと、
悪い母親とは‥みたいな文章を、みつけて、
「自分の意見のない人」と書いてあって
わたしだ！と思ったり。
甥っ子と遊んでいると、つい、言われたことをやってあげて、甥っ子がだんだん偉そうにふるまってきたり、、
このやろーとか思って、今度は言い返そう！と思ったり。
意思がないわけじゃないんですが
ぱっと言葉にならなくて
相手に伝えられなくて
とりあえず合わせてモヤモヤしてしまうこともあります。
なるべく、いい人しないようにしたいんですが
学生時代に孤立感を味わってから、なかなか
笑顔や、いい人っぽくすることがやめられません。
そして、誰かの感情のはけ口になっちゃうようなパターンが多いような。
それを、みてるこどもが私のように育って
相手に何も言えなかったりして苦しい思いをしたらどうしようと思ってしまうんです。
子どもはちょっと、不器用で、できなくて笑われたりする場面もたまに見かけたりして
それでも言い返せなかったり、いやなのに笑ってしまいがちです。
お父さんのまねをしてみなさいとか言うよりも
わたしが変わらなきゃと思うんですが
なかなか変われません。。。
長くなってしまいましたが
いつも同じようなことで悩んでいます。
子どもを、心配してますが
子どもから感情を、ぶつけられるのもしんどいなとよく思ってしまいます。
わたしがわたしのいろんな感情を
みとめてあげられてないんでしょうか。。。
▶︎▶︎ぐりちゃんからの回答▶︎▶︎
Mさん、こんにちは。
ご相談くださって、ありがとうございます。
Mさんの心の声が伝わってきますし、お気持ちに共感する人も多いと思います。
まず、Mさんが「良くない母親なんじゃないか」と感じてしまうお気持ち、とてもよくわかります。
でも、そんなふうに自分を見つめて反省していること自体が、すでに素晴らしい母親である証拠ですよ。
お子さんへの愛情が深いからこそ、そんな不安がよぎるんですよね。
他人に対して、意見や想いを言えないことや、相手の気持ちを汲み取ろうとするあなたの優しさは、実は大きな強みです。
ただ、それが自分を犠牲にしたり、自分を責める材料にする方向へ行ってしまうと、モヤモヤしたり、しんどくなってしまいますよね。
ここは少しだけ視点を変えてみましょう。
大事なのは「意見を口に出すのは、タイムラグがあってもいい」ということです。
その場でパッと言えなくても、「あとからでも、お腹から出せたらOK」にしてみてください。
自分の感情や意見って、なかなかその場ではわからないものです。
後になって冷静に考えて、「くやしかったなぁ！」とか「あれは嫌だったなあ！」って思うのです。
そんな時は、「じゃあ、この先どうして欲しい？私はどうしたい？」って考えて、それを口に出してみてください。
口に出す時は、「その時の相手に伝えられたらスッキリするだろうなぁ」と思われるかもしれませんが、まずはお腹から出せたらOKです。
（心の世界では「目の前の人はダミー（投影）」ですから、
感情を抱いたその時の相手に伝えたところで、その相手は「ダミー」なので、意外とスッキリしないことも多いです。
そこまで「相手に伝える」ことにこだわる必要はありません。
お腹から出せたらオッケーです。）
まずはタイムラグがあってもいいので「口に出してみる」と良いと思います。
一人の時につぶやくのでもいいし、
信頼できる第三者がいたら「ねえ、ちょっと愚痴を聞いて欲しいんだ。」とお願いして、その時のことを聞いてもらうのも良いです。
誰もいない場所で、まるで甥っ子が偉そうにふるまったり、わがまま言っている時みたいに、あの様子を真似して自分も言ってみるのもおすすめです。
（バカバカしいけれど効果絶大なので、遊び感覚でやってみてください。）
「いい人をやめる」というよりは、「自分の感情も（あとからでもいいから）認める」ことを意識してみるといいですよ。
その場のタイミング逃してても、後になってでも、とりあえず「口に出す」ことで、ご自分の感情を認めることにつながっていくと思います。
そして、お子さんは「自分の鏡」なので、子供に言いたい言葉は、自分への大切なメッセージです。
お子さんを見てもどかしさを感じたら、Mさんご自身がこっそり一人で、
自分の感情を言葉に出してみる練習をしてみるといいですよ。
瞬間的には変化が難しいかもしれませんが、小さな一歩を積み重ねていくことが大切です。
今日できる一つの小さな変化を実践してみてくださいね。
Mさんがお子さまと共に、安心して人間関係を築いていけるよう願っています。
どうかご自分を信じて、一歩ずつ前に進んでくださいね。
参考になったら幸いです。
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