レポートの締めは、失敗・反省、交流などをつづります
マラソンでは「すべてが予定通りにうまく行った」より、「●●がうまくいかなかった」「××が必要だった」といった反省や気づきがあるからこそ、その奥深さが楽しめると思います
旅行でも「すべてが予定通り」完璧であるより、多少のイレギュラー・予定外があった方が良い気もします(個人の好みです)
久々の海外だったこともあり、色々な失敗により疲れることもありましたが、まぁ終わってみれば、そうした失敗も含めて旅行を楽しめたのかなと思います
(1)失敗もろもろと反省
全般的に余裕が無かった、久々の海外で不慣れなことも多々あり
(2)交流
さまざまなサポートを得て、楽しめている
失敗もろもろ
思いつく所をあげてみました(他にも色々)
①アクティビティ:予定詰めすぎ・余裕が必要
②持ち物: 情報端末を海外でも使いたい
③持ち物: 性能の良いカメラが欲しかった
④フライト:チェックイン忘れ
⑤フライト:トランジット時間の短さ
⑥語学: 出来る方がより楽しめる
⑦手続き: ESTA(代行サイトに引っかかる)
①アクティビティ:予定詰めすぎ・余裕が必要
今回の旅行費用は過去最大級
それゆえ「この機会を最大限味わなければ」と焦りのようなものがありました(平たくは "貧乏性" とも)
結果、あれこれと予定を詰め込む ⇒ スケジュール・移動が気がかりに ⇒ 疲労感が募る とネガティブな方向に
終盤は予定を組み替えて、何もイベントを入れずに過ごす時間を作りました
馴染みのある場所でもないので、お茶する時間や休憩をふんだんに入れた方が良かったです
Googleドライブ上で管理した旅行日程表:夫婦で予定を書き込むので、細かさ・粒度がどんどんアップ
②持ち物: 情報端末を海外でも使いたい
③持ち物: 性能の良いカメラが欲しかった
直前になって色々欲しくなりましたが…時遅し
Wifi・カメラをレンタルしたものの、何かしっくりこなかったです(手慣れなかった)
航空券・美術館・ミュージカル・ジャズクラブ…今どきは全てQRコードをかざしての入場でしたが、万が一、端末を盗まれたり、紛失したら、充電が切れたら…と不安が尽きず、紙にプリントアウトしたものを用意したアナログな私でした
次回以降は、海外SIMを駆使し、高機能カメラ付きの機種にしてスマートにこなしたいショゾン
④フライト:チェックイン忘れ
空港などで、何となく人の流れに乗ってしまうことってありませんか
帰りのニューアーク空港(NY)
早朝で眠い中、何となく人の流れに乗り、荷物検査・身体検査を終えて出発ロビーで待っていると「あれ、大型スーツケースを持っているのは自分だけか?」と違和感をおぼえ、荷物預け・チェックインを済ませてないことに気付きました
若干動揺したものの、これは大したことなく、一度出口に出て、荷物預け・チェックインを済ませてからもう一回検査を受ければ良いのでした(次の⑤トランジット時間の方が疲れました)
⑤フライト:トランジット時間の短さ
端的には、トランジット時間が短いと不安と焦りで疲れる。乗り遅れリスクも高い ⇒ 余裕が必要かと
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フライト選択にはグーグル・フライトを用いました
フライト選択の際、時間と値段しか見ておらず、トランジット時間を考慮していませんでした(グーグル・フライトのおすすめの上位にくる=時間が短く、値段が安いほど良い)
旅行が近づき、空港でのトランジット時間を確認すると、行きが80分、帰りが35分(⇒17分に)
行きは乗り継ぎ空港で入国審査を行い、”入国審査で30分~1時間以上待つこともザラ” という評判…orz
結果的に、行き・帰りとも乗継ぎ便に間に合ったものの、乗り遅れの不安がつきまとい、心理的に疲れました
経緯詳細は長くなったため、末尾にまとめました
時間が一番短く、安いフライトを選んだ結果、デルタ航空デトロイト経由に。「おぉ、"デトロイト・ロック・シティ"でいいじゃん」と軽いノリでした
KISS(1976)「DESTROYER」(邦題:地獄の軍団)
デトロイトのアンセムソング「Detroit Rock City」収録
⑥語学: 出来る方がより楽しめる
英語でのコミュニケーションは色々と残念でした
言いたいことがとっさに出てこない自分がもどかしかったです(頭に浮かばない。仕事上の英語とは勝手が異なります)
マラソンの結果はさして悔しいとも感じませんが、言っていることが通じない状況は悔しさを感じました
思うに、語学もマラソン・ランニングと一緒で、日常のトレーニング・習慣付けが重要かと
ボストン、NYと海外レースを走っていますが、現地の人々や周囲のランナーとコミュニケーションをさして図っていないのは残念な気がします
まぁ、必要最小限に済ませることも可能ですが、コミュニケーションが図れた方が楽しさも膨らむような…
(hottansさんを見倣わなければ)
11/4(金)の朝ランイベント@セントラルパーク 会話に関しては壁のシミ状態でした
⑦手続き: ESTA(代行サイトに引っかかる)
油断したのか、代行サイトに引っかかりました…
上記の国民生活センターの事例では7000円の請求とあるも、ESTA本家の値上がりを反映してか、9000円近くに。やられた~
交流
NYでは、大学時代の友人、会社関係者、アメブロつながりのラン仲間(hottansさん)と会いました。
大学時代の友人、会社関係者からはNY現地情報を色々教えてもらい、またちょっとしたサポートも受けて、助かりました
二人とも地下鉄は相当警戒しており、自分も地下鉄では壁を背にして立つように警戒しました
subway slashings…NYの地下鉄で見知らぬ人間から突き落とされる事件が多発しており、社会問題に
出典:New York Post
