静岡県の漁村に暮らす心屋塾認定講師

 

いがぐりこ、こと、栗林あやです。

 

人は、成功したい時

 

自分よりも力のある人の「答え」を欲しがります。

 

 

自分よりも力のある偉い人が

 

「私にぴったりの答え」をくれることを

 

心のどこかで期待してしまうのです。

 

 

自分よりも力のある人に「答え」をもらうことは

 

一見、成功するための近道のように見えますが、

 

結果的に遠回りになり、いずれうまくいかなくなります。

 

 

その理由は大きく2つあります。

 

 

1つ目は、初動が遅れるからです。

 

誰かが「自分にぴったりの答え」を教えてくれるのを待って、

 

それを吟味して納得してから

 

その通りに再現しようとしていては、

 

そもそも現実的な問題として

 

まず、初動が大幅に遅れます。

 

 

とっとと行動してしまえば

 

成功してもたとえ失敗しても

 

その経験を糧に、試行錯誤のサイクルをまわし、

 

次の経験に活かせます。

 

 

なのに力のある人の「答え」を待って吟味してる場合、

 

うんうんと唸って頭で考えてるうちに

 

行動の早い人は、とっとと行動して

 

良くも悪くも、すでに何かしらの結果を出しています。

 

経験値の面でどんどん追い抜かれていくのです。

 

 

うんうんと唸って頭で考えることで

 

その分 結果の精度が上がればまだマシなのですが、

 

多くの場合。

 

うんうんと唸って頭で考えれば考えるほど

 

リスクしか感じられなくなり、

 

怖くなってますます一歩を踏み出すことが億劫になる・・・

 

ということが多いのではないでしょうか。

 

 

 

自分よりも力のある人に「答え」をもらうことが

 

結果的にうまくいかなくなる理由の2つ目は、

 

自分を信用できなくなるからです。

 

 

自分より力のある誰かの出した答えの通りに、

 

行動を再現しようとすればするほど、

 

(要するに「良い子ちゃん」をやろうとすればするほど)

 

「自分で出した決定はうまくいかないし、信用できない」

 

「わたし以外のあの人の意見の方が、わたしよりも正しくて素晴らしい」

 

という自己暗示になります。

 

 

 

 

この自己暗示のパワーは侮れなくて、

 

誰かの言った通りにやって失敗したらまだマシで、

 

万一、うまく行ってしまった場合。

 

ますます

 

「わたし以外のあの人の意見の方が、わたしよりも正しくて素晴らしい」

 

「やっぱりわたしには力がない」という自己暗示を強めます。

 

 

結果的に、自分より力のある誰かの出した答えの通りに行動を再現しようとすればするほど、

 

自分を信用できなくなっていくのです。

 

 

 

心の界隈に来る人は、

 

おそらく過去の人生でも

 

「良い子」になろうと頑張って、

 

お母さんに認められようと

 

お父さんを喜ばせようと

 

一生懸命ひたむきに生きて、

 

あるいは

 

自分責めをすることで自分の心に鞭を打って

 

生きてきた方が多いんじゃないかな、と思います。

 

 

でも、大人になって自由になったのだから

 

もう誰かの顔色を窺わなくていいんですよ。

 

 

 

たとえば起業をしたのなら。

 

せっかく自由に好きなことで起業をしたのだから、

 

わざわざ「自分よりも力のある偉い人」を

 

また「お父さん」や「お母さん」の代わりに

 

仕立て上げなくてもいいんですよ。

 

 

もし、「自分よりも力のある偉い人」に

 

「お父さん」や「お母さん」を投影して、

 

また起業を使って「いい子ちゃん」をやろうとしている人がいたら。

 

 

いよいよ今度こそは

 

起業を使って「親離れ」してみる時が来たんじゃないかなって思います。

 

 

今度こそ、起業を使って

 

「自分の人生をいよいよ歩み始めた」って時が来たんだと思います。

 

 

お母さんから教えてもらった答えが正解なのではなくて、自分で見つけた答えが正解になる時が来たのです。

 

 

 

 

 

 

コバさん主宰の『ゼロから始めるカウンセラーのための起業支援スクール 【スタートアップコース】』の12期を修了された

 

川村まり(まりも)さんが、

 

ブログにこんなことを書いていました。

 

 

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起業支援講師のコバは、いつもいつも背中をおしてくれた。

 

石橋を叩いて渡るタイプの私にはありえない行動力かも。

「もう少し技術が身について、準備万端になったら行動」がいつものパターン

 

コバがいつも言ってくれていたのは

「やっちゃっていいんだよ~」

「そのままの自分で、できることをやればいんだよ~」っていうこと

 

技術とかじゃ測れない仕事に対する思いがあって

届けたいサービスと届けたい人が決まってれば

何とかなるって事だと、今ならわかる照れ

 

なかなか自分では許可が下りないことを

コバがどんどん許可をだしていってくれた。

 

決して、「絶対これをやってきてね」とか

「課題をやってきましたか?」っていう事は

言わない。

 

あくまで、自分から動こう思えるようにと仕向けてくれる。

 

だから、やらされてる感がないのに

結果、振り返ってみたらかなり起業が進んでた爆  笑

 

全部、自分で決めてきた

やらされたことは一つもないビックリマーク

 

正直、もう少し具体的に

アドバイスがほしいなぁ~とか

具体的なノウハウを教えて欲しいと思ったこともある。

 

でも、今ならわかる

この、自分で作り上げた感覚キラキラ

 

誰かに依存することなく、

自分で調べて、自分でチャレンジして、

苦しんで、色んな人に協力してもらって

作り上げた自分なりの、まだまだ不格好な

ビジネス。

 

自分の「好き」や「やりたい」っていう純粋な気持ちから進めていくビジネス。

どういう「ありかた」でビジネスを進めていくかを自分に落とし込めて良かったラブラブ

 

 

 

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まりもさんが体験された、

 

まさにその「自分で作り上げた感覚」が

 

起業においても大事なことだと思っています。

 

まりもちゃん、ありがとう。おねがいラブラブ