今週は気温が下がったり地味に上がったりと落ち着かない気候ですが、それに紛れて急にアライグマが捕まりました。
自治体の外周のいつものところでまた季節にしては小さな幼獣のきょうだい。
先週タヌキが捕まった所でタヌキみたいな色したオス。結構凶暴でした。
そして・・・
遠くから見ても貫禄を感じるお方が・・・
人間が近づいても全く動じず遠くを見つめています。
正面に回ってもこっちに視線をやることもなく、この余裕大アリな奇妙なポーズを崩しません。ヴェスパさんは「捕まっちゃった~どっひゃー!」、友達曰く「お風呂入ってるみたい」♨みたいに感じて、僕は何とも言えない哀愁を感じたように解釈が分かれる絶妙な格好です。
両手をそろえて脇に置いてるのも笑えますし、大股おっぴろげていながら表情は愁いを帯びて見えたり、落ち着き払ってるように見えたりと鑑賞者によって違って見える優れた絵画みたいなアライグマでした。
まあ結局こうなってしまうんですが、90cm8.4kgと見た目通りかなり大きな個体でした。もう半年ほど連絡のなかった方の捕獲でしたので外部から侵入してきたのだと思いますが、やはり油断せずに罠を仕掛け続けていなければいつの間にか新たなアライグマが侵入してきて別の個体も続いてまた定着されてしまうのでしょう。アライグマたちがやたらと同じ自治体の別の場所だというのに同じタイミングで一斉に捕まることが多いことからも、やはり彼らには移動にある程度の同調性があるのかもしれませんね。