子供部屋子供部屋のつくり方 | 酒井設計ブログ

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酒井利美
建築設計、確認申請、検査
民泊セカンドハウス

● 子供部屋のつくり方

家づくりでは、子供部屋を考えた設計と、子供部屋を考えない設計の2つのパターンが考えられます。


子供部屋を計画しない場合、又は、子供が1人なのか?、それとも、2人なのか?、それとも3人なのか?によっても、部屋の配置、向き、大きさ、形状、部屋と部屋のつながりなど変わってきます。

また、子供部屋を1階にするか2階にするかということなど、考えることはたくさんあることでしょう。

「これが子供部屋です!」

というような全国標準の決まった間取りというのはありませんが、私が実際に設計していて、これは基本的な考えになるなと思った、子供部屋のつくり方についてご紹介したいと思います。

子供部屋は、たいてい2階建ての場合には、80%ほど2階につくられるます。

子供の人数にもよりますが、たまたま私が設計させていただいて多いのが、子供が「2人」というご家族です。

現在はお1人の子供さんだとしても、将来のためにもう1つ子供部屋を用意しておきたい。

となるので、あらかじめ設計に入れて考えることがあります。

私も2人の子育てをしながら家づくりに取り組んでいるせいか、子育て世代の家づくりが多いように感じます。

私と出会う建築主のみなさんのほとんどが、子育てをしながら家づくりをされるというケースが多くなっているので、子育て話で盛り上がります。

子供は多い方がいいというご家族の場合と、1人で十分幸せだからというご家族に分かれます。

私が出会って来た建築主のみなさんは、子供が1人でも2人でも増えても大丈夫なように、子供部屋を1つの大きなワンルームにしておいて、後で間仕切りの家具や壁で仕切れるようにつくっておくことがありました。

また、2つの子供部屋を1つにした大きな子供部屋の場合には、2つのドアを設置しておきます。

子供の人数や性別によっても変わりますが、2つの子供部屋の間に共用部分となるように勉強が出来たりするスタディスペースを設けることもあります。

子供部屋をベットルームだけの専用の部屋にするかどうかによっても使い方が変わってきますね。

最近では、子供部屋をコンパクトにまとめ、家族で使える共用のスペースとして多目的スペースを設けるのも多くなっています。

子供をどのような環境で育てたいか?によって、家づくりの方向性やライフスタイル、そして、教育方針も決まって来るようになるので、子供部屋を考える際には、家族で話し合っておくと良いかもしれませんね。


■ 幸せな家づくりワーク

あなたの子供時代は、どのような住環境でしたか?

子供の頃の家族関係はどうでしたか?

子供とどのようなコミュニケーションをとりたいですか?

子供の教育方針はどのようにお考えですか?



思いついたことをこのブログにコメントとして記すか、
ご自分のノート等に自由に書き込んでみてください。

酒井利美