いつもご覧いただきありがとうございます。

家建九郎です。

 

 

初めましての方は念のため

 

初めに

 

誹謗中傷、名誉棄損にならないために

 

ブログを書くにあたって「誹謗中傷」や「名誉棄損」といわれないよう気を付けていること

 

を先にご覧いただき、本ブログの趣旨をご理解くださいますようお願い致します。

 

 

結局私はサンヨーホームズとのつながりを切ることで、サンヨーホームズと関わらずにこの家と付き合っていくことになりました。

当然点検は自分でやるしかありません。

 

ただし、瑕疵を発見した場合1年以内に通知しなければ責任追及できなくなってしまうかもしれないので瑕疵を発見した場合は内容によっては関わらなければなりません。

 

ただ、ちょっとした不具合位なら自分で直してしまうつもりなのでよほどのことが無い限りサンヨーホームズに対して補修を請求することはないと思います。

 

そして、もし重大な瑕疵を見つけたとしたらそれはサンヨーホームズに対して

「他の業者で補修をするので修理代を払え」

という請求をすることになると思います。

 

まあ要求を飲むかどうかはわかりませんが・・・

 

 

私にはこの家を取り壊して新たに建て直すほどの元気はありませんし、資金力もありません。

元々終の棲家と考えてバリアフリーにした家なので結局この家と一生付き合っていくしかありません。

 

 

昔乗っていたよく壊れる車やバイクなどと一緒で手はかかるけど私の相棒・・・

これが私がこの欠陥、不具合だらけの新築住宅に対して持っている感情です。

まあ車もバイクも中古でしたから仕方ありませんけどね。

 

いくら手抜されたような家であっても家に罪はありません。

 

私自身が不具合の見つけ方を学び、補修の仕方を学び、この家と共に生きていくしかありません。

 

もちろん致命的な欠陥があって大地震などの際に甚大な被害が出るかもしれないという不安はどこまでも消えることはありません。

なにしろ鉄骨のボルトがナットで固定されていなかったような家です。

目の前の不具合を「問題なし」として無視するような人たちが建てた家です。

 

ほかに隠れた致命的な欠陥があっても不思議ではありません。

 

それでも・・・私は今日も明日も1年後も10年後も、この家と共に暮らしていくのです。

 

10年後もこんな家が無事かどうかはわかりませんが・・・

 

 

これまでブログを通して本当に色々なことを学びました。

他の方のブログを拝見していると、私など足元にも及ばないほどつらい目に遭っている欠陥住宅の被害者も何人もいらっしゃいます。

 

どこで折り合いをつけるかは人それぞれだと思いますが、どこかで折り合いをつけなければ先に進んでいくことはできません。

何しろ欠陥住宅を造った方は最悪でも単に補修に応じれば良いだけで、欠陥住宅を引き渡された方はいくら補修を受けてもそこに残されるのは補修跡だらけのツギハギハウス!

更には隠れた欠陥を心配する日々・・・

受けた心の傷跡は消えることはありません!

 

 

欠陥住宅問題で戦っている方は心が崩壊するまでに何とかご自身の中で折り合いがつけられることを祈っています。

 

どんなに頑張っても残念ながら被害者が完全に納得できる結果など待っていないでしょう。

良くて一矢報いる程度・・・

完全勝利などほぼないと思います。

 

刺し違えるくらいの覚悟で戦いを挑んだとしても相手は企業、こちらは個人・・・

企業を相手にどんなに攻撃したとしても相手はせいぜい受け取った金の一部を返すかどうか…

そしてその会社の社長や従業員は当たり前のように施主から受け取った代金でご飯を食べ、また次のターゲットを探しに行くことでしょう。

もう数年後には施主の顔も思い出せなくなっていると思います。

最初から勝ち目などありません。

くれぐれも自分ことを大事にしていただきたいと思います。

(※別にサンヨーホームズのことを特定して言っているわけではありませんよ)

 

ただ、もし余裕があればハウスメーカー名を公表することについて検討していただきたいと思います。

ハウスメーカー名を公表しなければ彼らは何の反省もなく同じ過ちを繰り返すと思います。

 

彼らが問題ないとするレベルがどの程度のものなのか世間に公表しすること。

契約するまでは平身低頭だった態度が契約したとたんに豹変し、彼らの想定を超える不具合がバレた瞬間から敵に回るという対応を時系列で公表することこそが次なる被害者を生み出すことを抑制することにつながると思います。

