武田氏館(日本100名城) 2  重臣屋敷跡から大手門跡へ | みどりの木のブログ

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前回の続きです。

今回は重臣屋敷跡から大手門跡へです。

 

下図①付近です。

この入口は下図のように戦国時代

には無く、大正8年に武田神社が

創建した時に造られた参道です。

 

古府之図より引用

 

赤い線に沿って歩きました。

上が北のグーグル図です。

 

戦国時代の想像図です。

館の南側に家臣屋敷や城下町

がありました。

 

②のところには穴山氏の屋敷が

ありました。

 

②付近です。

穴山信君の屋敷跡です。

建物は信玄ミュージアムです。

 

解説板です。

妻が信玄の娘でした。

穴山氏は武田家の分家で、

東北に移住した南部家の

跡を領地としています。

穴山氏が武田氏から分か

れたのは十四世紀の中頃

で、武田信武の五男義武

が、巨摩郡逸見郷穴山村

に所領を与えられ、その

地の名をとって穴山を名

字としました。。義武は

父信武とともに足利尊氏

に仕え、南北朝内乱期を

北朝(足利氏)方に属し

て戦いました。しかし、

義武が穴山氏を興したと

いうことは「系図」以外

の確実な史料では確認で

きず、穴山氏は義武以前

に、すでに存在していた

既成の豪族で、義武はそ

の家(穴山家)を継いだ

ようです。子供が無いの

で、子供も孫も武田家か

ら養子として迎えていま

す。
 

武田家系図です。

武田勝頼の時に織田・徳川・北条

氏から、武田家が攻められた時に、

徳川家康に降伏して家臣になりま

した。勝頼に対しての不信感があ

り、こんな主人に仕えていられな

いと、穴山信君は思ったのでしょ

う。

しかし、1582年に家康と堺見物

をしていた時に、本能寺の変に遭

遇して、混乱の中で死去しました。

 

③から高坂弾正屋敷跡は

 

②から③方向です。

 

上図③付近の本丸南東角です。

カメラを少し右に回すと

 

下図③付近から見た

高坂弾正屋敷跡です。

民家になっています。

 

 

 

高坂弾正の解説板です。

大百姓出身ながら、信玄に認められて

使い番から重臣に出世した武将です。

山本勘助など牢人から出世した者も

いて、信玄は信長と同じような実力

主義者だったのでしょう。

「甲陽軍鑑」は高坂の甥である春日

惣次郎や春日家家臣大蔵彦十郎らが

高坂の口述を書き継いだという体裁

になっていて、武田勝頼や跡部勝資、

長坂光堅ら勝頼と側近に対しての、

「諫言の書」として献本されていま

す。

上杉家の御館の乱では、北条の頼み

で出陣したのに、景勝側に味方して

領地も貰ったので、北条家との仲が

最悪になりました。織田・徳川に加

えて、北条にまで攻められています。

高坂弾正が上杉家に同盟を頼んでも、

成立しませんでした。

武田が生き残るためには、織田家の

家臣になって臣従するしかなかった

と考えられます。

 

次に④から見た真田家屋敷跡は

 

④から見た真田幸隆屋敷跡です。

 

真田幸隆肖像画です。

出身は信濃小県郡の名族海野氏で、

武田と戦った海野平合戦でいったん

所領を失うのですが。信濃に侵攻し

た武田信玄に臣従して、旧領真田の

本城を回復します。以後も武田家の

信濃先方衆として活躍し、後の真田

氏の礎を築きました。

 

真田家家系図です。

 

彼は時勢に応じて、強い武将の家臣

となって生き延びました。彼の臨機

応変さが強みでした。

 

③付近から⑤方向です。

拡大すると

 


忠魂碑が③にあります。

陸軍大将一戸氏揮毫(きごう)です。

一戸氏は南部家出身ですから、甲斐

から東北に移住したのですが、甲斐に

も残った一族がいました。

⑤の大手門前が見えています。

 

 

今回はここまでで、次回に続く

 

追加で4年前の紅葉UPです。

 

 

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