心理カウンセラー・公認心理師の
栗林あや（いがぐりこ）です。
12月25日の23時が過ぎました。
クリスマスがもうすぐ終わります。
夜も更けてきましたね。
クリスマスって、街がキラキラしていて、どこか浮足立つ雰囲気があります。
でも、そんな明るい雰囲気の中で、心がなんだか寂しくなってしまうこともあるんじゃないでしょうか。
今、そんなあなたに向けて、この記事を書いています。
一人で過ごすクリスマス。
心が痛む出来事があったクリスマス。
期待通りにならなかったクリスマス。
ただ何となく寂しいクリスマス・・・
いろんなクリスマスがあると思います。
そんな時、どうしたらいいのか、ちょっと考えてみました。
まずは、自分の気持ちを素直に受け止めることが大事です。
大事なのは「自分の気持ち、このままここにあっていいんだ」って思うこと。
悲しい気持ちや寂しさを感じても、それは自分の正直な感情です。
だから、自分を責めたりせず、その気持ちを大切にしてみましょう。
おとなげないとか、年甲斐もなくとか、わがままだなぁとか、そんなこと考えてみっともないなあ、とか、
そんなふうに、自分を責めなくていい。
自分を責めることで、悲しい気持ちや寂しさを、紛らわそうとしなくていいのです。
そして、心がちょっとだけ軽くなるために、自分にとって心地いいことをしてみましょう。
今日も残す時間あとちょっとですが、お気に入りの音楽を聴いたり、好きな映画を見たり。
あったかい飲み物を飲んで、ほっと一息つくのもいいですね。
それでも寂しさや虚しさが張り付いている場合は、誰かに話をすることも大切です。
信頼できる人に、自分の気持ちを話せるようなら、話してみるのもいいかもしれません。
一人で抱え込むのは辛いから、思い切って話してみると、心がすこし楽になることもあると思います。
自分を大切にすることを忘れずに。
今日、一日を頑張った自分をほめてあげましょう。
小さなことでもいいです。
自分を認めて、優しい言葉をかけてあげることが、心を癒やす一歩になります。
クリスマスは特別な日かもしれませんが、それが全員にとって同じ意味を持つわけではないです。
楽しいクリスマスっていうのは、ひとつの考え方に過ぎないです。
誰もが同じように、幸せな瞬間を過ごしているわけではありません。
みんなそれぞれが異なる感情、異なる経験を抱えています。
クリスマスに限らず、どんな日でも、幸せを感じる人もいれば、そうでない人もいます。
もし今日の一日が、寂しい1日であったとしても、
決して珍しいことではなく、同じように寂しさを感じながら過ごしている人も、たくさんいるのだと思います。
そして、明日、また新しい一日が待っています。
明日は新たな一日、新たな始まりです。
悲しい気持ちに包まれたクリスマスも、時間が経てば過去のこととなります。
人生には様々な経験があり、それぞれが自分を成長させてくれる大切な瞬間です。
大切なのは、自分の心に正直になること。
自分を責めないこと。
そして、自分にとって少しでも心がラクになることを、無理のない範囲で一つずつ試してみることです。
この記事が、あなたの心に少しでもやさしい光を届けられたら嬉しいです。
メリークリスマス
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