 

私が受けた仕打ちをサンヨーホームズが「私にだけしている」とは思えませんので、おそらくサンヨーホームズの被害者は他にもいると思います。

みんな声を大にしてハウスメーカー名を公表できないだけだと思っています。

 

だって自分が一生懸命計画して厳選して選んだハウスメーカーのはずが、自分の目が曇っていたなどとは格好悪くてだれも認めたくないじゃないですか。

そしてその気に入らない、納得できない大きな物体(ハウスメーカーは家と呼ぶが)に対して何十年も多額のローンを払い続けていくわけです。

生命保険までかけて!

誤解を恐れずに言うのであれば・・・

こんなの懲役ですよ!

 

でもね、そんな中でも時間は流れていきます。

どんな嫌な家であっても私のように先祖から承継した土地に家を建てた人であれば売ることも出来ません。

 

そもそもこんなツギハギだらけの欠陥住宅など中古住宅としての価値もありません。

つまりよほど裕福な人でなければ問題のある家であってもその家と共に生きていくしかないのです。

 

いま目に見えている一つ一つのの不具合が「過去の判例や基準からみて許容範囲内」だとしてもこれだけたくさんの不具合を抱えていれば合わせ一本でアウトだと思いますし、目に見えていない部分にももっと問題のある不具合を抱えていると考えるのが普通だと思います。

 

それでもサンヨーホームズが正しいというのであれば、それはいつか世間が判断することでしょう。

何十年も先になってサンヨーホームズが一流ハウスメーカーとして世の中に認められていれば私が間違っていたということでしょう。

ただ、現在の経営状態は既に世間からの評価が反映されているような気もしますが・・・

 

 

 

私がどん底から立ち直るまでにこれまとってきた行動は①~⑥の通りです

 

①できるところまで自分自身の力でサンヨーホームズと闘う

 

私はサンヨーホームズとのやり取りの中で弁護士を入れませんでした。

弁護士に相談したことはありますが、サンヨーホームズとのやり取りは全て自分自身で行ってきました。

弁護士の指示も受けておらず、ほぼ全て自分で調べて考えて対応してきました。

サンヨーホームズは自社の顧問弁護士を「第三者」などと主張するツワモノなので、私が弁護士を立てるとサンヨーホームズは交渉の窓口を自社の顧問弁護士に変えてしまうのは目に見えていました。

つまり、私が弁護士を立てることは彼らにとっては好都合であり、私が弁護士を立てると私の方が後に引けなくなることが目に見えていました。

顧問弁護士を抱える大企業にとっては弁護士費用など何ともありませんが、個人である私にとって弁護士費用はバカになりません。

闘ったところで費用倒れするのは必然なのです。

 

 

②要求が全て通るまで和解などしない

 

私は最初からサンヨーホームズに対して金銭的な要求は一切していません。

単にきちんとしたものを引き渡すよう請求しているだけです。

サンヨーホームズがコンクリのクラックに対してモルタルで汚く塗りつぶした跡や、雨漏りに対してコーキングを汚く塗りつけた跡は今も無惨に我が家に残ったままです。

それでも今も床下には補修されていない「サンヨーホームズが後から発生したと主張する」大量のクラックが残されています。補修した後にそんなにたくさんクラックが発生するのであれば今も更にクラックは増殖していると考えるのが自然であり、和解などできるわけありません。

私は和解金を貰ったわけでも何でもないのです。

それに対してサンヨーホームズが出してきた書面には「債権債務がないことを確認する」という内容になっていました。

恐ろしい・・・

 

 

③これ以上話にならないことが確認でき次第サンヨーホームズとの縁を切る

 

サンヨーホームズが定期検査をしない以上、自分でチェックをするしかありません。

そもそもサンヨーホームズの定期検査は目の前の誰が見てもわかる不具合を「問題なし」とするツワモノの検査員が行いますので何の信用も出来ません。

それに検査も目視オンリーです。

機材を持っていても使いません。

壁で見えない向こう側でも透視できるのでしょうか?

自分で見た方がマシです。

結局施主はメンテについて勉強が必要になります。

 

 

④スパムメールや無言電話、書面の送り付けなどサンヨーホームズからの圧力と思われるものは全て無視する

 

ブログを始めてから職場へのスパムメールのようなものはかなりしつこく続きましたが今はようやく止まりました。

一旦止まっているだけなのか本当にやめてくれたのかはわかりませんが、無視するしかないですよね。

普通職場の共用アドレスに対してやりますかね?

