早いもので竣工から(ブログの更新放置から?)約2年が経ちました。



壁の漆喰や塗装の状況も安定しており、K建築士も「非常にきれい」と感心しておられました。無垢の木を多用していると動きが大きいので、どこかに割れとかが出やすいそうです。


下地との関係で内装に数カ所気になる箇所がありますか、今回直すかもう少し様子を見るか検討中です。


あとは、南側、物干し用のベランダですが、この場所は雨掛かりが強いためか、手すりのヒバがかなり痛みました。ここは、ガルバリウムを上から被せるという修理をする予定です。


1年目の冬は、「パリッ」という木割れの音がよく鳴っていましたが、2年目はほとんどなく、安定したのだと思われます。


リビングを通り抜ける風があり、特に夜は北側からの風が入ってくれるため、ほとんど冷房に頼らずに生活できたのでありがたいです。



K建築士への依頼者のお宅訪問もこの間、何件か。私は単に我が家自慢をするだけなので、いつでもお連れくださいとK建築士に言っています。


工務店さんが施工例 として我が家の写真をアップするのを2年ほど忘れておられたようですが、この度、ようやくアップされました。


K建築士はその後も活躍されており、最近の作品 の見学にも先日行ってまいりました。遠くないうちに、「和風モダンの巨匠」と呼ばれるようになるのではないでしょうか。


窓と網戸の数が多いので、窓掃除は結構骨が折れます。あとは、住み手の課題としては、不要な物を整理して、物を減らすということでしょうか。


次はいつの更新になることやら。目標は1年1回です。




ブログを更新しないまま3か月以上経ってしまいました。更新の意欲自体が減少してしまったせいでもあります。


夏から初秋にかけては、風通しの良さもあり、快適に過ごしました。


さて、冬の寒さですが、さすがに体感としては、マンション時代より寒いです。もっともそれは、頻繁に外気を入れるためで、締め切ってエアコンを入れると、比較的すぐに暖まり、切ってもしばらくは暖かさが残りますので、それほど不自由さはないといったところです。





一戸建て注文住宅を建てる~建築家と建てる自然派・無垢の木の家-紅葉




隣地のモミジやかえでが色づいてきれいなのですが、さまざまな樹木の落ち葉が降るように我が家の庭に積もります。木の緑が気に入ってこの土地を選んだので、仕方がないところではあります。


日曜日の午前を潰しての落ち葉拾いを何度かしました。


うちのモミジが元気がないので、建築士に相談したら、木も、どちらの方向に枝を伸ばそうかと自分で考えるので、1年くらいは様子を見た方がよいとのことでした。


庭をどのように手入れしていくかは今後の課題です。



 台風は四国・中国地方を中心に大雨を降らせているようですが、東京はなぜか、今日は今のところ全くというほど降っていません。



 振り返ってみると、K建築士との一番最初の打ち合わせで、自分なりに考えた条件を紙に書いて説明し 、「一言でいえば和風モダン」と発言しました。


 しばらく考えていたK建築士は、「それは民家風ではない、ということかな。」という返事をされました。


 それまで雑誌や本などで「和風モダン」とか「和モダン」の建物と紹介されるものを見て、勝手にそういうジャンルが確立されているのだと信じ込んでいたのですが、どうもそうではなかったようです。「和モダン」というだけでは、施主が考えているイメージとお願いする建築家が想定するイメージとでギャップがありうるところで、注意が必要です。


私たちの場合には、半年にも及ぶプランニングの過程で、忌憚のない意見の交換ができ、最終的には、K建築士が、私たちの意図を正確に読み取って、それを咀嚼し、さらに、K建築士の独自性を折り込んだ設計に昇華されたので、できあがったプランは、誇張ではなく、私たちのお願いしようとしていたものを100%実現して頂いたというのでは足りず、120%、いや150%実現して頂いたと評価できるものでした。これぞ、注文建築の醍醐味だと思います。


 

一戸建て注文住宅を建てる~建築家と建てる自然派・無垢の木の家-リビング


竣工時のリビングです(奥がキッチン)。写真だと、実際よりも相当広くみえます。屋根が斜線規制にかかるので、天井もそれに合わせて勾配となっています。


 壁、天井とも全面、漆喰です。FIXの大窓と、風が抜ける小さな窓との組み合わせで、風が抜けてくれると夏でもかなり快適です。


 バナーもうまく貼れないので、全然ダメダメではありますが、リンクだけ貼っておきます。「楽住ブログ大賞2011」





 

ペタしてね



人気ブログランキングへ   にほんブログ村 住まいブログ 一戸建 注文住宅(施主)へ
にほんブログ村

 私たち夫婦が新居を建てる前に住んでいた賃貸マンションには、その規模としてはかなり大きなウォークインクローゼットがあり、重宝していました。しかし、引っ越しの荷造りをした(してもらった)時にわかったのは、ここに驚くほどの量の「物」が入っていたことでした(業者さんが最初に用意した段ボールでは全く足りませんでした)。


