新潟から来た古民家工事の続きです。
柱と丸太を組む前に基礎を造ります。
柱の足元は腐食し易いため外周りを基礎で固めて雨水の浸入を防ぎます。
基礎工事の様子
立ち上がり基礎を作らない所は地中梁で補強しています。
基礎完成
出来上がった基礎の上に木組みをします。
木組み:構造材となる材木を組み上げること
柱と丸太は建てる近くまで間配りをします。
間配り:材料を使う場所に配置しておくこと
柱は7寸角の欅で、5~6mあります。
非常に重いので地上で少し組んでから建てていきます。
柱に差鴨居を差し込み、仮の込み栓で抜けないようにします。
差鴨居:大きな鴨居
込み栓:組んだ材木が抜けないよう接着部分に横から差し込む材木
当時も同じように組んでいたため仮込栓の穴も開いています。
今週建てた柱は六本。
一本建てるごとに喜びがこみ上げてきます。
まだまだ先は長いので、安全に気をつけて一本ずつ丁寧に建てていきます。