巨大アライグマの季節 | IDSアライグマ・ハクビシン・スズメバチ駆除日記

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ハチ・有害獣駆除担当のヴェスパ1号、アライグマ駆除担当の変人プロチョーネ1号、太ったネズミ駆除担当ムスムスクルスムスクルス初代 そして、ハクビシンのツヨシとヨワシの日常の奮闘ブログです♪
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 プロチョーネです。近頃ツキノワグマの被害が続発してますね。専門外なのであまり自信を持ってはいえませんが、ツキノワグマの中には人間の生活圏に定着し、そこで生まれ育った個体も増えてきているという話も聞いたことがあります。なので、「山で餌がなくなった動物が里に出て来てる」という見解はもはや時代遅れで現代の動物には通用しなくなってるわけです。

 「動物=人間の生活圏外に暮らしてる生物」という図式はもはや通じなくなっているわけでして、それを日本列島各地で体現しているのがアライグマというわけで、それに対処するのを仕事にしているのが私プロチョーネというわけでして・・・。

 

 で、今週も埼玉のあちこちでアライグマ被害に対応していました。

 数年前にもご依頼頂いた吉見町の方から再びアライグマが来ていると連絡が来たところ、許可をとって罠を設置して1週間。今週月曜に捕獲連絡がきました。

 まー、1歳程度のオスですね。慣れない土地に迷い込んできた印象です。この家には既に1ヵ月ほどアライグマの物音がしていたという話なので、元から来ていたのは、近頃寒くなってきたこともあって近所のより暖かいところからあまり動かずにいるのではないか、だからまだその個体が寒さに慣れるとやってくる可能性があると思っています。

 

 ほぼ同じ時期に依頼が来た加須の方も以前アライグマを捕獲したところでした。

 このように、敷地沿いに流れる用水路にアライグマの足跡がついていました。以前は建物の裏手に仕掛けてすぐに捕まってくれたのですが、

 今回は先手を打って用水路から上ってきたところにも罠を設置しました。どれほど効果があるかは分かりませんが、草で覆ってね。

 

 で・・・、今週はほぼ毎日ここへ行くことになりました。

 まず火曜日に猫が捕獲されたという連絡猫。この商売の敵です。早速逃がしたのですが、他に設置した罠もおかしい・・・。

 裏の扉が壊されてます。中からアライグマが無理やり引っ張り込み、ロックをしてる縦のバネつきの金具も引き抜いてやがる・・・ぼけー

アライグマ以外にこんな真似をできる生物は存在しません。今は秋でアライグマは餌を食べて巨大化豚していることもあり、かなり力のある個体がこのあたりを徘徊しているのは間違いありません。

 この場所と用水路沿いの罠を頑丈なものに取り換えたのですが・・・

 用水路沿いで本日ネコ捕獲の連絡・・・ぐすん

 おまけに

 猫が入る前にアライグマが来て餌を上から取り出してますねイラッ

 

 もう一つの頑丈な罠もよく見ると餌だけとられてる始末えーん

そして・・・ここには来ないだろうと思っていた裏手の罠が再び裏を壊されていました。

 罠の中に落ちていた糞にはおなじみの、米と柿の種と皮。このへんも田んぼだらけですからアライグマたちにとっては良い餌場になってるのは間違いないでしょう・・・。

 

 巨大アライグマとの対決は来週以降にも持越しです・・・。