すっかり稲刈りもほとんど終わっています。
プロチョーネです。最近やたらとアライグマ、タヌキの轢死体をあちこちで見かけます。それだけ動物の移動が多い上、慣れない道路を通った際に事故に遭う確率も上がるでしょうから新しい場所への移動が盛んなのだと思います。例年轢死の様子を見ても、多いのは春先と秋のような気がしていますのである程度当っている気がします。
で・・・今週は移動が盛んなためか捕獲も多いです。
タヌキの。
月火曜連続で4頭(1頭は役所の人が対応しました)・・・。こんなにタヌキの捕獲が続いたことは記録を見てもなかったはずです。しかもみんな毛がフサフサ。下の2頭なんて最近捕獲が続いてる田んぼで同時に捕まったオスメスだったので夫婦なのではないかと思います。
今年この自治体ではタヌキの捕獲自体が少ないものの、例年は必ず疥癬症の個体がいるところ今のところ一頭も見てません。これもタヌキと移動範囲が被るアライグマがこの自治体内では減少しているため、その分タヌキの餌の取り分が増えたり、アライグマの体についていたダニに感染する機会が減ったために健康なタヌキが増えているのではないかと勝手に思っています(疥癬症の原因になるダニは不思議とアライグマにはほとんど感染しないようです)。
一方で、アライグマもしっかり捕まってますけどね。
ほぼ外周での捕獲ですがどれも季節相応に太った、5㎏以上の個体ばかりです。
アライグマ関連の講習などでも主に警戒されるべき時期は春先なのですが、この様子を見ると秋も自治体への侵入をしてくる時期だということは間違いないでしょう。結局一年中捕獲をしなければアライグマはすぐにやってきて繁殖してしまうわけです。