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ホームセキュリティを考える阪神大好き男のブログ

家を守るため、家族を守るため、防犯対策と阪神タイガースのことを日々考えています。

大手警備会社のホームセキュリティを自宅に設置しようかどうか悩んでいる人へのアドバイスです。もし悩んでいるのであれば、いますぐ設置しましょう。

 

ホームセキュリティってがん保険などの生命保険と一緒で、「なくても絶対生活できないものでもないですが、あったらいいよね」というサービスです。

 

ですから「いますぐホームセキュリティを設置しないと!」とは正直なりにくいです。

 

でも逆にそんな余裕があるときだからこそ、ホームセキュリティを設置しておくべきだと私は考えています。なぜなら空き巣や泥棒に入られてからだと後の祭りだから。

 

そうなったらきっと「あのとき入っておけばよかったぁ・・・」となるはずです。

 

あとこれも保険と同じですが、ホームセキュリティは損得で考えるものではありません。

 

「空き巣に入られなかったら損だなぁ」なんて思っていませんか?空き巣に入られないことは何よりも幸せなことで、家族や家の安全は何事にも代えられません。

 

ですからホームセキュリティを設置してその抑止力で何もなければ、これが最高の成果なのです。

 

何かあってからでは遅いですし、何もないことが幸せです。

 

そう考えると、悩んでいるいまこそ、ホームセキュリティを導入するタイミングなのかもしれませんね。

 

アメトーーク!の家電芸人のように、「設置したいときが設置するとき」です。ぜひ家族や家の安全を守るためにホームセキュリティを設置しましょう。

大きな家の周りには防犯カメラが設置されていますよね。防犯カメラを見ると、「なんかこの家は厳重な警備がされている」と思ってしまいます。

 

実際防犯カメラが設置されていれば、防犯対策としてホームセキュリティには加入していると思うんですよね。それだけで空き巣や泥棒へのアピールになります。

 

でも一般家庭で防犯対策をするときに、防犯カメラってなんか仰々しい感じがして・・・・。

 

そもそも防犯カメラって意味があるのでしょうか?

 

防犯カメラを設置する意味は、

 

  • 侵入者へのアピール・威嚇(=抑止効果)
  • 犯罪の証拠保存

 

大きく分けてこの2つだと私は考えています。

 

セコムやアルソックなどのホームセキュリティを導入していると、ここに

 

  • 侵入者を確認して駆けつけてくれる(=犯行時の対応)

 

が加わります。

 

この3つで重要な順番は

 

抑止効果≧犯行時の対応>>>>>>証拠保存

 

と私は考えています。

 

まずは何もさせないことが一番。威嚇して空き巣や泥棒が帰ってくれるならこれほど良いことはありません。同じくらい大事なのは、何かあったときに駆けつけてくれること。空き巣や泥棒もこれだけ犯行はやりにくいです。

 

そして証拠保存としての防犯カメラの役割はそれほど重要ではないと考えています。だってこの時点で家が荒らされているわけですし、犯人が捕まる可能性が高くなるといってもお金など盗られたものが帰ってくる可能性は限りなく低いです。

 

ですから、「防犯カメラがあったら何かあっても証拠が残るから」なんて考えるのは間違いで、防犯カメラの役割として大きいのは抑止効果と犯行時の対応です。

 

ホームセキュリティと契約しておらず、防犯カメラのみを設置した場合、抑止効果を期待するのですが、ダミーカメラのように明らかに「これ本物じゃない」とバレるようなカメラには意味がないこともここまで読めば分かりますよね。

 

あと抑止効果として防犯カメラを働かせるなら、カメラは空き巣や泥棒から見やすい位置に設置して、「この家はセキュリティが高いですよ」アピールする方がいいでしょう。

 

今日の結論。

 

防犯カメラはアピールの意味では設置してもいいが、分かりやすい場所に設置して抑止効果を狙いましょう。

防犯対策を考えれば考えるほど、防犯には答えや終わりがないことが分かります。

 

かっこいい言い方をすれば、有名スポーツ選手がスポーツを極めるための求道者になるような感じ。いや、これはおおげさではなく、本当に考えに終わりがないのです。

 

「なんでこんなに考えるんだろう」と思ったとき、その理由として思いついたのは、

 

  • 犯罪が多様化していて、次から次へと新しい犯罪が生まれているから。分かりやすい例では、オレオレ詐欺がどんどん手口を変えていますよね。
  • 家族や家庭の状況が変わるから。家族が増えれば生活スタイルが変わり、守るものも増えて、守るべき状況も変化していきます。
  • 考えた防犯対策でも防ぎきれない犯罪があり、無力感がさらに自分を駆り立てるから。

 

この3つが大きかったです。

 

まあどんなに考えても空き巣や泥棒とのいたちごっこ。終わりのないレースになっちゃいます。

 

ところで、空き巣が一戸建てやマンション(低層階)に侵入するとき、

 

  1. ドアの鍵をピッキングで開ける
  2. ドアをバールでこじ開ける
  3. 窓ガラスを何らかの方法で割って解錠する

 

のどの手口が多いと思いますか?