 先日、実家から「私物」の引き取りを要請され、整理のために帰省したときも、あまりの量の多さに思わず笑ってしまうことになりました。中学校や高校の「テスト」だの、小学校の作文集だの…。

自分が「捨てられない人」であったことに改めて気づきました。





一戸建て注文住宅を建てる~建築家と建てる自然派・無垢の木の家-玄関


 


新居にはささやかな書斎スペースを何とか確保しました。本棚は作り付けで、奥行きがあるので、前後2段積みをすると相当入ります。もっとも、新居の雰囲気からか、書籍もため込む一辺倒から、「もうおそらくは2度と読まない」と判断できる書籍は処分しても良いという気分になってきました。そういう気分になったからか、実家での作業もあまり躊躇せず、どんどん捨てることができ、書籍も相当処分できました。


  新居には何というか「必要ない物は置きたくない」という気持ちが湧き、かなり、人生観というか考えが変わって来たような気もします。副次的ではありますが、こういうことからも改めて、家を建ててよかったと思います。



 今日もやっぱりバナーすらうまくはることができない「楽住ブログ大賞2011」 。応募してみましたが、申し訳ない状態です。


ご自身の理想の家づくりを建築家とともに実現したいと考えている方の少しでもご参考になれれば、などと思っています。













ペタしてね



人気ブログランキングへ   にほんブログ村 住まいブログ 一戸建 注文住宅(施主)へ
にほんブログ村

 あっという間に8月が終わりました。今朝は、台風の影響で大変蒸し暑く感じました。秋の気配になるのはもう少し先でしょうか。



 K建築士の渾身の設計の玄関まわりです。木製の格子戸をつけて和の雰囲気を出しています。玄関ドアは木製の開き戸。脇はガラスなので光を取り入れます。隣地の緑を望む窓もポイントです。




一戸建て注文住宅を建てる~建築家と建てる自然派・無垢の木の家-玄関



夜は表情はかなり変わります。撮影していただいた写真家の技術の高さによるところもあるとは思います。





一戸建て注文住宅を建てる~建築家と建てる自然派・無垢の木の家-玄関2




玄関まわりはほとんど建築士におまかせでしたが、予想以上の仕上がりとなりました。


もっとも住み始めてからの現実は、せっかくの空間に自転車を駐めたりしています。



 最近なかなかコンスタントな更新ができませんが「楽住ブログ大賞2011」 に応募してみました。(バナーもうまく貼れないのでそもそも応募以前のような気もします。)


 これを機に現時点での「まとめ」(総括)ができればとは思っています。













ペタしてね



人気ブログランキングへ   にほんブログ村 住まいブログ 一戸建 注文住宅(施主)へ
にほんブログ村

 家づくりは、一生に何回もあるものではなく、「生涯で一番大きな買物」であるとともに、資金繰り、土地探し、プランニング、工事と本当に大変な日々が続きます。充実感を覚えるとともに、かなりの苦労が伴うため、人生にととっての「大きな意味」を自然と感じます。


 それまでブログなんて「書くことがない」と思っていた私でも、この1年あまりは「書くこと」がありました。(今後はわかりません(笑)。)

 

  家づくり真っ最中にあると、やはりいろんな悩みが出てくるので、似たような経験をされた方の経験談などが大いに参考になったものです。




 

一戸建て注文住宅を建てる~建築家と建てる自然派・無垢の木の家-予備室


 2階の予備室ですが、現状は物にあふれていて……。「贅沢な納戸」になってしまわないよう気をつけなければと思います。




 ところで、敬愛してやまない内田樹先生が、ご自宅兼道場という興味深い物件(凱風館)を建設中だとのことです。施主、建築家、工務店の三者がそれぞれの立場で、建設中の物件について情報を発信しておられて、とても興味深いです。



内田先生のブログ 


建築家の連載


工務店のブログ

 


 内田先生は現在、「芸術新潮」という月刊誌に「内田樹 実践的すまいづくり論」という実況レポートを不定期連載されています。


 内田先生の哲学的な内容と比較すること自体おこがましい限りですが、「素人の自慢話」的な内容でも、一つの経験談として他の人の参考になりうるところが、家づくりブログ(?)の良さではないかと思います。



ところで内田先生が建物に命名されているのを知り、先生のように中国古典に根拠を求めるのは無理にしても、ようやく建てた家なので、我が家にも「命名」しようと思いました。 和の家なので、横文字はちょっとどうかなと思い、いろいろ悩みました。建築家の本などをみると、地名をとって「○○の家」というのも結構ありましたが、ちょっと地名をつけると仰々しいかなと……


