プロチョーネです。先日賢いアライグマに横から手を突っ込まれて餌だけ取られていた罠の様子をお伝えしました。
これに対策をして金曜日に巡回をしたのですが、今度は・・・
フックは動いてないにも関わらず餌だけとられていました(扉は僕が閉めました)。有害駆除業務を始めたころにはこの状況の原因がよくわからなかったのですが、今では分かっています。
以前同じところで同じようなことがあったので動体カメラを仕掛けてみたら撮れた映像です。映っていたのは小さくてわかりづらいですが、ネズミです。餌の袋に大胆に飛び乗っています。この時に映っていたのはこれだけでしたが、こいつなら罠の格子の間からも出入りできますし、好きにエサを食べることが出来るのでアライグマとはまたちがった形で罠を攻略してしまうのです。
ネズミは専門外なのであまり詳しくないですが、たぶんクマネズミではないかと思います。森の中に住んでいてこうして身軽ですからね。
これは6月に会社の外で出くわしたネズミですがどうやら尻尾が胴体より長いのがクマネズミの特徴みたいなのでクマネズミだと思います。なんでこんなのが会社のすぐそばにいたかって?会社に夜な夜な侵入しては電源コードを齧ったり飼育してる鳥の餌なんかを食べに来てたからです。害虫、害獣駆除会社のくせに会社にネズミに入られてしまうのが弊社でございます。まあ、一応対処はして最近はいなくなったようですが。
で、以前はネズミ捕りをアライグマの罠の中に入れてみたのですが
(上にアライグマ用の餌と、興味を惹けるかと思ってカラーボールを入れました)
数日後こうなってました。
ネズミ捕りはいったいどうやったらこうなるのか分からない形で宙に浮かび、壊されてしまいました。この時はアライグマが先に罠に突っ込んだのでしょうが、結局ネズミがいつ来るかもわからないし、こうしてネズミ対策をしてもアライグマに壊されるのでネズミ獲り作戦はこれ以降やってません。
山の中でもネズミに悩まされるとは思いませんでしたが、この感覚の方が異常かもしれませんね。それが当然であって、なんで街の中にネズミもアライグマもハクビシンもうろうろしてるのかという話です。これが現代、としか言いようがないです。