大きな家の周りには防犯カメラが設置されていますよね。防犯カメラを見ると、「なんかこの家は厳重な警備がされている」と思ってしまいます。
実際防犯カメラが設置されていれば、防犯対策としてホームセキュリティには加入していると思うんですよね。それだけで空き巣や泥棒へのアピールになります。
でも一般家庭で防犯対策をするときに、防犯カメラってなんか仰々しい感じがして・・・・。
そもそも防犯カメラって意味があるのでしょうか?
防犯カメラを設置する意味は、
- 侵入者へのアピール・威嚇(=抑止効果)
- 犯罪の証拠保存
大きく分けてこの2つだと私は考えています。
セコムやアルソックなどのホームセキュリティを導入していると、ここに
- 侵入者を確認して駆けつけてくれる(=犯行時の対応)
が加わります。
この3つで重要な順番は
抑止効果≧犯行時の対応>>>>>>証拠保存
と私は考えています。
まずは何もさせないことが一番。威嚇して空き巣や泥棒が帰ってくれるならこれほど良いことはありません。同じくらい大事なのは、何かあったときに駆けつけてくれること。空き巣や泥棒もこれだけ犯行はやりにくいです。
そして証拠保存としての防犯カメラの役割はそれほど重要ではないと考えています。だってこの時点で家が荒らされているわけですし、犯人が捕まる可能性が高くなるといってもお金など盗られたものが帰ってくる可能性は限りなく低いです。
ですから、「防犯カメラがあったら何かあっても証拠が残るから」なんて考えるのは間違いで、防犯カメラの役割として大きいのは抑止効果と犯行時の対応です。
ホームセキュリティと契約しておらず、防犯カメラのみを設置した場合、抑止効果を期待するのですが、ダミーカメラのように明らかに「これ本物じゃない」とバレるようなカメラには意味がないこともここまで読めば分かりますよね。
あと抑止効果として防犯カメラを働かせるなら、カメラは空き巣や泥棒から見やすい位置に設置して、「この家はセキュリティが高いですよ」アピールする方がいいでしょう。
今日の結論。
防犯カメラはアピールの意味では設置してもいいが、分かりやすい場所に設置して抑止効果を狙いましょう。