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hottansさんが記事にしているとおり、2018年4月のボストンマラソンに引き続き、今回2022年11月のNYCMでもhottansさんご家族とご一緒させてもらいました
そして、順調にいけば来年10月のシカゴでも再会できるでしょう
久々で不慣れな海外、ホッと息をつかせてもらいました
ありがとうございます
hottansさんから色々おみやげをいただいたもの、あっという間に食べてしまい、写真なし
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さて
先日のつくばマラソンを走った皆さんのレポートから「マラソンは個人競技のようでいて、集団競技なのかな」とあらためて感じました
レースの場で "集団の力に依る" のは分かりやすいですが、レース外の場でもそうした集団効果がある気がします
”サブ〇〇" を目指せば、同じ目標を掲げるランナーを意識して練習したり、生活したり…
私の場合、海外在住だったり、海外レース志向のランナーをフォローさせてもらっており、そうした集団に入れさせてもらっているのかなと感じます
海外レースは日本とは勝手が異なることも多々あり、不安が先立つことも多いですが、hottansさんをはじめ、多くの方々からさまざまなサポートをいただき(集団に乗せてもらい)、何とかなり、また楽しませてもらっています
コロナ禍で大分長引きましたが、ようやく3つめの星を手にすることができました
残る星はあと3つ
来年以降もまた資金を貯めて、集団に乗りつつ・集団を引きつつ、大いに楽しみたいと思う私です
(ニューヨーク・シティ・マラソン2022 おわり)
(補足)
デトロイト空港でのトランジットの経緯
予約: 行きは80分(16:20着⇒17:40発)、帰りは35分(11:45着⇒12:20発)
■ 行き
デトロイト空港のトランジットにつき、参考にさせていただいたブログ: 相当なディズニーファンの方で、TVチャンピオンにも出場とのこと
ポイントは入国審査とのことで、ここで長蛇の列になっていればほぼアウト(不安でしょうがない)
デトロイト空港内の地図を確認するも、いまいち想像がつきません…
いざ当日、上記のブログ記事に従い、トイレ・荷物の整理を早めに済ませて、飛行機がデトロイトに到着後、ややフライング気味に機内出口方面に移動して、ハッチが開くと同時に駆け出します
入国審査…さほど列は無し、「これなら10分もかからない。大丈夫だ」と一安心
2018年4月の入国時の記録が残っていたのか、指紋採取はなく、入国目的など簡単なやりとりで審査終了
スーツケースを受け取り&預け、空港内トラムで移動
確かに、入国審査の時間が大きなポイントと感じました。今回はたまたま同じタイミングでの到着便もなく、待ち行列が大きくなかったのが幸いでした。タイミングによっては厳しいでしょう
デトロイト空港内:自動車産業のビッグネームたち
Detroit Detroit Detroit Detroit
■ 帰り
ニューアーク空港には出発の遥か前に到着(ベンチで仮眠)
前述のとおり、ちょっとした手違いはあったものの、ロビーで出発を待ちます
デトロイト空港では、帰りは荷物の受け取りがない分、到着口から次の出発口への移動だけなので、遅延が無ければ35分というトランジット時間でも何とかなりそうです(ただ、到着時刻から乗り継ぎ便の出発時刻までで35分なので、実際は出発時刻10分前くらいに搭乗を締め切るのでは?…などと不安は尽きず)
搭乗が始まります
自分の番が来て接続ハッチに入り、もうすぐ機内という所で、私の4~5人ほど前の方が突如「ドサッ」と崩れ落ち、壁に頭をぶつけて倒れ込みました
近くの方が駆け寄り "シー※□◇#シン、シー※□◇#シン”と周囲・関係者に声をかけます
あまり詳細に記述するのもどうかと思いますので、以下省きますが…どうも seizuringと言っていたようで「てんかん」のことかと
ドラマやCMでみる "医療関係者の方はいますか" という呼びかけなどもあり、治療にあたって未搭乗の乗客は一度ロビーに戻され、あらためて出発を待ちます。当然、皆「乗り継ぎに間に合わない、どうするんだ」といらだち、私も隣にいた女性と「乗り継ぎ後の目的地はどこですか」「コネチカットよ」「私は東京、ジャパンです。元々短かったので、とても不安です」…などと不安を紛らわします
都合、出発が20分遅れてデトロイト空港でのトランジット時間が35分から17分になり、空港職員は「大丈夫だ、間に合う」と言うものの、多大な不安を抱えてデトロイトに向かいます
デトロイトではなぜか羽田行きの出発が10分早まる(12:20発が12:10発に)
機長も出力をあげて、本気を出したのかデトロイトには予定より早く到着しました。到着口も端側から中央寄りに変更されたため、1~2分で羽田行きの出発口に移動できました
何とか事なきを得ましたが、色々疲れました
逆に考えると、今回の経験で経験値・耐性が上がり、今後は多少のことでは動揺せずに済みそうです(「まぁ何とかなるだろう」と米国人的な思考に)
After the NYCM 2022, I've got the time to take a few weeks off training, time to let the body recover and recharge the batteries for what is set to be a year with even bigger challenges than any year to date.
Trip to NYC was quite amazing and also exhausting because I rarely go abroad especially after the pandemic.
I had some minor troubles and felt the need to get used to traveling.