プロチョーネです。昨日閑散だとか言ったのですが・・・今日は急に3頭も捕獲がありました。それも、ハクビシン2頭にアライグマ1頭。さらに罠の設置依頼まで。この自治体ではハクビシンなんてほとんど捕まらず、冬なんてなおさら捕まった覚えもないんですが、それが同時2頭なんてことは記録を見返しても無かったと思います。
1頭目はかなり暴れたらしく、額の皮膚がすっかり剥がれています。その後もギャオギャオ吠え続けていました。
身長は85cmで体重は4.16㎏とハクビシンにしては重め。
2頭目はまだおとなしかったですが、こちらの方が体格がよく身長95cm、体重は4.68㎏でした。
どちらもメスで乳首も出ていたので子育て中だった可能性もあります。ハクビシンはアライグマのように決まった繁殖期も無いので1年中各々で出産子育てをしているので、さっぱり動向が読めないんですよね。アライグマなら最近書いているように、ある程度関係性などを推測できるのですが、ハクビシンは捕獲がそもそも少なく目撃情報もないのでさっぱりです。そんなわけなので注意深いであろう子育て中のメスが2頭も同時に捕まるなんて驚きました。
で、アライグマの方は昨日(https://ameblo.jp/ids-gaichu-h/entry-12560827615.html)書いた、姉妹が捕まったところで捕まったのですが、またもや同じ体格のメスでした。間違いなく3頭目の姉妹でしょう。さすがにもうメスは続かず、周囲をうろついていたオスではないかという予想をアライグマの多産ぶりはあっさりと飛び越えていきます。
この姉妹の母親として推測しているのが・・・9月の初めに捕まったとびきり太ったメスです。(https://ameblo.jp/ids-gaichu-h/entry-12524158630.html)これだけ大きければ何頭もの子供を産んでいても不思議ではないですし、このあたりにはあまり罠を設置してる従事者の人がいないのでその間をすり抜けて夏と秋の間暮らしていたのかもしれません。
そして、設置依頼があった家に行きますと、ここもミカンが食べられていました。
ここの度合いもすさまじく、以前見に行ったミカン農園のある山並みに食われています。おそらく複数の何かが来ているのでしょう。痕跡は確認し辛く、ハクビシンもアライグマも来ている可能性がありますのでどうなるか見ものです。カメラも仕掛けてみましたので、もしかすると年末前に連中がミカンを食べる姿を撮影できるかもしれません。
ともかくこれであと1週間で年末ですので年末前最後の週末を大切に過ごすとしましょう。