 

実は1~3のどれでもありません。正解は無締り(無施錠)のドアやや窓から侵入するのです。無施錠とは鍵をかけていないこと。つまり防犯対策うんぬんは関係なく、鍵をかけていないドアや窓から侵入を許しているのです。

 

しかもその割合は約45%です。半数近くとは驚きの数字ですね。

 

セコムやアルソックなどのホームセキュリティを導入しても、鍵をかけてなかったら意味がないってことですね。

 

最強の防犯対策は人の心にあり。一人ひとりが防犯意識を持てば、防げる空き巣や泥棒はたくさんありますよ。

 

ホームセキュリティの導入を考えている人が必ず迷うのは、セコム(SECOM)かアルソック(ALSOK)、大手2社のうちどちらにするかです。

 

ここで簡単におさらいでセコムとアルソックのホームセキュリティの特徴を挙げてみましょう。

 

セコム

  • 日本の警備の歴史はここから始まった。
  • 長い経験やノウハウがある。
  • 業界最大手。
  • 契約者数No.1で圧倒的な実績。
  • 出動拠点が一番多い。
  • 一番有名。

 

セコムはいうまでもないですね。長嶋茂雄さんの「セコムしてますか?」は有名です。

 

アルソック

  • 最近急成長を遂げている。
  • 業界第2位。
  • 有名スポーツ選手が多く在籍し知名度が上がってきた。
  • コントローラーは業界最小でシンプルなデザイン。

 

アルソックは女子レスリングの吉田沙保里選手や伊調馨選手と契約してCMに起用してきました。その頃から一気に知名度が上がった気がします。

 

サービスではセコムに勝るとも劣りません。

 

 

それでホームセキュリティを設置している人の中でも、「セコムの方がいい」とか「アルソックの方が優れている」とか、優劣の論争があるわけです。

 

長年この業界を見てきた私の意見としては「まあどちらもいい」って感じで、正直どちらが優れているとか、そんなことは分かりません。

 

だってセコムを契約している人はアルソックを契約しないですから、同じ家で純粋に比べることはできません。だから優劣なんてつけられないが正解です。

 

あと空き巣などで緊急対処員が出動する案件も全く同じケースなんて存在しないですよね。もしどちらかの警備会社の対応が悪かったとしても、そのときもう一方の警備会社がもっと良い対応ができたかは分かりません。

 

「じゃあどうやってセコムかアルソックを決めればいいか」と聞かれることも多いのですが、それならこの2つを比較して考えてみてください。

 

【拠点数が多い安心感】

これはセコムが優勢です。「拠点が多い=出動して到着する時間が短い」ということですから。ただしこれはあくまで全国で平均をとった場合の到着時間ですから、アルソックの拠点の方がセコムより近くにある人もいると思います。

 

【費用】

あと比べられるものなんて費用くらいでしょう。

 

初期費用と月額費用を比べて、自分の家ならいくらなになるか見積もりをとればいいと思います。費用のバリエーションではアルソックの方が多いですが、自分の家を見てもらって実際に見積もりをとって比べた方がいいでしょう。

 

セコムでもアルソックでも安心できることには変わりませんよ。

ホームセキュリティっていろいろな機器が絡み合って、セキュリティ状態を保っているんですよね。たとえば私はセコムのホームセキュリティを設置していますが、セコムであれば

 

  • 窓やドアの開閉センサー
  • 人感センサー
  • コントローラー
  • 信号を本部に送る無線
  • 留守時のセキュリティをセットするスティックキー
  • 煙の感知センサー
  • 緊急非常ボタン

 

などがあります。

 

でも時々こんなことを考えることがあります。

 

「これらの機器って本当に正常に機能しているのか?」

 

だって機器が正常に機能していなかったら、設置していても全く意味がありません。塾に行かせてて安心していても、全く勉強していなかったら意味がないのと一緒です。

 

でもひとつ安心できる要素があって、それは毎月窓やドアの開閉センサーについては、毎月正常に動作するかテストしないといけません。

 

これがちょいと面倒なのですが、毎月ある時期になるとコントローラーのランプが点滅しだして、テストを促されます。

 

テストといっても、コントローラーのテストボタンを押して、あとは窓を開けて反応するかみるだけです。まあ全部の窓でしないといけないので、面倒といえば面倒ですが・・・。

 

でもこのテストがあるから、「あっ、セコムってちゃんと働いてるんだな」って分かるので、家や私たちの家族を守るという意味では本当にありがたいことです。

 

もうひとつ「セコムってちゃんと働いてるんだ」と思った出来事がありました。

 

子どもがセコムの非常ボタンを間違って押してしまい、セコムから連絡電話がかかってきたときです。しかもその時点で警察への通報を済ませており、もし何かあれば出動しますとのこと。

 

何かあったとき警察に電話する余裕ってないと思うんですよねぇ。それがボタンひとつで警備会社の人と警察が来てくれるのですからこれほど頼もしいものはありません。

 

機器は優秀でも検査は必ず必要です。

 

それは面倒でも自分たちの命を守るためなので仕方ないですね。

 

今日も家族の安全はホームセキュリティが守ってくれています。