 最終的には、風が吹き抜けていく心地よさを感じることができる家というのが我が家の良さであろうと思い、「楽風庵」と名付けました。(まだ冬は経験していないので、冬は寒いのかもしれませんが。)






ペタしてね



人気ブログランキングへ   にほんブログ村 住まいブログ 一戸建 注文住宅(施主)へ
にほんブログ村

大工さんの手の込んだ仕上げと、左官さんのプロの技術が結集した、我が家の「特等室」です。




一戸建て注文住宅を建てる~建築家と建てる自然派・無垢の木の家-和室



壁は、聚落壁で、本物の土壁 です。熟練の職人の技がないと塗れないのだそうです。K建築士がつてをたどって、腕利きの左官職人 さんを見つけてきてくれました。





一戸建て注文住宅を建てる~建築家と建てる自然派・無垢の木の家-和室2



畳も国産の無農薬のいぐさを使った本畳で、襖の和紙にもK建築士のこだわりがあります。照明は和田卯。



琴や三味線専用の押し入れが備えつけてあり(楽譜入れもあり)、妻の部屋になっています。



土壁はしばらく湿気を出すので、最初のうちは、湿気取りのため除湿器を回していました。暑い時期でも、ほかの部屋よりはひんやりした感じがあります。






ペタしてね



人気ブログランキングへ   にほんブログ村 住まいブログ 一戸建 注文住宅(施主)へ
にほんブログ村

東京もここのところ、最高気温が34度とか35度、夜も25度を下回らない熱帯夜です。



一戸建て注文住宅を建てる~建築家と建てる自然派・無垢の木の家-リビング


竣工時のリビングの様子。現在はソファやテレビ台、テーブルなどが並んでおり、相当狭くなってます。


我が家の断熱材は、外側に無機系素材のバウビオ 、内側に羊毛断熱材 を使っています。夏の暑さがどんな風になるのか、いわば「実験台」のつもり。


 7月一杯は暑さもそこまで酷くなかったため、エアコン稼働日ゼロでも不快感なく過ごせました。窓が多く、風が抜けやすく、周りの緑のせいか、夜は気温が下がる感じで涼しい風が入ってきたことも、暑がりの私でもエアコンなしでも過ごせた要因であるかと思います。


 もっともさすがに日中35度くらいになると、空気自体も暑くなり、家全体が暑くなっている感じがします。(やはり1階の方が気温が低い感じです。)


  夜もさほど気温が下がらないため、この週末はさすがに冷房をいれました。節電のためにも早く酷暑が過ぎて欲しいと思います。






ペタしてね



人気ブログランキングへ   にほんブログ村 住まいブログ 一戸建 注文住宅(施主)へ
にほんブログ村

 文字どおり骨を休めるための(長くない)夏休みをタイの海岸のリゾートで過ごし、帰りがけにバンコクによった際に、前から気になっていた「タイ文字の置き時計」をお土産に買ってきて、リビングにおいてみました。


 お店は在住している日本人が経営されている雑貨店


 実際の物は少し形は違うけれどこんな感じ


 円高の影響もあり、1000円超でした。(バーツが足りなかったのですが、.日本円で支払い可能でした。)


 不要なものは断捨離をして、物を減らし、気に入ったものだけを置くようにしたいところです。



ペタしてね



人気ブログランキングへ   にほんブログ村 住まいブログ 一戸建 注文住宅(施主)へ
にほんブログ村

愛用していたデジカメは壊れてしまい、同じ症状でこれまですでに2回も(一度は保証で、二度目は有料で)修理しているので、ついにあきらめて買い直しました。(F社さん、何とかして下さい。)


今年の2月に注文したソファですが、当初の5月末という予定が、震災のため大幅にずれ込み、昨日ようやく届きました。家具蔵さんの工場も被災して大変だったそうです。


購入したのは、家具蔵さんに注文したモデルノという商品


午前中届いたのですが、当初の予定とは異なり、我が家の階段を上がれず、困ったことになりました。背板を外しても、つっかえて上がりません。


 いったん出直した配送屋さんの助っ人チームが午後に登場すると、少なく見ても30キロはあろうかというソファをたった2人で中庭経由であっという間に持ち上げて、ベランダから搬入完了。その手際のよさとプロの技術には感動しました。


 こうして無事、2階のリビングにソファが収まりました。さほど広くないリビングが狭く感じられるのはやむを得ないところ。新品のソファを汚してはいけないとこわごわ座ってみました。感触は.悪くなく、使っているうちになじんでくるのでしょう。


(追記)配達してくれた業者さんは、私たちが引っ越しをお願いした業者さん と同じでした。







ペタしてね



人気ブログランキングへ   にほんブログ村 住まいブログ 一戸建 注文住宅(施主)へ
にほんブログ村