書面の送り付けもしつこかったですが・・・

 

 

⑤自分自身が前を向いて生きていけるように目標を持つ

 

国家資格を3つ1度に受験するという無謀な挑戦をしてみました。

宅建士以来20年間公的資格など挑戦したことはなかったのですがこの老化した脳をどこまで活性化できるかの挑戦でした。

月間60時間程度の残業をこなしながらの受験勉強は正直言って相当厳しかったのですが、限界まで頑張ってみることでサンヨーホームズのことから頭を切り替えることができました。

結果は2つしか合格できなかったのですが、今年もう一度頑張ります。

 

 

⑥環境を変える

 

猫を飼い始めました。

最初は壁で爪を研がれたり、家に動物臭が染みついたりするか心配もしましたがどうせ欠陥住宅なので・・・

と思っていたところ飼ってみるとすごく行儀よく爪は置いてあるツメトギをきちんと使ってくれますし、トイレは初日からきちんとできたし全く問題ありません。

色々と手のかかることもありますが生活に張りができて家族全員笑顔が戻りました。

我が家は子供まで「サンヨーホームズは本当にダメだね」と言うくらい教育上良くない状態だったので猫が来たことは我が家にとっては非常に良い出来事でした。

 

 

思い返してみると・・・

 

・自分が何年もかかって計画した自慢の家が欠陥住宅だった時

・サンヨーホームズが「問題なし」との検査をした直後にいくつも不具合を発見した時

・サンヨーホームズとの交渉はこれ以上無理だと悟った時

何度も何度も目の前が真っ暗になり落胆したのも過去の話・・・

今ではなんとか心理的には立ち直ることができました。

 

 

残念ながら今の世の中の仕組みでは欠陥住宅問題がなくなることはないのではないかと思います。

「クレーム産業」などと言ってクレームが出るのが当たり前と思っている人たちに対してクレームが出なくなることなどありえません。

「補修をしないとする不具合」についてもっと最初に説明しないからこうなるわけです。

 

ハウスメーカーのモデルルームに建具のズレやコンクリのジャンカ、クラックなどの状態を作り出し、補修跡を見せて

「このくらいのズレは許容範囲です」

とか

「このくらいのクラックは補修しません」

と説明するとか

「これを補修するとこのような状態になります」

と汚い補修跡を見せるとか

マイナスの部分もきちんと施主が理解できるようにすれば良いのです。

 

細かい字で専門用語満載の契約書に織り込んだからと言って誰も納得などしていませんよ。

 

そもそも重要事項説明をきちんとしていますか?

工事監理契約書の契約相手である工事監理者に会ったこともないのに誰がどうやって説明するのでしょうか?

契約を急がせて訳のわからないままハンコを押させることが契約と思っていませんか?

 

このような人たちはきっと

「契約して頂いた」でなく「契約をとった!」と言うのでしょうね…

 

 

良い部分だけを主張するのは同じ水準の商品を皆に提供できる技術があってこそやって良いことだと思います。

人によって良いものが出てきたり悪いものが出てきたりするのであれば怖くて誰も買い物できませんよね。

 

 

ハウスメーカー側の方々はもっと施主の身になって考えてください!!

 

 

私がサンヨーホームズと対峙する中でも良い人も悪い人もいました。

悪い人と言っても法的に裁きを受けた人ではありませんのであくまで私にとって悪い人と言う意味です。

 

もちろん良い人もいましたよ。

実際にどう考えていたのかは知りませんが、

内装シミュレーションソフトで一生懸命入力してくれた女性の方

急なリカバリーにもかかわらず精力的だった設計担当「猿落さん」

真摯な態度で苦情を聞き入れてくれた「九条菊所長」

そしてこんなツギハギハウスを一生懸命直してくれた「尻拭副部長」

など・・・

 

でも強烈に悪い人が多すぎて結局台無しにされてしまいました。

 

私にとっての悪い人は

最後にちゃぶ台返しをして全て台無しにした「茶侮台支店長」

工事監理者でありながら現場を確認しない「節穴」

意味のない現場監督「脇甘」

テキトーな設計で時間だけをロスした設計担当「手木棟」

苦情処理班の管理担当「捻曲」と「糠釘」

そして意味不明な6ヶ月点検の検査員「出来内」

 

そして一番許せないのが

契約だけとって敵に回った営業マン「口先」!

