プロチョーネです。昨日は会社にもアライグマの手形がついていたことに気づいたんですが、今日は現場の方でも侵入されている家を見ることになりました。
1件目は(1件だけじゃないんですよ)2,3日前から廊下のライトの隙間から尿らしきものが垂れてくるとかいう話でした。電球の上に隙間が開いてますね。
で、上がってみれば明らかにこのへんだけ天井板が壊されてます。このへんからアライグマのションベン臭もしたので「いるな」と確信しました。
外周から見て、天井板が壊れて侵入口になっている場所がこの隅にあるので近づいてみました。奥の光が漏れている場所です。
そのすぐ下のところに板が開いて押入れの上の部分―天袋の中が見えてます。依頼者の人に「こういうところに住み着いて糞尿をするんですよ」と言いながら覗こうとすると
バッッと何かが飛び出してきました。黒と茶色の塊、そこまで大きくは無かったですが、間違いなくアライグマの色してました。
プロチョーネ「こういうところに住み着いたりするんですよ・・・(アライグマ飛び出す) ウォッ! ダァッ! いました!いました!」
みたいな感じで騒いでたと思います。そのまま天井裏の奥に逃げて行きました。写真も映像も撮影できなかったのが残念ですが、ひとまずここで深追いしても危ないので侵入口付近に罠を仕掛けて捕まるか出ていくかを待つとします。
このお宅からの依頼は初めてで、糞尿もほとんどなく尿を確認したのも数日前というお話だったので侵入して日は浅いはずです。家の方によると、この正面の竹林を伐採したのも数日前のことで、しかもその際に林の中がオシッコ臭かったという話でしたので、もしかすると林にいたアライグマが侵入してきた可能性はあります。この時期に家屋に浸入する場合は妊娠したメスの可能性が高いのでなおさら捕まえる必要があります。
ヴェスパさんに話したところこれまでにもライトの部分が壊されたり配線が切れたりした現場があったようです。おそらく光っているから興味で近づいてきて、直接つかもうと周りの板を壊しているときに興奮して尿が漏れたのではないか、と想像しました。結構彼らは捕まった時にも興奮したり恐怖したりすると尿が漏れることが多いんです。
2件目
で、昨日は家主の方が不在だったので改めて調査にやってきたお宅。ここは2つの家をリフォームして渡り廊下で繋げた形の家で、一見すると壊れたところは無いのにここ1ヵ月天井裏が「運動会」状態―動物の走り回る足音とチューチューという鳴き声がするとのこと。ネズミ対策のバルサンを大量に焚いても全く気配が消えないので役所に連絡をしたそう。
で、この渡り廊下の部分を調べてみるとすぐに分かりました。
床下の格子が外れてます。さらに
都合よくこの前にあった黒いトレイ?に明らかな5本指の足跡。小さいですがアライグマのものでしょう。
ということは、この家はアライグマとネズミが同居しているようだと推測できます。ハクビシンですとネズミも食べるようですが、アライグマにとっては素早すぎるので、あまり手出しもしていないのではないかと思います。ここも手形が小さいので1歳程度のメスが侵入しているかもしれません。ここも結果が楽しみです。
こうした明らかに現在形で侵入されてる家に行くのも久々でしたのでなかなか刺激的な日でしたよ。しかもどちらもこれまでに連絡が無かった家でしたので、アライグマの活動域が広がり、放置された空家、侵入される場所のある家がある限りこうした状況がいくらでも起こり得るのだと実感できました。
その分ヒトやペットと彼らとの距離も縮まってしまいますので危険度も上がります。皆様もお気を付け下さい。特に埼玉県の場合、彼らはどこにでもいますから・・・。
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