新潟から来た古民家の移築工事の最終章です。
施主さんが買ってこられた書院の建具を使って下駄箱を作りました。
五枚合わせて一枚の絵になっている珍しい形です。
素晴らしい手彫りの技術が広い玄関空間を格上げしてくれました。
下駄箱の横には洋服掛けを作りました。
こちらの扉も衝立として使われていたものを施主さんが購入してこられたものです。
なんと言ってもこのお屋敷は南向きの縁側が素晴らしいです。
木製のガラス戸越しに柔らかい陽が入り、心地よく過ごしてもらえそうです。
移築工事も無事に終わりました。
欅が惜しみなく使われ、見た目の迫力のみならず免震面でも優れた建物です。
お客さんの多くなりそうなこちらのお屋敷
長い冬に耐え、遥々新潟からやって来た知恵と技術が
沢山の人に見てもらえることを楽しみにしています。