同じ営業の仕事をする者としてこいつだけは一生許すことはできません!

 

「口先」は自分の何が悪かったのかわかっていないかもしれません。

なにしろ我が家の事件の後でも社内では出世しているようなのでサンヨーホームズにとって「口先」はなのでしょう。

しかし、我が家に契約書を持ってやってきたのは「口先」です。

「節穴」が説明すべき工事監理契約すら「口先」が持って来たわけです。

当然ながらきちんとした説明などありません。

サンヨーホームズが問題ないとする基準などわかっていたはずなのに・・・

サンヨーホームズがどんな対応をする会社なのかなどわかっていたはずなのに・・・

自称「トップセールス」ならわかっていたはずなのに・・・

覚書まで書かせて手抜き工事に気を付けるように約束したのに・・・

契約をとったら知らん顔ですよ!

しかも気にしているふりだけはしてくるわけですよ。

わかっていてやるのは一番罪深いです!

 

 

他の人達でもおそらく一人一人は自分は大して悪くないと思っていると思います。

でもこの人たちがした行為が何千万もの金を払った私を延々と苦しめたのは事実です。

私が払ったお金が少なからずこの人たちの生活費なり遊行費なりに消えていったのかと思うと今でも心が苦しくなってきます。

この人たちも労働をしているわけですから会社から給料をもらうのは当然の権利かもしれません。

 

でもね・・・

例えば営業マン「口先」などはまだ若いのでおそらく「口先」が養っている家族もいるかと思います。

 

その養っている家族は私のような者が苦しんだことにより受け取った金でご飯を食べているわけですよね?

だって我が家にだけこんな対応をしているわけではなく皆に平等に同じ態度をとっているわけでしょ?

であれば、きっと他にも苦しんでいる人いますよね?

自分一人であれば何をして稼ごうが、どんな仕事をしようが勝手だと思います。

仕事をしていれば結果として客を不幸をしてしまう時もあるとは思います。

元々利益相反する立場ですからね。

 

でも、この人たちは自分が養う家族に本当に胸を張ってお金を渡せるのでしょうか?

自分達が顧客のために精一杯やった結果、たまたま事故が起こってしまったのであればそれは仕方ありません。

でも我が家の場合はどう考えてもほぼ全て人災ですよね?

 

 

サンヨーホームズの人達はお断りしているにもかかわらずこのブログをご覧いただいているようなのであえて言わせてもらいますが、

あなたは自分が養う家族に対して「自分の仕事は人を幸せにしている」と胸を張って言えますか?

 

私は少なくとも「自分の仕事は何らかの形で誰かを幸せにしているものだ」と家族に胸を張って言っています。

顧客に対してきちんとお役に立つこと、

そしてその対価としてきちんと利益を頂くこと、

そう心がけて一生懸命仕事をしているつもりです。

自分のせいで相手が不幸になっているのにその相手をさらに攻撃したりするようなことはしませんし、私が働いている会社はそんなことは社員に対して命じません。

 

私が悪い人とした方の中でこの発言が気に入らない方がいたらこのブログを最初から全部読み返して何があったのかよく思い出してください!!

 

 

 

今回は少々長文になってしまいました。

年初にお知らせした通り今回をもってブログの更新を一旦お休みします。

 

私は自分自身がサンヨーホームズに受けた仕打ちと感じたことを体験談として世の方々に広めるためだけにこのブログを続けてきました。

つまり今後ネタを変えてブログを執筆する気はありません。

結局書けなかったこともたくさんありますが、ある程度のことはお伝え出来たのではないかと思いますのでここで一旦区切りをつけようと思います。

 

またいつか書くべきことがでてきたら更新するかもしれませんがとりあえずは一旦休眠状態に入ります。

案外すぐ目覚めるかもわかりませんがその際はまた見てやってください。

 

 

フォロワーの方々

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いつも読んでいただいた読者の方々

 

長い間応援頂き本当にありがとうございました。

 

 

 

全ての家を建てる方々が今後も問題のない家に住めますように・・・

 

そして欠陥住宅問題で戦っている方々がいつか何らかの折り合いがつけられますように・・・

 

 

応援ありがとうございました。

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